今日聴いたジャズ・・・
MICHEL PETRUCCIANI TRIO・・・「ESTATE」
本作は、36歳の若さで亡くなったフランスのジャズ・ピアニスト、ミシェル・ペトルチアーニの20歳にも満たない時の作品。
FURIO DI CASTRI(b)、ALDO ROMANO(ds)と綴るトリオ編成。
ペトルチアーニは、先天性疾患(骨形成全症)障害を克服して、フランス最高のジャズ・ピアニストと評価されるほどの成功を収めた。
その独自性の強いスタイルは、ビル・エヴァンスらの影響を受けており、一部ではキース・ジャレットとも比較される。
全7曲の中には、ペトルチアーニが2曲(4、5)、、ドラムスのアルド・ロマーノも2曲(1、7)提供しており、また、
エヴァンスの2、チャールス・ロイドの6、などを取り上げている。
ペトルチアーニの作品を聴いてみると、体が不自由なことは微塵も感じさせない明るく快活な曲調のアルバムが多い。
本作も然り、「ESTATE」の他はベース、ドラムスと共に良く歌っている。
1・PASOLINI・・・2・VERY EARLY・・・3・ESTATE・・・4・MAYBE YES・・・5・I JUST SAY HELLO
6・TONE POEM・・・7・SAMBA DES PROPHETES
MICHEL PETRUCCIANI(p)
FURIO DI CASTRI(b)
ALDO ROMANO(ds)
1982年3月29、30日、4月16日、5月5日録音
ロシアンオリーブの赤い実