キング牧師 最後のスピーチ
ベートーベン・ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
キングが、アメリカ社会に与えた影響は計り知れないほど大きいものがあります。
彼は、「全てての人は平等に造られている」というアメリカ独立宣言の理念を説き、
「アメリカは、あらゆる人種、あらゆる信条をもった人々が、兄弟姉妹として、共に暮らすことができる国である」という理想の実現をめざしたのです。
ケネディは、公民権立法化に強く反対していた南部へ演説にでかけ、ダラスで暗殺されました。
その五年後に、キングも南部で暗殺されてしまいました。
彼が生前に教会で行った説教の録音が告別式の場で流されました。
「もし、私の告別式に出席することがあったら、長々と弔辞を述べないでください。
私がどこの学校を出たとか、ノーベル賞をもらったとか、そんなことはどうでもいいことです。
私、マーチン・ルーサー・キングは、人のために一生を捧げた。すべての人間を愛し、仕えたといってもらいたいのです。
神様、私は、利己的な理由からではなく、政治的な思惑や野心からではなく、
愛と正義と真実と人に対する思いやりをもって、この古い世界を新しい世界にしたいのです。」
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