『時空の網』
千種街道 桜地蔵にて
カミさんと雨乞岳に行く。
この山は、僕が初めて登山らしい登山をした山である。
その折は稲ヶ谷~雨乞岳~武平峠のコースだった。
会社の先輩に連れられて、訳も判らず無我夢中で登った記憶がある。
あれから二十数年を経て、再びこの山に登る。
久々の雨乞岳は、鈴鹿の山が鈴鹿らしい奥深さを感じさせてくれた。
そしてこの日は、この一年のご褒美を貰ったのような山行となった。
ツルベ谷道~ピークまでは不明瞭な道、急登、やせ尾根、深い笹尾根などバリエーション豊富な登山道が続く。
この本格的なタフな登りに、僕の山魂が奮う。
無風快晴、樹間から漏れる初冬の日溜まりは、急登にあっても心地良い。
以前綿向山から憧れをもって見たきれいな笹尾根に、時を経て今日その中にいる幸せを実感した。
下降路に使った千種街道は、昔の人の息づかいに触れる事が出来る歴史街道。
ゆったりとした時間の流れを感じながら歩を進めた。
低山の山登りには、飽きる事ない楽しい”旅”がある。
こんな”旅”は、僕の心に永遠の足跡を残す。
奥の畑谷 眺望
笹の尾根~綿向山
笹の尾根~雨乞岳
ピークで甘酒一献
杉峠の木立
千種街道 並木道の落葉した樹木達
「一反ぼうそう」と呼ばれるミズナラの大木
記録
山行 鈴鹿山系 雨乞岳
日程 2008年12月13日(土)晴れ
メンバー カミさんと二人
行程 東近江市甲津畑町岩ケ谷林道 渋川藤切橋~大峠~雨乞岳~杉峠~渋川藤切橋
標高差808m 距離14.5km 所要時間 約8.5時間
05:20 自宅発~東近江市甲津畑町
06:30 岩ケ谷林道 渋川藤切橋 路肩駐車
・新林道はこの先も延びているが、旧道(案内板あり)より入山する
06:45 入山(430m)
・未舗装の林道を行く
・水量豊富な藤切谷を横目に見ながら、立派に祀られた桜地蔵~鉄橋を渡っていく
07:50 ツルベ谷出合い(古屋敷跡)(600m)
・ツルベ谷道は荒れていて、不明瞭
・大峠から尾根まではかなりの急登
・主稜線に出るとシャクナゲトンネルのやせ尾根
10:00 樹林の尾根(1000m)
・ここからは、落葉樹に覆われただだっ広い尾根
・しばらく行くと萱原~笹原となる
10:50 清水の頭(1095m)
・後ろに綿向山~前に雨乞岳、その後ろに鎌ケ岳などが一望
・岩のある尾根より上部は、強烈なクマザサトンネル
11:50 雨乞岳(1238m)登頂
・低い薮に覆われた広いピーク
・280°ぐらいの展望を得ながら、ひなたぼっこランチ
12:50 下降開始
・静寂の杉峠~千種街道を行く
・旧跡を巡りながら、歩きやすい日溜まりの並木道を下る
14:05 大シデの木(660m)(蓮如上人旧跡)
・古屋敷跡まで戻って往路を辿る
15:25 下山
15:40 渋川藤切橋~帰宅
トレース図
千種街道 桜地蔵にて
カミさんと雨乞岳に行く。
この山は、僕が初めて登山らしい登山をした山である。
その折は稲ヶ谷~雨乞岳~武平峠のコースだった。
会社の先輩に連れられて、訳も判らず無我夢中で登った記憶がある。
あれから二十数年を経て、再びこの山に登る。
久々の雨乞岳は、鈴鹿の山が鈴鹿らしい奥深さを感じさせてくれた。
そしてこの日は、この一年のご褒美を貰ったのような山行となった。
ツルベ谷道~ピークまでは不明瞭な道、急登、やせ尾根、深い笹尾根などバリエーション豊富な登山道が続く。
この本格的なタフな登りに、僕の山魂が奮う。
無風快晴、樹間から漏れる初冬の日溜まりは、急登にあっても心地良い。
以前綿向山から憧れをもって見たきれいな笹尾根に、時を経て今日その中にいる幸せを実感した。
下降路に使った千種街道は、昔の人の息づかいに触れる事が出来る歴史街道。
ゆったりとした時間の流れを感じながら歩を進めた。
低山の山登りには、飽きる事ない楽しい”旅”がある。
こんな”旅”は、僕の心に永遠の足跡を残す。
奥の畑谷 眺望
笹の尾根~綿向山
笹の尾根~雨乞岳
ピークで甘酒一献
杉峠の木立
千種街道 並木道の落葉した樹木達
「一反ぼうそう」と呼ばれるミズナラの大木
記録
山行 鈴鹿山系 雨乞岳
日程 2008年12月13日(土)晴れ
メンバー カミさんと二人
行程 東近江市甲津畑町岩ケ谷林道 渋川藤切橋~大峠~雨乞岳~杉峠~渋川藤切橋
標高差808m 距離14.5km 所要時間 約8.5時間
05:20 自宅発~東近江市甲津畑町
06:30 岩ケ谷林道 渋川藤切橋 路肩駐車
・新林道はこの先も延びているが、旧道(案内板あり)より入山する
06:45 入山(430m)
・未舗装の林道を行く
・水量豊富な藤切谷を横目に見ながら、立派に祀られた桜地蔵~鉄橋を渡っていく
07:50 ツルベ谷出合い(古屋敷跡)(600m)
・ツルベ谷道は荒れていて、不明瞭
・大峠から尾根まではかなりの急登
・主稜線に出るとシャクナゲトンネルのやせ尾根
10:00 樹林の尾根(1000m)
・ここからは、落葉樹に覆われただだっ広い尾根
・しばらく行くと萱原~笹原となる
10:50 清水の頭(1095m)
・後ろに綿向山~前に雨乞岳、その後ろに鎌ケ岳などが一望
・岩のある尾根より上部は、強烈なクマザサトンネル
11:50 雨乞岳(1238m)登頂
・低い薮に覆われた広いピーク
・280°ぐらいの展望を得ながら、ひなたぼっこランチ
12:50 下降開始
・静寂の杉峠~千種街道を行く
・旧跡を巡りながら、歩きやすい日溜まりの並木道を下る
14:05 大シデの木(660m)(蓮如上人旧跡)
・古屋敷跡まで戻って往路を辿る
15:25 下山
15:40 渋川藤切橋~帰宅
トレース図