孤島の迷宮

日本国の自由と繁栄を願うブログ

ゴルフ批判は意味がない

2014-08-21 11:57:03 | 政治
広島土砂崩れ 首相「政府一体で救助指示」 ゴルフやめ急遽帰京(産経新聞) - goo ニュース

今回の災害対応で
一番大事なのは指示がどれだけ正確で速かったかだと思う。
それと橋下市長が言ってるように組織がしっかり機能していたか?というところも
重要なところだ。

今回はそれはきっちり行えているように思えた。だが民主党を中心とした野党は
ゴルフ批判に矛先を変えている。俺はこれは中身のない批判だと思っているし
こういう批判はそもそも意味がないと思う。そもそもゴルフはその時にたまたま
やってたというだけの話でその後は切り上げて官邸に戻っている。

そもそもこういう災害はまずは自治体が対応するのが先だという事。自衛隊は自治体の
要請なくしては簡単に動けないという事も知っておくべきだろう。

一国のトップが過剰に干渉したり、現場にいきなりくる方が俺は迷惑だと思うし
過去にそういう事で混乱した経験が我が国にはあるだろう。誰とはいいませんが(怒)

だからこそ防災担当大臣というポストを置いて状況の把握やその後の対応を
スムーズに行えるような体制を作ったのではないか?担当大臣を差し置いて
総理がどんどん前のめりでやる方がかえって不安になる。

総理が地方の災害で独自の指示を出す事については慎重になるべきだ。
こういうのはマニュアルに沿って指示をして後は現場に任せた方がよっぽど現場がいい仕事をする。
パフォーマンスで仕事やってますという対応の方が頭にくるね俺的には。

災害に素人なやつがああしろこうしろで成功したというのは聞いた事がない。
リーダーシップってそういう事じゃないと思う。総理が陣頭指揮をとる時は
国家存亡の事態がおきた時だろうよ。

むしろ問題にすべきなのは都市計画の方ではないか?
ああいう災害がおきやすいところに住宅地を作るなら行政はそれなりの対策をするべきで
あった筈。

一部、野党は大災害があっても国土強靭化をばら撒きと批判するが、こういう災害に弱いところを
どうするべきかをきちんと日頃から議論すべきではないか?

集団的自衛権にも共通するが未曾有の大災害や戦争などの有事の際に無駄な言い争いとか
慌てて法案を審議する方が
よっぽど危ないという事をいい加減、政治家は学んだらどうかと思う。これは与野党問わずだ。

それでもイデオロギーだけで批判ばかりする連中には
さっさと政治家を辞めてもらいたい。