オカシのキモチ

日々の昼ごはんとお菓子作り、
そして休日は散策という名の食べ歩き。
食いしん坊夫婦の備忘メモです。

夏の京都・大阪2011その13 新しい伝統

2011年08月05日 | ├ 東海/関西
▲江戸時代から明治時代まで石鹸のことを「しゃぼん」と呼んでいたそうです

2泊3日の『夏の京都・大阪2011』旅行、最終日の続きです。

いよいよ旅の終わりが見えてきました...

帰りの電車まで残り僅かですが、時間一杯楽しもうと思い、ランチに訪れた六角通り沿いの『ガスパールザンザン』から程なく歩いて、『京都しゃぼんや』に足を運びました。

京都と聞くと、その土地柄故に伝統ある店舗が多い中、“新たな京都の老舗”を目指して“手作り石鹸”のお店を立ち上げたそうです。

こちらは、読んで字のごとく石鹸を販売するお店。
“Made in京都”にこだわって、1点1点“手作りの石鹸”と入浴剤「なごみ湯」を中心に、世界の珍しい石鹸やバスグッズなどを取り扱っています。

流しで“しっとり”する試用石鹸で手を洗ってみたところ、ホントにシットリしてビックリしました。
不純物がない自然素材ってスバラシイです。
改めて実感...





その手作り石鹸と同じではありませんが、店内では石けんの手作り体験が出来るということで早速挑戦してみました。

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*石けん手作り体験 20分 500円/人

*下記をお店で準備してくれます
1.石鹸素地(50g)
2.紙コップ
3.色づけ用の貝粉末
4.アロマオイル)
5.作業用スティック

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石鹸作りは簡単です。
石けん素地に好みのアロマオイル・貝粉末を加えて混ぜ混ぜ、型に流して固めます。
たったこれだけでオリジナルの石鹸ができてしまいます。





それから、町屋を改装した店舗の奥に向かうと、何と“足湯Cafe”があるのです。

手作り石鹸が固まるまで、京の風情を感じる町家空間で一休みすることにしました。




▲一度利用すると手ぬぐいが付いてくるので、次回に持参すると割引になるそうです

ウェットシートで足を拭いてから、いざ入浴?!...
そう言えば、一昨年に訪れた嵐山駅にも、足湯がありました。

暑い時に熱い湯に浸かっているのにキモチいいなんて不思議...
旅の疲れが吹っ飛びそうです。




▲テーブルにはアイパッドや本があって、まったりできます

そもそも足湯は足を温めるという、簡単且つ効果的な健康法と言われています。
(体温が高いと免疫力が高いのと似ていますね)




▲この“呼び鈴”で店員さんを呼びます

足湯セットメニュー(1,000円)は足湯(20分)と手拭いの他にドリンクが一杯セットになっています。

湯に浸かり、ジトーっと汗が噴出してきたところで有りがたいですね。





▲冷やし飴は、材料に麦芽水飴を使っているため、ビールか麦茶を思わせるような褐色半透明


自分は“冷やし飴”を飲んでみました。

冷やし飴は麦芽水飴をお湯で溶いて、風味や香りを付けるために生姜の搾り汁を加えた飲み物で、関西地方では縁日の屋台、お好み焼き店やうどん・そば店、茶店、喫茶店でお馴染みのようです。
麦芽を使っているだけに素朴ながらも独特な甘みが疲れたカラダを癒してくれました。

妻が飲んでいた“野菜焙煎”珈琲はもっと独特な珈琲でした。
御土産に買えばよかったかな





卓上にあった金時生姜がトッピングしてみたら、更にカラダがポカポカしてきました。

あっと言う間の20分でしたが、浸かり過ぎもよくないので、ちょうどいい設定時間だと思います。





で、手作り石鹸が完成しました。


▲クマとかじゃなくて、恐竜を選ぶセンスがワイルドだよなぁ...

恐竜の型で仕上げていました...妻が

水を連想する色が石鹸ぽいですね。





自分は“お菓子”っぽい型を選んでみましたが、ドラゴンボールみたいです(笑)

友禅染体験に比べると僅かな時間でしたが、共に実用的な旅の思い出品ができました。
これだけ小さい石鹸だと、持ち運びが楽ですね。




僅かな時間でしたが、京都の風情を感じる町家での一時...
ココロもカラダもほっこりして、“シアワセ”なキモチになれました






さて、残すは夕飯と御土産を買って電車に乗るだけ...
次回で最終回の予定です。

(つづく)

【過去の記事より →一昨年は嵐山で足湯と友禅染体験をしました[夏の京都8 更に嵐山を散策
]

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