山屋敷山荘日記

23年落ちで購入した中古ログハウス(山屋敷山荘)
の四季、山行記録、蝶や花の観察記録を紹介していきます。

春は始まっていたけど、齢の重ね方が....

2017-02-27 15:50:46 | 山荘日記
 2月は28日しかないんだから、あっという間に過ぎてしまうのは仕方ないとはいえ、それにしても早い。今月は、仕事の関係で名古屋と岡山に出張があったこともあっという間に月末になってしまった感をつよくしている要因である。
 それでも今年も雪が少なくて非常にたすかっている。まだ雪かき知らずだ。2月4日には山荘仲間のM氏、I氏を呼んでセリ鍋大会をやったが、その時も彼らの車がいずれもFF車なので、除雪車が作業をした後の道路脇に幅寄せして停車することは困難と判断して、当家に集まってもらいアウトランダー1台で山荘に向かった。従って、その時も雪かき不要だった。これからもこの作戦を使えば雪かきはまず必要なさそう。これもガレージを造ったお陰である。


寒さのため菜の花の鉢植えは大分変色してきたがまだ生きているだろう。(2/12)


雪も大分溶けてきてこの位までになってきた。これ以上は積もらないだろう。(2/12)


17,18日は名古屋に出張。東京でひと仕事をしてから名古屋に着いたのは18:40,夜は高校時代の同級生O君と食事をして、翌日は名古屋市内を移動。途中驚いたのは、既に公園の菜の花が満開だったこと。矢っ張り、日本は南北に長いことを再認識した。


ビジネスホテルの無料朝食で、驚いたことに小豆あんがトースターの脇に置いてあった。さすが小倉トーストの土地柄である。本当に、こっちではトーストに小豆あんをのっけて食べているようである。(2/18)


名古屋から戻って山荘に行ってみると、なんと山荘の中は7℃以上もある。だいぶ温かくなったとは言えおかしいな?(2/18)


と思った瞬間、ホットカーペットの電源が抜かれていなかったことを発見。危なかった。でも、700Wのホットカーペットを1週間つけっぱなしにしておくととりあえず7℃はキープできることを発見。しかし、大分電気代をくってしまった。昨年の9月から電気代を21:00〜9:00までが夜間電力になり(11円71銭/kwh)昼間が少々高い(35円40銭:70-170kwh)プランに切り替えているので、つけっぱなしだと結構高くなってしまうはずである。電気ストーブなどもほとんど夜しか利用しないのでこのプランにしたのだが、その面からも気をつけよう。因みに自宅の方は最近「よりそう+シーズン&タイム」に切り替えて万単位での電気代の削減が実現している (2/18)


自宅のナヨクサフジも春から一気に成長する準備ができてきたようで、青々してきた。(2/18)


19日はH氏からこのところ天候もまーまーだった関係で、BGの方が大分片付きつつあるとの連絡をいただいていたので、立ち寄ってみた。


確かに、大分片付いていて驚いた。丸太系の木材を端に積み上げてある。これだけでも結構な作業だったと思う。(2/19)


しかし、家を取り壊した二段目はまだまだ瓦礫が残っているので、これからももう一仕事は必要そう。(2/19)


虫小屋造りのための一段目は既に準備はできている。(2/19)


23,24日は岡山に出張。予約が遅れたため、市内のホテルがまったくとれず、岡山駅から桃太郎線で5駅目の備中高松と言う駅近くにあるファミリ−ロッジ旅籠屋岡山店という所に泊まる事になった。この旅籠屋チェーンは始めて使ってみたが非常に快適で、しかも価格もリーズナブル、朝食には無料の焼きたてパンが食べられる優れものだった。


この路線元来は吉備線と言っていたらしいが、数年前から観光目的に桃太郎線と改称して、車体も鬼ヶ島の鬼を描くことになった様だ。これを見るために観光客は来ないと思うけど。 (2/24)


昔なつかしいディーゼル車だったが、この駅の改札は自動改札機がついていたからりっぱなもの。数年前、徳島駅からディーゼル車に乗った時に駅員が切符を改札していた時に感じた昭和の雰囲気はなかった。矢っ張りJR四国と北海道はどう考えても赤字だから設備投資もできないんだと思う。(2/24)

 最後の週末はM氏を呼んで新しく購入したカセットコンロに載っけて使う焼き肉鍋(1,980円)の試運転をやってみた。ところが、あっという間に山荘が煙に包まれてしまい、ホルモンを数きれ食べた段階で、焼き肉は中止となってしまった。煙が出ないカセットコンロ焼き肉鍋はもう少し価格の高い別の機種の様である。まー、屋外用として夏に使えばいい。


山荘のアプローチ部分も土が見えて来た。(2/26)



自宅の菜の花、ハマハタザオもなんとか冬を乗り切ったようだ。(2/26)

H氏がBGで作業中と言う事で、再度訪れて見る。前週来たときよりもさらに作業が進んでいる。


4段目の畑から見おろしたところ。大分瓦礫も片付きつつある。助っ人の近くにも丸太、材木系が新たに積み上げてあるのがみえる。3月前半くらいにはかなり見えて来そう。(2/26)


4段目の畑の端部分をユンボで一定面積削って平面を造ってあった。下草系の食草の畑にする予定とのこと。(2/26)


その際、すぐ脇の杉林の林縁に既に開花していたキクザキイチゲを発見。初夏にはウスバシロが飛び交う斜面だが、まだ2月だというのに、驚いた。H氏の話では午前中は花もしっかり展開していてきれいだったとのこと。(2/26)

この後山荘に向かうが、途中の峠道で圧雪のためスタックしたヴィッツの右後輪が側溝に落ちて立ち往生している車に行く手を塞がれてしまった。杖をついた70歳代後半の老夫婦と犬一匹がガードレールに寄りかかっている.一目でJAF以外の適応はないと判断されたので、携帯で電話したかと尋ねると、携帯は忘れたとのこと。先ほど出発してきた親戚の家に戻れば甥っ子がトラクターを出してくれるからそこへ連れて行ってくれというので、まーいいでしょう、と言うことでじいさんを乗っけた。ばあさんはどうするの?と聞けばすぐ迎えに来るから置いていく、というので、本当にそれでいいのか?と念をおすと、大丈夫、と言うのでこちらも早いところケリをつけたいと思い狭い林道をバックしたのち15分掛けてじいさんの親戚の家に到着。すると、甥っ子がパチンコに出掛けたらしく不在、そこにいた別のばあさんと言い争いになっている。このままじゃ埒が開かないと思い、適当にJAFでも何でも呼んでおいてくれ、自分は山の中において来たばあさんを連れ戻しに行くと言い残して、再度林道へ向かうと今度は上から降りてきたライトバンのお兄ちゃんがやはり道をふさがれていた。そのお兄ちゃんは車から降りてきてスコップでなんとかしようとしているから、無理だからあきらめてJAFを呼ばせますので、貴男もバックして戻ってくれとお願いして、ばあさんと犬を乗っけて先ほどの親戚の家に向かう。途中、ばあさんが自分の息子に電話したいから携帯を貸してくれというので差し出すと、ダイヤルできないからやってくれと言う。暗唱していた11桁の携帯番号を回してやると少し経ってから、「もしも−し、もしも−し」と何度も呼びかけている。いつまで経っても会話しないので電話を取ってみると呼び出し中の音のまま。なんで相手が電話に出てもいないのに「もしも−し」と問いかけているのか良く分からない。11桁の携帯番号は暗記しているのだから認知症ではないんだろうけど, 住んでいる世界の違いを感じてしまい、携帯を取り上げる。その後、先の親戚の家にばあさんと犬を送り届けると、もうJAF呼んだから大丈夫の一言だけで、じいさんからもばあさんからもお礼は一言もなし。まー、困っている人を助けるのは当たり前だからいいのだけれど、バランスよく齢を重ねたいものだとしみじみ思った次第。

ちょっと、不愉快な思いもしたが、キクザキイチゲの花を見ることができて、春は近づいているのではなく、既に始まっていると実感できたことでなんとか前向きな気持ちになれました。




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