今日聴いたジャズ・・・
SCOTT HAMILTON・・・「枯葉～THE MAN PLAYS REQUESTED STANDARDS」
本作は、スコット・ハミルトン（ts）がデビュー以来、そのほとんどのリーダーアルバムを制作してきた
コンコード・ジャズ・レーベルの２０周年を記念して『スイングジャーナル』誌の読者からのリクエストにもとづいて
収録曲が決定された作品。これまでも多くのプレイヤーが名演を残してきた「枯葉」はリクエストがもっとも集中した曲の一つ。
ロンドンのトリオ、デイブ・グリーン（b）、アラン・ギャンリ（ds）、ブライアン・レモン（p）をバックに、レスター系
中興の祖ともいわれるスコット・ハミルトンの華麗なプレイを堪能できる。
真菜美夫人に捧げた「セタガヤ・セレナーデ」だけがオリジナルで、ほかは誰もが知るスタンダードで綴られている。
ハミルトンの演奏スタイルはデビュー当時とほとんど変わらないけれど、マネリズムに陥らず、年齢とともにテナーの音色がより深み
を増しているように思う。
１・枯葉・・・２・STARDUST・・・３・IT COULD HAPPEN TO YOU・・・４・IT NEVER ENTERED MY MIND・・・５・BERNIE’S
TUNE・・・６・EAST OF THE SUN・・・７・TIME AFTER TIME・・・８・SETAGAYA SERENADE・・・９・THAT’S ALL
１０・ALL THE THINGS YOU ARE・・・１１・INDIANA
スコット・ハミルトン（ts）
ブライアン・レモン（p）
デイヴ・グリーン（b）
アラン・ギャンリ（ds）
１９９３年８月 ロンドンにて録音
サンダーソニア（ユリ科）の花
