ルピナスとは、ラテン語でオオカミという意味。ヨーロッパでは荒野によく咲く花なので、荒野で生きるオオカミと関連づけて命名した。
荒々しい名前とは裏腹に、マメ科特有の蝶形花がたっぷりついた大きな花穂は、なんとも優美。
欧米では女性がとくに好む洗練された花。和名の、はうちわまめは、天狗の羽うちわに似た葉の形からつけられた・・・
マメ科
英名:LUPINE
和名:のぼりふじ はうちわまめ
花言葉:空想
今日聴いたジャズ・・・
BILLY CHILDS TRIO・・・「BEDTIME STORY」
本作は、1967年3月8日 アメリカ合衆国カリフォルニア州生まれ、作曲家、アレンジャー、ピアニストであるビリー・チャイルズ
のリーダー・アルバム。2000年リリース作品。ハービー・ハンコック・トリビュートアルバム。
彼の演奏は、ハービー・ハンコック、キース・エマーソン、チック・コリアに影響を受けている。
ジャズとクラシカルのジャンルでピアニストとして作曲家として彼自身の声を開発していき、色々な音楽家の影響を受けながらも、
常に自分の観念を持っていたという。
サポートする2人は、ジョージ・ムラーツ(b)、ビリー・ハート(ds)。どんな状況にも瞬時に対応できる優れた技術の持ち主であり、
ここでも、それぞれの個性を発揮しながら見事にチャイルズの魅力を引き出す役割を果たしている。
全10曲中、ハービー・ハンコックの曲は、6曲(2、4、5、6、8、10)でほかは、ビル・ウィザーズの名曲1、スティングの
幻想的なナンバー3、ウェイン・ショーターの「ナイト・ドリーマー」に収められたナンバー7、デューク・エリントンの9など、
選曲も魅力的な一枚。
「スピーク・ライク・ア・チャイルド」はハンコックが68年録音した名盤のタイトル曲。「トイズ」も同アルバムに収録されている
曲で、チャイルズはオリジナル・ヴァージョンを保ちながらも独自の世界を作り上げている。
「テル・ミー・ア・ベッドタイム・ストーリー」と「ジェシカ」は1969年にハンコックがレコーディングしたアルバム、
『ファット・アルバート・ロトゥンダ』に収められた曲で、前者は、ボサ風エイト・ビート・ナンバー。後者は瑞々しさにあふれた
美しいバラード。ここでも、チャイルズの表情豊かなタッチとアレンジが素晴らしい。
「ドルフィン・ダンス」と「処女航海」は、ハンコックの代表作、前者は、”処女航海”に収録された曲。
チャイルズは原曲を保ちながらも、力強く、幻想的で緊張感のあるインプロヴィゼイションを聴かせてくれる。
1・AIN’T NO SUNSHINE(消えゆく太陽)・・・2・SPEAK LIKE CHILD・・・3・FRAGILE・・・4・TOYS・・・5・TELL ME A
BEDTIME STORY・・・6・JESSICA・・・7・ORIENTAL FOLK SONG・・・8・DOLPHIN DANCE・・・9・SOPHISTICATED LADY・・・
10・処女航海・・・
BILLY CHILDS(p)
GEORGE MRAZ(b)
BILLY HART(ds)
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