創作料理「すなふきん」の部屋 (南紀地磯・鮎釣行記)

南紀田辺市で居酒屋をやっています。夏は鮎釣り、冬場はグレ釣りと
食材仕入れにせっせと南紀の地磯へ通っています。

11月10日、いそぎ公園裏

2016年11月11日 | Weblog
…。

…。

…。

ご無沙汰しております。(笑)

実は昨日、お客さんから「すなふきんさん、最近ブログ上がってないですよね、釣りに行ってますか?」
と突然声を掛けられました。
男前のお客さんとべっぴんさんのカップルですが、
いつも大崎や五平に行かれるとのことで、たぶん大崎で何度かお見かけしましたよ、とのことでした。
いつもいつもへたくそな釣りの内容と文章を見て頂いているとは
恐縮しきり、これは何とかブログも再会せねばと思い立ってパソコンを開きました。

7月頃より止まっていたブログですが、そろそろ何か記事を投稿しないと、
「すなふきんは、大崎の左手高場から転げ落ちて、上り潮に乗って、
今頃大阪湾に浮いている」

だとか、

「日置川で流され、黒潮に乗って、今頃太平洋に浮かんでる」

だとか、言われかねないので、そろそろ記事をあげるべく、
パソコンの前に座ったしだいです。(笑)

家の事で、いろいろありまして、今年は8月以降もあまり鮎釣りに行けず、
秋のイガミ釣りもなかなか行けずで、ついついブログの更新がおろそかに
なっていました。

この秋は10月19日に、初のイガミ釣りへ名人Iさんと出かけたのが、
磯釣りシーズンの始まりです。



椿のテダカですが、朝一にアタリはあったものの、後半はいいところなし。
坊主で開幕の日を終えました。





二回目は10月24日、いつものチャボ公園裏へ。
これも名人Iさんと連れだって出かけましたが、またもやこれも
何にも掛からず。



そして10月26日に、今度は大崎へ。
名人Iさんは、フカセですがえさ取りの猛攻。

こっちはイガミ狙いですが、音沙汰なし。
Iさんに刺し餌をもらってズボ釣りで派手な魚を一匹のみ。



11月2日はチャボ裏へ単独でイガミ狙い。
しかし、またもや音沙汰なし。(泣)



…。

さすがにブログを更新するも材料がなく、
滞るのも無理はなし。(笑)

で、本日11月10日、単独で再びチャボ裏へ。

今回はさすがに釣果の上がっていないイガミ狙い以外に、1.5キロのオキアミも持参、
イガミが幸薄ければ、フカセに切り替える予定。

7時過ぎにチャボへ着くと一台も車が止まっていない。
前回もそうでしたが、最近チャボは釣果があまり良くないのか…。
嫌な予感も走りますが、とりあえず用意して磯へ下りていきます。



いつもの左手、先端へ入り、さっそくホンダワラをセットして第一投。
仕掛けは5Bのフカセ用のウキで、即フカセに切り替える事が出来るようにしています。

1時間ほど流してみますが、まったくアタリはなし。
今日で五回目、もういいかげん、辛抱が切れてきました。
「イガミとシラミはおったら喰う」と言われるぐらいなのに。

1時間で見切りを付けて、フカセにチェンジ。

ここは、磯の真ん中に小さなワンドがあって、そこに当たった潮が
沖へと伸びていき、沖の潮と当たって潮目が出来ます。
その辺りがねらい目。
以前なら磯際にわんさと30センチ前後のイサギが付いていて、
おみやげが出来たのですが、ここ2~3年はほとんど顔を見ていません。

撒き餌を巻くと、案の定わんさをえさ取りが。
カゴカキダイやチョウチョウウオ、ミニグレやなんやかや飛び出してきます。

磯際に撒き餌を打ち、沖に仕掛けを入れて、餌の残るところを探し、
沖へ出て行く撒き餌と合わせるようにイメージしながら、
流していきます。

最初にヒットしたのはイズスミの子。(キットウ)



次はオヤビッチャ。



なんやかやと掛かってきます。

辛抱強く仕掛けを入れていると、竿三本ほど先の潮目でウキがすーっと入っていきます。
合わせると乗りました。
これは上品な引き具合。
寄せてくるとしっぽが白い。
抜きあげたのは28センチほどのグレ。



やっぱりフカセはいいなぁ。
グレ釣り、おもしろい。(笑)

続いて、竿にどんと乗ってきたのは、26センチのグレ。
これは続くかと思いきや、またもや餌取りの猛攻。

しばらくして、ウキに変化が。
ゆっくりゆっくり入っていきます。
見えなくなるまで辛抱して合わせると乗りました。

がっつーん、で竿をのされかけます。
必死で耐えて、動きが止まった、さぁこれから反撃開始、でぷっつん。

…。

いやいや、でも楽しいなっと。(笑)
これがあるから止められません。

仕掛けを張り直し、同じポイントで同じようなアタリ。

今どここそは取る!

が、竿先を叩くアタリ。

浮いてきたのは35センチほどのアイゴ。

続いて、同じサイズのアイゴ。

とはいえ十分引きも堪能出来ました。

そのうち、潮がたるんできて、反応が鈍くなりゆるい下り潮になりました。
そこで、またもやイガミ釣りにチェンジ。
とはいえ、休憩がてらで針は5号のグレ針のまま。
ウキだけ5Bに変更で流していきます。

今日は名人Iさんは笠甫でイカ釣り。
電話をするとヒラメが掛かってきて、目の前でアジをはき出されたー、と
残念がっています。
と、そのとき。
なにげに見ていたウキがすーっと入っていきます。

片手で竿を持ち合わせてみると、ご~んで乗りました。
いよいよ、イガミの登場か?
重量感はありますが、あまり引かない。
浮いてきたのは45センチのイガミ。
なかなかのサイズです。



これに気をよくして、続けます。

そして二匹目。



これでイガミの呪縛から解き放たれました。(笑)

その後、満潮に近づき、足下が波を洗い出したので12時で納竿。

ようやく釣りらしい釣りを満喫出来ました。



そろそろフカセも本番を迎えます。
またぼちぼちブログも更新していきます。
よろしくおつきあいのほど、お願い申し上げます。



7月26日、日置川ダム下

2016年08月01日 | Weblog
前回のダム上、近露ではずいぶんいい目をしましたが、
さてさて、ダム下はどんなものか…。

高速も延びて、自宅からいつものオトリ屋さんまで30分ほどで行けます。
1年ぶりにおかみさんに挨拶して、どこがいいか聞くと、
鹿ノ瀬で一昨日に50~60匹釣れたとのこと。
う~ん、行ってみたいけど、釣り荒れてるかなぁ、と思いながら、
ここへ来るまでに、鹿ノ瀬誰も入ってなかったし…。

結局鹿ノ瀬へ。(笑)

久しぶりのポイントですが、ずいぶんと細かい石が入って、荒い感じが
なくなっています。

とりあえず、瀬の頭からオトリを送り込むと、

ぐぐん、とすぐに反応。
竿で溜めて抜きあげたのは17センチほどのきれいな鮎。



続けて、すぐに二匹目。
そのまま対岸に向かって、オトリを差し替えながら
3匹追加。

まだ20分も経ってないのに、こりゃ何匹かかるのかな、と思いきや、
瀬を釣り下りますが、まったく反応がない。

丁寧に探りますが、なかなか反応がなく、こんなときに限って、
やっとこさ掛かったと思ったら、ばれる。

結局瀬尻まで釣り下りますが、3匹ばらして1匹も取り込めず。(泣)

時間も2時間近くが経っていますし、残り時間もあまりない。
もとの瀬の頭に戻り、どうしようか、しばし思案。

で。

水深の浅い瀬肩の鏡で、鮎が時折跳ねていたので、
だめもとでサラの養殖オトリを泳がせてみます。
最近、引き釣りばかりしていたので、泳がせは久しぶり。
川に座り込み、姿勢を低くして竿を立て、ゆっくりと泳がせていきます。
竿半分ぐらいの所で、目印がぶるぶるぶるっとふるえます

ん、まさか掛かった?

これが、掛かってるんです。(笑)

ぐいぐいと竿を絞り込む気持ちのいい匹具合。
座ったまま抜きあげたのは18センチの真っ黄色の鮎。

オトリを変え、手を離すと、今度は目の前で掛かります。

うそ~ん。(笑)

そこからはほぼ入れ掛かり状態。
水深が浅いので、野鮎が水面まで跳ね上がって飛びついてきます。
鮎の姿はあまり確認できないのですが、追い気満々の鮎がそこら中にいる感じです。

こんな時は、案外、根掛かりしてポイントをつぶしてしまいがちですが、
根掛かりもなく順調に数を伸ばしていきます。
気が付けば、1時間弱で15匹。
空中バラシも3匹あったので、まさかこんな浅い瀬肩の鏡で
いい目をするとは夢にも思いませんでした。
型も16センチから20センチまで型そろい。

う~ん、今年の日置川はダム上もダム下も十分楽しめそうです。


7月21日、鮎釣り三日目

2016年07月21日 | Weblog
さて、鮎釣りも連続三日目。

かなり体がだるい…。(笑)

いつもなら解禁からゆっくり暑さに体を慣らしていけますが、
さすがにこの暑さの中、いきなり三日連続は辛いなぁ。

しかし、それでも行きます。(笑)

昨日付けておいたオトリ鮎を引き揚げ、しばし思案。
カッパ橋下流か、小原か…。

いろいろ悩んだあげく小原に決定。



なんとここも貸し切り。
こんなに掛かっているのになんで人がいないんだろう…。

プール横から車を川に降ろし、準備してからポイントを確認します。
車を降ろしたのは右岸ですが、右岸側のヘチにいい石が並んでいます。
川を切って左岸にわたり、少し上流に上がったポイントで竿を出してみます。



水深は浅く、ぎりぎりオトリが届くか届かないかまで下がって、
ゆっくりとオトリを送り込みます。

すぐに竿先からアタリが伝わり、少し竿先でオトリを引き上げてやると
「こつん」と掛かりました。
難なく抜きあげたのは12センチほどのこぶりの鮎。

う~ん。ここもこのサイズか…。

いやいや、贅沢を言っては行けません。掛かるときに掛けなければ。
静かに、ゆっくりとオトリを引き上げながら数を伸ばしていきます。
今日は時折曇り空で、日差しは昨日より柔らかい。

平瀬を一通りやってみて12匹。
こうなったら型が欲しい。
上流の段々瀬に行ってみます。

大きな岩がごつごつとしたポイントで結構立ち位置が難しい。
一番型の良さそうなオトリを岩の裏の波立ちに沈めてみます。

すぐに「ごん」と大きなアタリ。
がばれる。

すぐに逆バリをセットして同じ場所へ。

しばらくして、「ごつん」で掛かります。
少しましな15センチほどの鮎。

が、後が続かない。
いろいろ試してみますが、2匹追加のみ。
型はまぁまぁですが、数が伸びないなぁ。

小原で粘ろうかと思いましたが、ポイント移動でカッパ橋下流へ。

以前は車で橋の下流へ行けましたが、川が変わって土手が削られ、
橋の下、橋脚の横から降りなければならなくなっています。

右岸と左岸に川が分かれて、一つになったところから瀬が続きます。
その瀬の終わる瀬肩から、オトリを入れていきます。

左岸のヘチを引っ張り上げると、「こつん」ですぐに1匹。



サイズは上流よりちょっとマシ。
オトリを変えて同じ筋を引っ張り上げて、すぐに2匹目。
こんな感じで順調に数を伸ばしていきます。
サイズは20センチジャストもあり、ここはアタリポイントかも。

今日は泳がせるより、引っ張り上げる方が鮎の反応がいい。
ちょっとした前アタリがあれば、すこし止めて誘ってやると
必ずと言っていいほど掛かってくる。

が、三日目で疲れもあるのか、釣りが雑になっているようで
バラシが多い。
空中バラシでもう5匹を超えてる…。(泣)
水中でのバラを含めると10匹近い。おまけに引き舟から1匹脱走するし。(笑)

それでもプチ入れ掛かりもありながら、3時間強で小原の釣果と併せて
35匹。



バラシがなければ余裕で40匹超え。
1日やっていれば、かなりの数が掛かったかも。

こんなに釣れているのに、釣り人は見えず。
いったいどうなってるの?(笑)

さて、さすがに明日は金曜日でお店の予約もあるので釣りは
いったんお休み。
週明けには、すでに20センチ前後が数釣れるダム下へ
行ってみる予定です。

















7月20日、鮎釣り二日目

2016年07月20日 | Weblog
さて、昨日に引き続いて、近露へ。
天気も良く、昨日浸けて帰った鮎も元気いっぱい。
さっそく、鮎を浸けて帰ったカッパ橋上流の同じ場所で始めます。



オトリを昨日掛かった同じポイントに送り出すと
すぐに掛かります。
型はやはり小さめ。
アタリもかなり小さく、前アタリの後に少しオトリにアクションを
付けてやると、「くくん」と掛かってきます。



この瀬も昨日と同じ貸し切りです。
ここはと言うポイントをどんどん探っていきます。

順調に数を伸ばして行き、1時間で10匹になります。
もうずいぶん前に近露で良く掛かったシーズンがありますが、
その時の感じに似ています。
あの時は「もしかして天才?」と大きな勘違いをして、
良くシーズンには思い知らされたっけ。(笑)

昨日、あんまりやっていなかった、上流側のチャラ瀬にオトリを
入れてみます。
ゆっくりゆっくり、オトリに気を遣いながら引き上げてやると、
ここでもぽろぽろと掛かります。

ついつい釣りに夢中になって、水分補給を忘れがちですが、
この暑さでは、熱中症になってもおかしくない。
時折休憩を入れながら、スポーツドリンクを口にして、
今日も3時間までと決めて釣りを続けます。

一通り、下から上までやってみて、2時間半で今日は
23匹。



うーん上出来です。型には不満は
ありますが、
取り込みや、オトリの操作のいいリハビリになりました。

さて。

明日も来る予定。(笑)
明日はカッパ橋下流か、上流の小原へ行ってみようかな。

7月19日、今シーズン初の鮎釣り

2016年07月19日 | Weblog
あんまりいい目をしなかった磯のグレ釣りシーズンが終わり、
ボクにとっては、釣りの端境期に入り、ブログも放置したまんま。
時折、キス釣りに出かけたりはしていましたが、
好調と言われた割には、ボクの出かける時だけ潮が悪いのか、
まったく釣れず。

そして待ちに待った鮎釣り解禁日。

…。

持病の腰痛が…。(泣)

すっかりよくなるのに、一ヶ月、鮎釣りを辛抱していましたが、
ホームグランドの日置川の情報はあんまりよくなく、
しかも、新苔→大雨→川真っ白→新苔→大雨、のサイクルで
あんまり掛かっていない様子でした。

まぁ、のんびり行くかと、出動の機会を待ちながら、
ようやく、7月19日、初釣りとなりました。

まずは日置川上流の近露で様子を見ようと、いつものオトリ屋さんへ。
おかみさんが出てきて、状況を聞くと、ようやくまともに掛かりだしたとのこと。
週末の連休で鮎釣り教室を開いたけど、初めての人でも半日で10匹掛けた
人もいるとのことで、おかみさんいわく「腰痛出て、ちょうど良かったんちゃう」(笑)

とりあえず、実績のある温泉前へ。



なんと貸し切り。
そんんなに釣れているならもっと人がいても良さそうなのに。



養殖のオトリをセットして色の良さそうなチャラ瀬のヘチにオトリを泳がせます。

天気は梅雨も明け、快晴。
風もなく、絶好の鮎釣り日和。
やっぱりいいなぁ、鮎釣りは。

と、すぐに「こつん」と小さなアタリ。
竿をたてると鮎が付いています。
なんなく引き抜いたのは12センチほどの小さな鮎。



とりあえず、今年初の鮎をしげしげと眺め、
ようやくボクの夏が始まったなぁ、とつくづく思う。

オトリを変えて、同じポイントへ。
そのままゆっくりと引き上げて行きます。

また同じようなアタリで二匹目。
サイズも同じようなもの。
こりゃ、数は釣れるけど型が厳しいなぁ。

川は貸し切りなので、ここ、と言うポイントをどんどん攻めて行きます。
引き釣りでぽろぽろと追加。
が、型は変わらす。

こうなると贅沢なもので「小さいのはもういらん!」
と型ねらいに走ってしまいます。
時間は1時間ほど経っていて、引き舟の中には5匹。
少しポイントを変えて、川幅の狭まった瀬の中にオトリを入れてみます。

「ぐぐん」とちょっとこましなアタリで掛かってきたのは
ようやくましなサイズの16センチのきれいな鮎。



が、後が続かず1匹追加のみ。

ここで場所移動。

なんせ、暑い。
解禁当初からなら、序々に慣れていきますが
いきなりこの暑さは堪える。
今日は三時間と決めて集中して釣ることに。

カッパ橋上流のトロ瀬に入ります。

際のヘチをねらうとすぐに1匹目。
やはり型はこぶり。

が、残り1時間しかありませんが、ぽろぽろと追加していきます。
釣り下りながら、やや川幅の狭まった水深のある瀬の中へ
オトリを沈めると、今日一番のアタリ。
ぐいぐいを竿を締め込みながら、引き抜いたのは、
今日一のサイズ、18センチ。

また、筋を変え、竿の角度を変え釣り上がり、
1時間で10匹追加で合計17匹。

まぁ初日正味2時間半でこれだけ掛かれば十分楽しめました。
ただ、サイズがなぁ。
場所によってはいいサイズが潜んでいるポイントもあるかも。
また明日も来るので、オトリを川に浸けて帰ります。

さて、今シーズンはどうなることやら。
鮎釣りが始まります。

2月23日、磯釣り25回目、すさみ地磯、クエジ

2016年02月24日 | Weblog
白浜近辺は14度台にまで下がっていて、
とてもじゃないが、魚が掛かる気配はない。
こうなったら南下しかない、とすさみ地磯クエジへ。

車を止めて、海岸沿いを歩きますが、ここはポイントまでが遠い。
もくもくと歩いてポイントに着くと、誰もいない。

…。

もしやこのあたりも釣れてないのか…。

貸し切り状態でいつものポイントにピトンを打ち込み、
仕掛けを準備しますが、



凪に近いかなぁ、と思っていたら南からの結構なうねり。
道具を置いているのは2mほどの高場ですが、
一段降りたピトンを打ち込んだ場所近くまで時折波が駆け上がってきます。
それも、定期的に、海面がどーんと低くなったかと
思ったとたん、波がどーんと押し寄せる、いわゆる
おしりがむずむずする怖さのうねり。(笑)



しばらく注意をしながら仕掛けを入れますが、
うねりが来ると、右手の小さなワンドで跳ね返ったサラシで
目の前真っ白、おまけに道糸が沖へ一気に持って行かれて、
仕掛けごと一気に沖へ。

うねりが収まって仕掛けを入れますが、刺し餌はまったく変化なし。

そのうち、うねりが少しずつ大きくなって来ている感じ。
潮はまだ下げの段階ですが、どうも気持ち悪い。
うねりでまともに仕掛けも入れられないので、
南側のワンドの入り口に移動します。



これが正解で、しばらくすると道具を置いていた
2mほどの場所まで波が駆け上がってきていました。
危ない危ない。
一人での釣行は用心が肝心。

で、肝心の釣りの方は、昨日の白浜よりもひどく、
刺し餌はまったく変化なし。
しかもこのポイントもうねりの影響で仕掛けが落ち着かず、
撒き餌を合わすのも一苦労。

…。

やはり今日も心折れました。
今日も餌を持ち帰りです。(泣)
ほとんど撒き餌を打っていないので、
海水を吸ってふくれた重い撒き餌をまた背負子に積み込んで、
車までの長い 距離を歩く羽目に。
まるで何かのトレーニングでもやってるような感じ。

ちょっと水温が上がってこないと、しばらくは厳しい状況ですね。
連続丸坊主の幸薄く、情のない海に、それでも
通うのはいわゆるツンデレ状態でしょうか。(笑)

3月に入ると確定申告が待っているので、
釣行は後1貝回か2回。
最後にグレの顔を見ることが出来るか。

…。

無理っぽいなぁ。(笑)


2月22日、磯釣り24回目、白浜大崎

2016年02月24日 | Weblog
ここ最近の幸薄い海に、今度こそは海の神様がほほえんでくれるであろう事を願って
今回は白浜大崎へ。

8時前に大崎を覗くと、高場に一人だけで、
本命ポイントの千畳敷寄りは誰も入ってない。



こんな時間なのに、やはり最近釣れてないのかな?
そういえば、チャボ公園も車は軽トラ一台だけ。
う~ん、不安がよぎる。(笑)

さっそく、道具を持って磯へ降りていきます。
風もそれほどなく、曇り空、少し濁りも入って、
とても良い感じ。
(最近、良い感じなのに釣れていませんが)



道具を用意して釣り開始。
3ヒロから始めます。

潮は緩やかな上り潮。
波気もあって良い感じ。

が。

刺し餌をまったく触らず。

4ヒロ、5ヒロと棚を落としていきますが、
まったく刺し餌を触ってくれない。

そのまま1時間が経過。

そして2時間が経過。

…。

辛抱たまりません。(笑)

千畳敷先端も今日は釣り人の姿は見えません。



そのうち釣り人が二人やってきます。

「どうですか?」

「まったくあきません。」

…。

後から来た釣り人と二人並んで竿を出しますが、
やはりまったく刺し餌を触らず。

そのうち、潮が少し押してくるようになってきました。
すると、二度ほど刺し餌をかじられたり、吸われたりしだしたので、
潮変わりで何か来るか、と思いきや、
隣の釣り人にイガミが掛かっただけで、
何にもドラマは起きず。

…。

もうやけになって、仕掛けを放り込んで、
お茶を飲んで休憩していると、
竿先がぐんぐんとしなってる!!

なんじゃそりゃ。(笑)

あわてて合わせを入れて、竿で寄せに掛かりますが、
千畳敷方面にぐ~んと道糸が伸びています。
引き具合も、どーんと重量感があるのみ。

…。

こりゃたぶんあれでしょ。
うんうん、たぶんあれ。(笑)

ゴミ袋を引っかけたような重量感で寄せている途中に
「ふっ」と軽くなり針が外れました。
まぁ、間違いなくボラですね。(泣)

ジョウモンもまったく竿が曲がってる感じななし。

…。

心折れました。
撒き餌はたっぷり残っていますが持ち帰ることに。

磯から上がるとちょうどジョウモンの釣り客も上がってきていて、
どうでしたか?と声を掛けると、
「まったくあかんわ、底物師が50㎝ほどの石鯛を釣り上げたけど、
グレは朝からまったく上がってない。」とのこと。

う~ん、やはり急激な水温の低下が原因かな。
こうなったら明日は、南下して少しでも水温の高い場所へ行ってみよう。
そろそろ釣りの神様もほほえんでくれるかも。(笑)

2月17日、磯釣り23回目、イコギ地磯へ。

2016年02月23日 | Weblog
前日、釣り仲間のN君からメールで釣りのお誘い。
仕事の関係でどうなるかわかりませんが、何とか合流しますと返信。

翌日、N君から連絡があり、大崎に行ったものの、爆風で釣りにならずで、
場所移動を検討中とのこと。
それなら、イコギの地磯なら風裏でいいかもと言うことで、
イコギに場所移動、現地で落ち合うことに。



幸い、人はおらずポイントは選び放題。
風も気にならず、波気もあって良い雰囲気。



今日は水曜日なので、釣り仲間のなすびんさんもどこかでやってるはず。
電話をすると、

「今、椿のテダカですけど、風がきつくて厳しそう」

「こっちは良い感じですよ」

「う~ん、検討します」

とのことでしたが、しばらくしてなすびんさん登場。(笑)
3人並んで一緒に釣ることに。



しかし。

雰囲気はいいものの、まったく餌を触らず。
棚を落としても、たまに少しかじられるか、身を吸われてるかで、
一向に状況は変わらず。

N君もなすびんさんも同じ状況。
天気も良く、波気もあって良い感じなのになぁ。

しばらく休憩して3人で地磯談義。
しかし、無料の高速道が伸びたおかげで、
結構、串本方面の地磯にも気軽に行けるようになりました。
田辺湾内に近い白浜地磯は、水温の影響を受けやすいので、
寒の時期は、やっぱり、より黒潮の影響を受けやすい串本方面の地磯の方が、
釣果が望めることもあるので、助かります。

さて、その後も状況は変わらず、こっちは仕事があるので一足先に
磯を上がります。



お二人のその後は、それぞれのブログでご確認下さい。

なすびんさん→「気まぐれちょい釣り日誌」
N君→「遙か彼方へご招待」

う~ん、しかしほんまに釣れません。
たまに、良い潮にあたればぱたぱたと釣れますが、
続きませんね。

次回は白浜大崎の予定。
そろそろすかっとする釣りがしたいなぁ。

磯つり22回目、2月12日 白浜チャボ公園裏

2016年02月14日 | Weblog
前日に釣り仲間のN君からメールあり。
N君→「遥か彼方へご招待」

「金曜日に釣りに行きますが、一緒にどうですか?」とのお誘い。

行きたいのはやまやまですが、最近仕事の終わりが遅く、
なかなか朝が起きられない…。

「仕事の都合でなんとも言えませんが、いけそうなら連絡します。」
と返信。

で。

…。

N君からは「チャボ公園にいます」とメールが入りましたが、
案の定遅くなり、メールでこっちは気にせず行って下さいと返信。

さて、朝起きるのも遅くなり、どうしようかと思案。
まぁ、とりあえず道具を積んでいってみますか、と白浜へ。

N君に電話を入れると、
「朝から餌もとられません…。」とのこと。
磯まで降りて様子を見に行くと、降りてすぐの高場で
竿を出しています。



周りもまったく竿は曲がっていないとのこと。





一度、ぶちぎって行ったやつがあったとのことですが、
たぶん、サンコかイズスミとのこと。

う~ん、厳しいか。
べた凪かと思いきや、若干波気もあるし、風もなく
暖かくて、釣り日和。
せっかくだし、やってみるかと車まで戻り、道具を持って
再び磯へ。

今日は中潮で、2時ごろが底だったような。
それまでやってみることにします。
いつもは波があると水没する高場の左手の磯に乗ります。



撒き餌を撒くと、どうやら上り潮。
これはちょっと期待が持てるかも。
状況からしてかなり渋いようなので3ヒロからゆっくりしもらせていきます。

しばらくして仕掛けを回収すると刺し餌がかじられています。
潮は結構いい感じで上っていきます。
ちょっとやる気が出てきました。(笑)
とはいえ、渋い状況は変わらない。
なかなか刺し餌をさわってくれません。

20mほど沖にきれいな潮目ができていて、おまけに上り潮。
なんでこれで釣れないのか、不思議なくらい。

ウキが見えなくなるまでしもらせて行くと、
竿先にこつん、とアタリ。
あわせると乗りましたが、小さい。
あがってきたのは小さな磯ベラ。



まぁ、生体反応を感じられただけでもやる気が出てきますが、
磯ベラが掛かるときは案外底潮が冷たいときが多い。
辛抱して仕掛けを入れ続けます。

刺し餌は相変わらず、5~6投目に一回ぐらいは
かじられているか、たまになくなっている感じ。

棚を5ヒロまで落とします。
ウキに反応があり、すーっと入っていくので合わすと乗りましたが、
これも小さい。
ガシラ。



N君も厳しい様子で、ベラが釣れたのみ。



う~ん、いい潮の流れなのに、やはり水温が厳しいか…。
でも夕方の一時、地合いがありそうな雰囲気。

棚を4ヒロに戻し、仕掛けがなじんでウキがしもり出します。
す~っとウキが入ります。
見えなくなったところで合わせ。

「こん」と乗りました
ん?これも小さいかとリールを巻きだすと、
「ご~ん」と急に重みが増します。
うそ~ん、とあわてて対応しますが、
あろうことか、一気に磯際へ突っ込んできます。
竿先に抵抗感がなく、道糸の巻き取りが追いつかないほど。
そのまま足元の根に突っ込まれて、身動きせず。(泣)

…。

油断しているとこんなもんです。
千載一遇のチャンスが…。

気を取り直して再開。
最近、気を取り直すことが多いような…。(笑)

が、そこからドラマは起きず、最後に磯ベラを追加して終了。



う~ん、竿をしまう頃から、南よりの風で波気も出てきて、いい感じなのになぁ。
N君に、絶対、夕方地合いが来るから、がんばってみて、と敵討ちを頼んで
磯をあがります。

さて。

お店で仕込みをしているとN君より電話。

「へダイいりますかー?」

どうやら、夕方の地合いはあったようです。
もちろん頂きます。ヘダイはチヌに似た感じですが
とても美味な魚。

さて。

お店にN君登場で、持ってきてくれたのは
42センチの立派なヘダイ。
さっそく捌いてお造りに。
N君も満足そうにヘダイをアテに生ビールで乾杯です。
ヘダイの他にも70センチほどのヒラスズキも釣ったようで、
やはり辛抱に適う魚なし。
本命はあらわれませんでしたが、満足そうです。

やっぱり、予想通り夕方の一時が良かったようですね。
うらやましいなぁ。

週末は大荒れの天気。
月曜日はまだ、無理かなぁ。
しかし、暖かくなったり、寒くなったり。
妙な気候です。
海の中も、おんなじなのかな?(笑)

2月4日、磯釣り21回目、白浜大崎

2016年02月05日 | Weblog
前日の効率の良い釣りに気をよくして、翌日は名人Iプロと大崎へ。

…。

ところが…。

いつものごとく仕事が遅くなり、とても起きられませんでした。

…。

いつもいつもすみません、Iプロ。(泣)

それでも、今日は風落ち。
絶好の釣り日和のはず。
iプロから、「愛人宅で寝過ごしてんのかー?」とメール。(笑)
いやいや、釣りの方が大事ですから。

で。

大崎に着いたのはもう10時を大きく回っています。
荷物を持って磯へ。

千畳敷寄りには、三人釣り人が入っています。



高場に名人が一人。



ジョウモン寄りの水道でイガミ釣りのおいやんが一人。
Iプロの隣に入らせてもらいます。



Iプロ情報では、千畳敷寄りのポイントでグレが上がってるとのこと。
Iプロは木っ端のみとのことですが、
波気もあって良い雰囲気です。
さっそく準備して釣り開始。

タナを2ヒロ半に設定、少しずつウキをシモらせて、タナを探ります。
何投目かに、ウキがスピードを速めて入っていきます。
合わせると乗りました。

が、がんがん叩く。(笑)
結構引きますが、海面まで浮かすと30あるなしのアイゴ。



アイゴ大好きのIプロに進呈します。

今度はIプロの竿が大きく曲がります。
どうやら青物の様子。
右へ左へと走り回る青物を見事な竿さばきで寄せてきます。



上がってきたのはマルソウダ。

こちらも、沖の潮目に遠投してみると、竿先をひったくっていきます。
沖で掛けたので、ジョウモン方面に走り出し、仕方なく糸を出しながら、
Iプロと場所交代、何とか寄せてきてタモで掬いますが
やはりマルソウダ。

竿はなんなりと曲がるんですが、やはり本命が欲しい。
高場からワンドの奥の平場に移り、仕掛けを入れてみます。
足下から起き向きに伸びていく潮筋に乗せて流していると、
ウキがすーっと入っていきます。
合わせると「がつっ」と一瞬乗りましたが、
すぐに針外れ。

う~ん、食いが浅いのか…。

同じ潮筋でまたもや同じようなアタリ。
合わせを入れると乗りました。
今度こそ取る!
結構締め込みますが、あんまり大きくないけれど、
まさしくグレの引き。
海面を割って出てきたのはちょっと黒っぽいグレ。
タモで掬って計ると31㎝。



後から来て本命ゲット、ほんまにすみません、Iプロ。(笑)

さl、これで気を良くして釣りを続けますが、
ウキが瞬殺で竿先をひったくっていくのはまたもやマルソウダ。
腕が疲れます。

Iプロは、何時の間にやら平アオサを取ってきて、
海苔グレ狙い。
どんなものかなぁ、と見ているとなんと大きく竿を曲げています。
おぉ、これはと期待してみていると、残念良型のイガミ。
でも、アオサでちゃんと魚が食ってくるの見ると、
一度真剣にやってみようと思います。

さて、時間も少なくなり、集中して釣りを再開。
ところが。

始めに言いますと…。

なんと4連続バラシがこの後待ちかまえていたとは…。

一発目は、仕掛けがなじむ前にウキがシモっていくので、
潜り潮に入ったのかなぁ、とウキが見えなくなるまで待っていましたが、
反応がないので合わせてみると、なんと乗ってる!

「ぐぐぐーん」と上品な引き。
グレの感じです。
竿で溜めてさぁこれから巻きに掛かろうとした瞬間に
「ふっ」と軽くなります。
すっぽ抜け。
チモト周りも傷もなく、イズスミやサンコではなさそう。

う~ん、でもまだ余裕。(笑)

すぐに撒き餌を打ち、再開。
またもや、同じようなアタリ。
今度はさっきより少し待ってみます。
が、ウキは見えなくなっているのに、竿先には乗ってこない。
道糸も動きはなさそう。

…。

竿先で聞き合わせ。

「ごん」

なんと乗りました。
手応えはグレっぽい。
足下まで寄せてきて、さぁこれから、という時に、
「すぽん」で針はずれ。

…。

思わず、「あほー」と叫んでしまいます。(笑)
う~ん、原因はなんだろう。
針のフトコロが広がったわけでもなく、
5号の針ならそんなに大きくはない。

…。

気を無理矢理取り直して再開。(笑)

どうも今日のアタリは、仕掛けがなじむ前に、
ウキごとシモり出し、見えなくなるまで待っていないと
合わない。
今回も同じようなアタリ。
少し、待っていると今度は向こう合わせでいきなりどん!
と竿先に乗ってきました。
強烈なアタリです。竿をしっかり溜めたところで、
道糸が「ひらひらひらー」

…。

こんな時に高切れ。

しかも、ウキパラソルは前日買いに行ったものの、売り切れで
まだ手に入れておらず、前日に続いて、1800円のウキが、
流れていくのを指をくわえて見てるだけ。(泣)

やはり、2号の道糸はかなりメンテを考えておかないと
劣化も早く、傷も付きやすいのでボクのように、
時間は半日でも釣行回数が多い場合は、早めの交換と
10mほど糸を切っていかないと厳しい。
毎回、糸は切ってはいるんですが…。

気を取り直すことなく再開。(笑)

もうだめもとで仕掛けを流していると、
今度はグレらいし綺麗なウキ入れ。
前アタリの後、すーっとしもって行きます。
合わせ。
「ごん」で乗りました。
今度は取ってやる!

が。

リールに手をやったとたん、「ふっ」と軽くなりました。

…。

またもやすっぽ抜け。

「○×△□◇●◎▼!!!!!!!!!!!!!!」
思わず海を呪い倒しました。(泣)

ここで時間終了。

…。

疲れました。

本当に。

こんな疲れる釣りも久しぶり。

針によっては、バネのように、フトコロが開いて戻る
難物がごくたまにあるので、折れるならまだしも、
すっぽ抜けた時は、針を疑って変える方がいいと聞いたことが
ありますが、4回目は針を交換したばかりだし…。

まぁね。

二日続けていい目は出来ないってことでしょう。
一応本命を一匹釣ってるしね。(負け惜しみ)

さてさて。
気が付けは2月で残りあと一月ほどでしょうか。
何とか40オーバーを釣り上げないと。
ちょっとペースを上げて磯へ通うつもりです。

辛抱に敵う魚なし!

てか、もう辛抱たまりませんが。(笑)

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