孤島の迷宮

日本国の自由と繁栄を願うブログ

戦争法案という印象操作

2015-07-16 12:26:04 | 政治
集団的とはいえ自国防衛がどうして戦争法案なのか?この辺がまったく理解できませんね。
集団的自衛権を何か勘違いしている人が反対派には多いように感じます。
日米同盟についてもあまり理解していないようにも感じますね。

戦争法案なんて本気で作ったらそれこそお金はかかるし世界中が黙ってる訳がない。
でも反対しているのは日本の領海を侵略している中国だけだ。この時点で
何かおかしいのではないかと思わないのでしょうか?

自衛権を否定する反対派は侵略者に対してまさか無抵抗を貫くつもりなのでしょうか?
自衛隊で充分だと言ってる人も、一国だけで防衛できると本気で思ってるのでしょうか?
アメリカ抜きで防衛をやるとなると数十兆というとてつもない金額が
かかるのですけどそれを日本国民で負担できると思ってるのでしょうか?核武装にしても
実戦配備までにとてつもない時間がかかるので現実的ではありません。
またスイスみたいに国土を焦土化してまで戦う意志が日本にあるのか?といえばそれは
無理でしょう。

となると核を持ち衰えたとはいえ、いまだ強大な軍事力を持つアメリカと連携するのは
現実的な話でしょう。
問題なのは日本の国益に関係がない戦争に日本が参加するわけにはいかないという事です。
この辺の判断は憲法に任せるのではなく日本国民が託した日本の政治家が法律に基づき
判断すべき事なのです。
とはいえ今の法案でも不充分なところはあるのでいずれにせよ、今後の議論に
期待したいところです。

一番重要なのは軍事力を否定した平和外交とやらですべて解決できる訳ではない
という事です。それは世界の現実を見れば当然の事ですね。もちろん
やたらに軍事力だけに頼るのもかえって情勢を悪化させる事にも繋がります。