今日聴いたジャズ・・・
KENNY BURRELL・・・「AT THE FIVE SPOT CAFE」
本作は、1959年に「ファイブ・スポット」で行われたライブ録音盤。
バレルの数多くあるライブアルバムの中で、最も熱く、ハードな演奏が収録された一枚として知られている。
メンバーには、ティナ・ブルックス(ts、1~4)、ケニー・バレル(g)、ボビー・ティモンズ(p、1~4)
ローランド・ハナ(p、5~8)、ベン・タッカー(b)、アート・ブレイキー(ds)という凄腕がそろっていて、
名前を聞いただけでも、ホットな内容が想像できる。
全8曲、バレルの熱く速弾きのギターもさることながら、アーシーなフレーズをくりだすボビー・ティモンズ、
また、「HALLELUJAH」でのアート・ブレイキーの長尺のソロが圧巻。
全曲が熱い演奏ばかりかといえばそうでもない。3、7でのケニー・バレルを初めとして皆が、曲に合ったプレイを聴かせる。
個人的には、冒頭、ガレスビーの「BIRK’S WORKS」がことさら気に入っている。
ブルーノート全般に感じることだけど、乾いた音色が好きでたまらない。
1・BIRK’S WORKS・・・2・LADY BE GOOD・・・3・LOVER MAN・・・4・SWINGIN’・・・5・HALLELUJAH・・・6・BEEF STEW
BLUES・・・7・IF YOU COULD SEE ME NOW・・・8・36-23-36
1959年8月25日録音
矢車草