マカロニペンギンの健忘録

特にテーマを決めているわけじゃないが、私が気になったことを書いていく予定です。

LEDの照明器具の調光装置を自作する

2015年05月06日 | 電子工作
概要
俗に蛍光灯が一般的だった時代が終わりLEDと変わりました。
40W2灯用逆富士型蛍光灯器具いわゆる「逆富士」で通っていた名称もLED時代には形も変わり「ベースライト」という名称が一般的になりました。

我が家の子供の部屋の2段ベット風ロフトの下が暗いのですが、明るさの調整が微妙だということで調光付きのLEDベースライトをつけようと思いました。当然ながら照明器具だけでは調光ができず、別途調光装置が必要です。しかし、メーカー製の調光装置は値段が高い。
そこで電子工作で何とかならないかと考えたのが今回の企画です。

注意事項
しかし、お断りをしておかなければならないことがあります。

当然ながらこの記事を読んで同じものを作ってみようと思われることは大変結構なことですが、自己責任でお願いいたします。
それからもっと大切なことですが、この記事を書いている時点で実際にLEDベースライトで動作を試せていません。

試せていない理由はLEDベースライトを間違えて購入してしまったからです。
読者の方に同じ轍を踏まさないためにも間違えた理由をここに書いておこます。

私の場合、蛍光灯換算で20W1灯用タイプのベースライトを買いました。
本来購入しなければならなかった蛍光灯器具は
三菱電機製 組み合わせ形名 MY-L215030N AZH(ライトユニットEL-LU21503N AZH + 器具EL-LHL20700)ですが、
実際には私がAZHというところを未記入で発注してしまったため、電材屋さんで一般時な方のAHTNの記号が補填され 
三菱電機製 組み合わせ形名 MY-L215030N AHTN(ライトユニットEL-LU21503N AHTN + 器具EL-LHL20700)
が来てしまいました。
開封前に気がつけば返品もできたのでしょうが、調光ができないことがわかってから型番が違うことに気がついたのでかなりの後の祭りでした。


とりあえず作ってみた
ArduinoのPWM機能を使います。ArduinoのPWMの出力は5V、ベースライトのPWMの入力信号は10V前後らしいのでトランジスタで増幅します。



int analogPin = 3;
int pwmPin = 3;
int val = 0;

void setup() {
}

void loop() {
  val = analogRead(analogPin);
  analogWrite(pwm Pin, val / 4);
}


とりあえず動かしてみた

実際は

このようになります。

簡易ですがオシロスコープで見てみました。
Arduinoの出力はきれいなパルスだったのですが、トランジスタを通した途端に汚いパルスになってしまいました。
原因は二次側に接続されていないからだと思われます。


早めに今あるLEDベースライトの行き先を決めて、新たに調光付きLEDベースライトを購入して試してみたいと思います。