今日は新しく保護した犬がシェルターに来ました。
雑種の15歳ぐらい、名前は「コジロー」と言います。
様々な事情があり、保護する判断をしました。
とても穏やかで、15歳にしては元気だなという印象があります
優しい雰囲気が、昨年虹の橋を渡ったエルくんにそっくりです。
血液検査の結果はまだ来ていませんが、ノミダニやフィラリアもなく、健康です。
穏やかで、かわいいこじろーくん、これからよろしくね!
昨年プーを保護した時にも書いたことですが、私たちは何でもかんでも保護してくれる便利屋ではありません。
保護依頼があった人たち、一人ひとりと個別に話し合い、できるだけその人が終生飼養できる道を探し、それでも終生飼養できないと判断した方のみ引き取りを行っています。
今回、とても強く感じたのは、人間の福祉と動物愛護の結びつきがものすごく強いことです。
人間の福祉が行き届いていないところに動物が終生飼養できない事情が発生する事案が多いです。
もっと早く人間の福祉機関がこのおうちに入っていてサポートできていれば、こじろーも飼い主のおうちで最後まで飼うことができたと思います。
詳しいおうちの事情はここに書くことはできませんが、これまでに保護した子たちも同じようなことを思ったことが何度もあります。
先月までパブリックコメントを募集していた県の動物愛護管理推進計画のなかには、何度も「福祉関係機関と連携して」という言葉が出てきますが、早急に取り組むべきことだと思います。
まとまりのない文章になってしまいましたが、動物愛護の問題は、動物を保護すれば解決するのではなく、何で保護しなければいけない事情になったのか、どうすれば終生飼養できたのかまで考える必要があります。
人の福祉と動物愛護の両機関がしっかりと連携して、これ以上悲しむ動物がいなくなるようにできればいいなと思います。
こじろーくんのリードを持って少し走ってみたら、喜んでぴょんぴょん走ってついてきてくれました。
きっと遊ぶのが好きな子だと思います。
SORAの新メンバーになったこじろーくんをよろしくお願いいたします