去年3月末でバイト先での職務が終了しました。
それから1年もの間、職選びに迷いまくり仕事に就けませんでした。
この1年間何をしていたのか、ざっと語って見たいと思います。
今の仕事に不満をお持ちの方。
これから就職活動しようと思ってる方。
身の回りに就職活動で苦戦している人が居る方の
参考になればと思い、書きます。
わたしの職歴を簡単に。
高校卒業後、建築設備業を正社員で働いてました。
佐賀に越してからの約7年間は、職業訓練校、無職、アルバイトと
まともな仕事に就けずにいましたが自由な毎日を楽しむ生活でもありました。
当然収入は無い、少ない時期が殆どでボランティアと貯金で食いつなぎました。
まあ。
正直、社会人としてだらしない生活でしたね。
しかし。
借金や親からの援助無し(当たり前ですが)に生活してましたから、
なにも後ろめたい事はしてません。
さてさて就職の話しに戻ります。
ハッキリ言ってしまえば
佐賀での生活は、企業にとっては「ブランク」と取られて当然です。
東京に居た頃の仕事に戻ろうと思っても7年も職を離れてしまっては
思い出すにも少し時間が必要です。
でも、どの会社も「即戦力」を求めてきます。
「明日採用したら、即図面を書いて、書類作れる人が欲しい」
という企業が殆どです。
3ヶ月位仕事をすれば感覚を取り戻せると思うのですが
企業は、首を縦に振りませんでした。
わたしもそれは、当然だなとも思います。
3ヶ月勉強の意味で働かせて貰えそうなアピールポイントが無いと。
そう思ってましたから。
佐賀での生活。アルバイトを望んでいた訳ではありません。
正社員雇用を求め、再就職に使えそうな国家試験を受けてました。
職業訓練校の関係で
第1種電気工事士
第2種電気工事士
去年の8月には
甲種1類消防設備士
を受け取得しました。
建築設備関係には有効な資格なんですが
年齢と経験無しで結局、九州では就職出来なかったんです。
両親の体調不良もあり、東京で就職するしか無かったですね。
全く違う仕事に就くことも考えましたが、
やはり建築設備の職歴が15年、学校も資格もあるので
捨てるには勿体ないなと。
そうは言っても、
東京でも状況は変わりません。
ブランクが有ることは変わりません。
どう自分をアピールするか。
佐賀での生活をブランクとせず前向きに台本を作りました。
「無職期間は、老人介護のボランティアをしていた」
「仕事を探しながら、国家試験に挑戦した」
「アルバイトでは有ったが、会社員時代には経験出来なかったほどの
多くの人と出会い接客の楽しさを知った」
などと、自己PRに盛り込みました。
それでも「即戦力」を求める企業には、どうにも歯が立ちません。
そんな八方ふさがりでどうにもならない時、
フェイスブック右脇にCMがぺったり張り付いていて、
そのCMが就職活動に関するものだったんです。
その名は
「はたらいく」
迷いましたが、今の自分にはこれしかないなと。
「人柄登録」しました。
履歴書、職務経歴書では書けない
「自分らしさ」を書けるスペースが多いんですね。
「仕事に対する考え」とか「休日の過ごし方」などを書くんですよ。
そして登録。
その後、自分のやりたい仕事の会社を探すと、出てきました。
この会社、「イイね!」ボタンのような「はたらいく」ボタンが有って
それをクリックすると、わたしのPR文書が見られるようです。
匿名でね。
わたしの年齢や職歴を見て納得の上で、企業からも「イイね」
(「はたらいくボタン」ですが)を頂きました。
その企業は、「社会貢献活動、ボランティア活動」を積極的にやっている
企業だったので、佐賀での生活を認めてくれた様に思えました。
2月末の話しです。
3月1日に正式な履歴書、職務経歴書を郵送。
1週間後、書類選考が通り、7日に「面接を」と電話が有りました。
面接日は13日。
1週間後です。
それまで、「適性検査があります」と聞いていたので勉強してました。
2時間の面接とテストが有りまして
更に1週間後に内定を頂きました。
就活が長引いている方、何か一つ資格を取って
「はたらいく」登録してみてはいかがですか?