オカシのキモチ

日々の昼ごはんとお菓子作り、
そして休日は散策という名の食べ歩き。
食いしん坊夫婦の備忘メモです。

日帰り旅行(山梨編1 名建築に途中下車)

2012年05月16日 | ├ 北陸/甲信越
少し遡りますが...
お得な切符を使って山梨へと日帰り旅行をしてきました。




▲高尾駅にて乗り換え...しばしテツオになります(笑)

いつも通り、特急電車に乗らずにノンビリな旅です...




▲車窓から富士山が見えました

前回の「長野県湯田中」、前々回の「千葉:マザー牧場」では散々な天候での始まりでしたが、今回は晴天に恵まれた幸先いい出だしでした。





ここからしばらく各駅停車で一時間半(おしりが痛いです)程度でしょうか、いくつかトンネルを抜けて辿り着いた第一スポットは...




▲駅プラットフォーム

山梨県は甲斐市竜王新町に立地する「JR竜王駅」

なぜ駅かと言うと、この駅舎含め周辺整備を設計したのが彼の「安藤忠雄」氏だからです




▲独特な天井の形状です

ワタクシが建築探訪が好きとあって、妻がセッティングしてくれました。
ありがとうございます。




▲改札口

安藤忠雄氏と言えば一建築家であると同時に、関西地方ではもはや“文化人”と呼ばれる域です。

東京都内だと「表参道ヒルズ」の設計が有名ですが、大阪を初め、西に向かうと彼が設計した建物は要所要所に散在しています。

学生の頃は長期休みになると、建築探訪に一人で出かけたものです




▲南北自由通路

駅周辺の開発地域のほとんどが宅地とあって、眺望を邪魔するものは何もありません。





ガラス張りの回廊からは、遠く背景に南アルプスと八ヶ岳、そして富士山までもが望めます。

ここは居心地がいい回廊です。

なぜ、この地に彼の設計した駅舎があるのかは...分かりません






全景の撮影は難しかったのでありませんが...
現地で感じたことは“カタチ”に圧倒的な力強さがあるということ。






▲南口ロータリー(通称:富士山ゲート)

彼の設計は“カタチ”を消して周辺環境と共存させるデザインが代表的ですが、
こういったアイストップ・ランドマークになるような力強いカタチを前面に押し出して、地域からの求心力を得る方向性も得意ですね。

わざわざ途中下車した甲斐がありました。




▲南北自由通路より

それから、竜王駅は山梨県唯一の貨物列車の発着駅だそうです。




▲北口ロータリーから(通称:昇仙峡ゲート)

目の前をゆっくりと貨物列車が通り過ぎる様は圧巻でした...
(ワタクシはテツオじゃないんですけど)



この後の予定はコミュニティバスを利用して巡回でしたが、待ち時間が長いので電車で颯爽と移動しました。





因みに今回の旅の始まりも“おにぎり”でした。

これで食欲に火が付きました...




(つづく)



【過去の記事より →今年の旅日記[千葉マザー牧場編][長野県湯田中編]

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