山屋敷山荘日記

23年落ちで購入した中古ログハウス(山屋敷山荘)
の四季、山行記録、蝶や花の観察記録を紹介していきます。

ガレージ工事の進捗(11)+α

2015-06-29 15:09:33 | 山荘日記+虫日記
もうすぐ6月も終わるが、ついにこの地も梅雨入りになってしまった。工事開始から3ヶ月強が過ぎてしまったので、なんとか今月中に終わりにしたいというのがH氏の予定である。

 今回は追加の電球設置、電動シャッターの設置と追加の細かい仕上げ、雨水の流れの修正とドア付近の漏水処理を報告したい。残りは雨水の流れに伴う土の流出防止と薪棚の屋根つけ工事、および全体の後片付けとなった。腐ったウッドデッキの修復は別途考えることになる。

6月24日(水)にはついにオーダーしておいた電動シャッターが業者により設置された。丁度、その時は天候の関係でH氏は立ち会う事ができず、夕方確認してくれた。その後、27日(土曜日)にはH氏が追加仕上げ工事をしてくれたので、日中動けなかった私が夕方現場に赴いて全体を確認させて頂いた。翌28 日はさらに午前中追加仕上げをして頂いたが、午前中自宅のテレビの受診状況がおかしくなったため自宅で電気屋への対応が終わり次第山荘に向かい仕上げ状況を見せて頂いた。その日は、しとしとと雨が降り続いていたためにそれ以上屋外の工事は出来ないと言う事になり、屋外でしかできない残りの作業を確認する事になった。


設置された木目調の電動シャッター。母屋の色、ガレージの壁面の色などと調和が取れている(6/28)。


シャッターの方面は木目調で枠の隙間は全くなく、ぴったりしている(6/28)。


外側の基礎部分はモルタルで段差をなくしつつ表面をなめらかに加工(6/28)。


シャッターの上の角はこんな感じ(6/28)。


シャッターが下降中に人が横切った場合の緊急ストップのための赤外線センサーが付いている(6/28)。


室内からシャッター全体を見たところ。正面から入ってすぐ右脇のコンセントから電源をとっている(6/28)。


パイロットランプはこんな感じでコンセントの上、シャッターの袋部分の脇に付いている(6/27)。


入口のゲート部分の天井の角も杉材で縁処理が完了した(6/28)。


入口のアプローチ板は3枚揃った。それぞれを固定することもできるがまずはこれで様子をみる(6/28)。



アプローチのインターロッキングブロックの両端もセメントの追加工事で形成した(6/28)。


ドアから入った際にすぐ近くに人感センサー付きの電球がないとすぐに照明がつかないと言う事でもう一箇所ドアに近いところに電球を設置(6/27)。


車を入れてみればこんな感じで照明がつく(6/27)。


それを暗くなってから外から眺めればこういう風に見える。なかなかいいムード(6/27)。


土曜日の夕方は結構な雨が降っていたので、漏水や雨水の流れを確認するにはいい機会だった。


ドアの外側は一旦インターロッキングブロックを外して基礎外面を掘り下げて底にコンクリートを板状に流して防水板とした。


大量の雨が降ってインターロッキングンブロックを敷き詰めた面に水がたまっているのがわかる(6/27)。


その北側には水が流れる溝を掘ったのでそちら側を雨水が多少の土とともに流れて行くのがわかる(6/27)。これでU字溝や暗渠の塩ビ管は不要だと思われるが、土の流出を防ぐために溝の底に砂利を敷くべきかもしれない。そのうち雑草が繁茂すれば何とかなると思うが。


軒からしたたり落ちる大量の雨は直下の土を穿ってしまい、土が多少は道路方向に流れていく。やはりこの部分には繁茂したカヤツリグサ系の植物の株を敷き詰めるか、砂利をしきつめないと大雨が降った場合は土が流れてしまう(6/27)。


大雨の状態でもドアの基礎部分はモルタルで仕上げているが、全く漏水はない(6/27)。


日曜日にはドア入口のインターロッキングブロックを元の位置に戻した(6/28)。


翌日は軒からの雨を受けるために溝を掘り、そこに砂利を入れる事にした(6/28)。


残りは玄関奧の薪棚工事。天井部分の単管パイプに木材を固定できる特殊なジョイントを固定して2x4材をのっけたとところ(6/27)。


もう片方は高さの低い角材を固定して、そこにコンパネを乗っけて固定するとおよそ10:3の勾配になる予定(6/28)。隣接地との境界にちかいので傾斜を当家敷地内につけようと思ったが、元々雪の多いところなので問題にならないということでやはり境界側に傾斜をつける事にした。


これは薪棚の天井部分になるコンパネの上をさらに被覆する予定のポリカの波板である(6/28)。今度晴れた日があれば一気に工事が終了するとのこと。


お向かいさんの工事も基礎が大凡できたようでブルーシートが外されている(6/27)。

 北側に隣接するマシンカットのログハウスも増改築の工事がはじまっていた。現場へきていた工務店の社長さんが当山荘の屋根のコケをみながらそろそろ処理をした方が良いとのコメント。聞けば、この団地内の1/3位の家の新築、改築、修理などに様々に関わっている工務店だとのこと。結局、ログ外壁の塗装と屋根のリフレッシュの見積もりを出してポストに入れておかれることになってしまった。そのまま、お願いする事にはならないだろうけど、それにしても皆さん商売が旨い。

まもなく7月だというのに毎週末天候が悪くなかなか遠征ができない。日曜日は雨の中でできる作業がおわったのでH氏と相談の結果、これから取りかかるH氏の自宅近くのバタフライガーデン用のクララを掘りに行く事になった。隣の県まで行く事になるが、行ってみるとそちらは何とか霧雨程度。雨で緩くなった土の斜面から実生のクララを2人で数10本引っこ抜いた。一般的にはクララは70~80cmにもなると普通は鍬かスコップで掘りかえさないと採ることはできないが、この産地は旨くするとこのサイズでも根っこの芋も含めて引っ張るだけで引っこ抜けるのが素晴らしい。自分でクララの種を蒔いてもなかなか芽が出ないし、成長も遅いので、こういう産地は貴重である。

夕方は自宅で虫小屋を観察したところ驚いた事にまだチョウアカの♀がいた。最初の羽化を確認したのが5月22日だから何と1ヶ月以上に渡って成虫がいたことになる。恐らく鉢植えのトネリコ上で極度のえさ不足を生き抜いた超スロー速度で成長した幼虫なのだろうが、既に雄はとっくにいないので交尾はできず、産卵もないだろうが、それにしてもチョウアカは強い。


幼虫にボウズにされたトネリコ葉上に止まっているチョウセンアカ♀(6/28)。1/2.3型センサーのコンデジにしてはまずまずよく撮れる。

今度の週末は久しぶりに天気が何とかなりそうだが、そう言う時に限って町内会の用件などが重なってしまうのが腹立たしい。なんとかしないと。

ガレージ工事の進捗(10)

2015-06-23 10:06:37 | 山荘日記
ガレージ工事も進捗(10)で終了予定であったが、追加工事が入ることになったので少なくとも(11)まではいくことになった。
 
今回は電気工事の終了と薪棚の設置および排水の方向性について報告したい。なお、goo ブログシステムが勝手に変更になってタイトルの写真がきちんと表示されなくなっているが、現在修復に努めています。しばらくお時間をいただきます。

 梅雨入りはしていないが、なんだか雨が降り出しそうな天候が続いている中、H氏の知人で電気工事士の方が16日(火)に山荘まできてくれた。先週、道筋をつけておいたコードの経路を使って母屋からの配線が行われた


母屋からは予定通り大きなログからガレージの屋根の袖部分に電気コードを誘導(6/18)。


こちらはログハウス側の導出部(6/18)。


こちらはガレージ側の導入部(6/18)。


入口付近のコンセントはコードを壁内に隠してある(6/18)。


ガレージに入ってからの分配機(6/18)。


ドア脇のコンセントはと室内ブレーカー。この部分は後にコードを被覆する様だ(6/18)。


梁の上を渡してあるコードとソケットの仮固定。いずれきちんと場所を決めたらコードは隠す予定(6/18)。


数日後にはH氏が人感センサー付き、3分後自動消灯のLEDランプを購入してくれて電球も設置してくれた。


ソケットを装着する梁の間に渡す木材もちょっと洒落た形にしてくれた。バックで車を入れたときの事を考えて、中心線よりやや運転席側に電球の位置を決めてある。奧の電球は昼間でもやや暗いので人感センサーで点灯してしまうが、LEDなので電力は気にならない(6/20)。

6/18の夕方は実は大雨と言うほどではないがそこそこの雨が降っていた。もちろん軒の端からジャージャーを雨が落ちてくるほどでもなく、露出したガレージ周囲の地面に水たまりができている程でもないが、この位の雨(つまり地面にしみ込んだ程度の雨)でドア付近からの漏水はどうなのかをチェックしてみた。


やはりドアをつけた際に生コン部分の上に自前のコンクリートを流した部分との間に境目ができているが、そこから漏水しているがわかる(6/18)。

大雨だとこの漏水+ドアとコンクリートの隙間からオーバーフローした水が室内に流れ込んで来るようだ。この画像をH氏にも送信したが、もちろん状況は把握済みで既にいくつかの対策を練ることになっていた。


漏水対策の第一はまずは地面の傾斜を調節してガレージおよび母屋の屋根から落下してきた水がドアのインターロッキング領域を避けて流れるようにすること。


15cm位は土を削ったガレージ北側の地面。排水溝の枡が浮き上がっている(6/20)。


地面に近い高さで道路側から敷地内を写したところ。インターロッキング部分が一番低くなってはいないと思う(6/20)。


第2の作戦はインターロッキングブロックの北側にU字溝を埋め込んでそこに集まった水を地中に暗渠した塩ビ管で道路の側溝まで流すこと。


そのためのU字溝が2個用意された(6/21)。


これは暗渠する予定の塩ビ管(6/21)。


恐らくこの方向でU字溝と塩ビ管を用いて道路の側溝に雨水を誘導すれば良さそうだ(6/21)。

第3の作戦は、少なくともドア付近から後方の屋根からの雨水をカバーする雨樋をつけて、その水はインターロッキングブロックには落下しないようにすること。


これはそのための雨樋。長さは軒の全長である必要はない。既に専用の固定金具も購入済みだ(6/21)。

第4の作戦は一旦インターロッキングブロックを外し、基礎部分の外壁に沿って地面を再度掘り起こし(ここは重要なダクト類はないことは確認済み)、基礎外面を露出。その後、そこに接してさらに外側に枠を組んで板状にコンクリートを流し込んで一枚の防水板を作成。さらに内面からは生コンとの境目をコーキングしながらモルタルで仕上げる。これは結構な労力を要すると思われるが、たしかに漏水対策はそこまでやれば確実だと思われるので、H氏にお願いする事にした。


H氏が応急的に内側からコンクリートの境目にコーキング剤を注入したところ(6/20)。


これをもう一回外すのは大変だが、矢っ張り必要な作業になりそう(6/20)。

21日の日曜日は本来は遠征予定であったが、どうも全国的に雷雨、落雷注意報が出ていたので、やはりここは自粛しましょう、と言う事になった。その時間を利用して先週残骸を撤去した部分に薪棚をつくることになった。当初の作戦は2x4の木材を利用して棚をつくる予定であったが、H氏の提案で耐久性、耐荷重性能を考慮して単管でやりましょうと言う事になった。午前中は何とか天気がもちそうで作業を開始したが、正午過ぎに雨が降り出した。今日はここまでと一旦作業を中止したが、程なく止んで天気が回復。頑張って13:00過ぎには屋根の部分を残して新しい薪棚ができた。これもやはり一人では厳しい作業だ。また、H氏の様に単管のストックがある人はほとんどいないわけだし、単管をカットする電動カッターを所有する素人さんもほとんどいないわけだから、しっかり寸法を定めてカット済みの単管を購入してくるしかないのが普通だろう。今回は、H氏の手持ちの単管を持持ち込んでいただき、しかも現場で適切な長さにカットして、直行ジョイントもフリージョイントも持参していただき一気に作成する事ができた。


まず土台は母屋のウッドデッキが腐った部分を取り壊した際に露出してきた土台石を利用する事にした。


ウッドデッキはこのように雨の当たる部分はしっかり腐っている。デッキの下に入れてある木材もいずれカットして薪にしてしまおう(6/21)。


土台石はこんな感じで10個あった。結構重い(6/21)。


土台石を外したあとはこの位の穴が出現。半分くらいは埋まっていたようだ(6/21)。


まずは土地の境界側に土台石2個を少し地面に埋め込んで240cm間隔でもう2組設置。これを埋め込む際には土地全体がわずかながら道路側に傾斜しているので、2x4の木材で水平を取りながら、埋め込む深さを調節しておく(6/21)。


土地の境界側の土台石にボンドを塗った単管用のスタンドを立てる(6/21)。


次にそこに単管を立ててみる。長さは余り高くなっても重い玉切り丸太は持ち上げきれないので170cmにする事にした。


今度はジョイントを使って土台石部分で立ててある2本の単管を横の単管で固定。これを3組の土台石について行うと6本の単管が3本の横の単管で土台石上で固定されることになる。


次に薪棚の底部分を形成する長い単管を先ほど渡した横の単管の上に乗っけてジョイントで固定していく。この際、立てた単管の内側端間の距離がいずれも37cmになる様に調節して固定する。これから固定を始めるところ。


単管の長さは480cmはないので途中で延長用連結器を使って長くする。


これは管腔に挿入する前の延長用連結器。挿入してねじを締めていくと中で広がってしっかり固定される(6/21)。


これらの作業が終わると今度は天井部分も同様に横方向の単管を固定した後、その上に長い単管を延長連結器を利用して同様に渡してジョイントで固定する。この際、垂直の単管の内側端間の距離が37cmになる様に調節しながら固定する。


それが終わって、筋交いを2方向に入れる事にした。


これは正面から見た筋交い(6/21)。


これは横方向から見た筋交い(6/21)。本当は正面以以外のあらゆる四角形の面に筋交いを入れたい(つまりあと3面)のだが単管とジョイントもそこをついてきたのでここでストップ。


その後、各部位の水平と垂直を取りながらジョイントの微調整を行い完成。


ただし、底になる単管はかなりの重さが掛かることが予想されるので、さらに土台石を4つ利用して連結器付近と一番真ん中のたわみが大きくなる部分に支えをおくことにした。土台石と単管の間に挿入する物は何にするか悩んだが、単管を適当なサイズに切ってこれを立ててインサートした。

合計3時間半の作業だったが、立派な薪棚ができた。後ほど、2x4木材を利用してH氏が屋根をつけてくれることになっている。それが終了したら、隣の土地におかせてもらっている玉切丸太を運んでしまおう。しかし、この薪棚だけではブルーシートをかぶっている山荘の庭においてある玉切丸太は処理しきれないと思われる。この丸太はどうにも邪魔なので何とかもう一つの薪棚をつくる執拗があるかもしれないし、早めに薪割をやってしまい道路側のログラックに収納してしまうしかない。そうすればウッドデッキ前の地面がすっきりするのだが。


庭の栗の花も既に最盛期は過ぎている(6/21)。


替わって、アイズシモツケの花が咲き始めた(6/21)。一気に夏のシーズンだ。噂ではゼフの発生は例年より1週間は進んでいるとのことだから、フタスジチョウなどもいつもよりは早いはずだ。来週末だとちょっと遅いかな?


本日から山荘の備品に加わった電波式デジタル時計(6/21)。右下に気温と湿度が出るがこれが結構正確。既に梅雨に入った様な気候が続いているが、それでも湿度61%ということなので、今年は例年6月~9月まで24時間運転している除湿器を稼働させないで様子を見ることにした。やはり自分の土地もそうだが周りの伐採も進んでいるのでかなり湿気がなくなってきている実感がある。これが本来の姿だろう。


向かい側に建設中の家は定住のようだが、基礎ができて雨よけのブルーシートがかけられている。きれいさっぱり敷地内の樹を切っておかないと家の中が湿気ますよ、とアドバイスしたいところ。しかし、三井ホームの家は湿気知らずなのかもしれないが....。




ガレージ工事の進捗(9)+α

2015-06-16 18:26:15 | 山荘日記+虫日記
 西日本は梅雨入りして九州では大雨が降っているが、東北地方も5月に比べると少しずつ雨の降る日が増えてきた。ガレージ工事も本当の終盤だが関東も梅雨入りしたので、この地のつゆ入りの方がガレージの完成よりは先になりそうな感じである。

 さて、相変わらずH氏は少しずつ工夫しながら工事を進めてくれているが、 6月14日(日)は、H氏を手伝いながら前の家主がつくって朽ち果ててしまっている薪棚の残骸を処分することになった。と言うのも、新たにできるガレージの周りに薪棚をつくるのはスペース的にも方角的にもいい場所が取れないということで、やはり場所は母屋の玄関奧にある古い薪棚の残骸辺りがベストだろうと言う事になったからだ。虫の観察も丁度端境期なので、遠征はせずに残骸の後始末をおこない、新しい薪棚をそこへ作る準備を行うことになった。今回は、前回以降の進捗状況を確認しながら残骸処理までを報告する。前回以降の作業で残っていた行程は、内壁の仕上げ、室内奧の壁に棚の設置、外壁や窓枠の仕上げ、正面アプローチルートの仕上げ、電気工事、および電動シャッターの設置である。


6月6日の朝はかなりの雨が降っていた。雨樋をつけていないので、集まったしずくが土の上に勢いよく落ちて、よく見ると土を穿ったあとが線条に見える。大雨だときついかな。因みに母屋の方も雨樋はない。ログハウスに雨樋はそぐわないから、当然かな(6/6)。


北側の内壁、サワラ材を貼り終わった(6/6)。


南側の内壁もサワラ材で豪華に。奧の面は棚ができつつあるが、奧の壁面はコンパネ材で(6/6)。


奧の棚も作りが始まった。一番下の段は床から100cm、奥行きは30cm、棚の間隔は35cmでお願いしてある。この段階では三段目まで(6/6)。


棚の底はコンパネ材ではなくサワラ材で贅沢に(6/6)。


二段目、三段目はまだ底なし(6/6)。


数日後には二段目、三段目もサワラ材が入った(6/11)。


天井部分の棚も作業開始(6/6)。


北側の窓枠の外側はまだ製作中(6/6)。


数日後には窓枠の外側の枠が完成。これは杉材を使用しているとのこと(6/11)。


ドアの周囲の枠も杉材に塗装して完成。


この段階では切り妻のトップの交合が今ひとつ(6/11)。


正面の壁の角はL字加工した杉材で被覆してある。よく見るとあとで折ってしまうカラフルな化粧釘の頭が見える(6/11)。


入口近くに仮のコンセント位置を定める(6/11)。


一本目の梁と三本目の梁にとりあえずソケットを仮装着。実際は梁の間に板を渡してそちらに照明器具をつけることになりそうだ。母屋からの配線は後日行う事になる(6/11)。


後方のコンセント位置は棚の手前でドアの脇と決めた(6/11)。


棚の方は一番高い段にもサワラ材が入った。あとは真ん中に2x4材を入れて下の段を吊るかどうか悩むところ(6/11)。


北側の窓枠は内面からも縁取りの枠が入った(6/11)。


正面アプローチの段差はインターロッキングブロックを用いて傾斜をつけて、あとはかまぼこ形の器具を設置して進入路とする(6/11)。


側溝には穴あき鉄板2枚とスノコ状側溝蓋1枚を渡してあるが、見栄えも悪いので、スノコ状側溝蓋をもう2枚入手する予定とのこと(6/11)。


南側の窓の内面にも外枠が入った(6/11)。


外側の地面側の縁には雨をはじくためのスカートも付いている(6/13)。


外壁後部の角にもL字形の杉材が入った(6/13)。


後面の破風の角はまだ塗装が済んでいないので後ほど行うとのこと。角はコーキング材で処理する予定(6/13)。


軒の裏側は刷毛で塗装したがサワラ材の境目の細い溝は筆が入らず、後ほど細筆を買って追加塗装の予定(6/13)。


問題になっていた正面の切り妻トップの角は修正細工済みだが、H氏はさらに見た目をよくしたい模様(6/13)。


スノコ状側溝蓋をさらに2枚入手、あとはかまぼこアプローチ板をもう1枚買わないといけない(6/13)。


実は先日の夜間大雨が降ったらしく、H氏が小屋の床面に水が流れ込んでいるところを発見。やはりドアの所が周りより低くなっているのでガレージ屋根から落ちる水と母屋屋根からのおちる水、さらには敷地全体に降った水が奧から道路側へのわずかな傾斜に沿って流れてくるその水等がドアの入口付近に集まって、ドアの隙間からガレージ内に流れ込んだようだ(6/13)。


地面すれすれにみると、奧が高く、母屋側も高くなっている。やはり奧から道路側に向かって小さなU字溝を埋設し、しかも母屋側を削って低くしていくしかないかという結論に(6/13)。

土曜日は午前中一杯使って、古い薪棚を撤収して更地にすることに。


これは朽ち果てつつある薪棚の残骸。何年前につくったのか想像もつかない。ログハウスを購入した4年前はこの薪棚に半腐れの玉切丸太が積んであり、それを最初の冬は薪ストーブで燃やしていた(6/11)。


何とか腐った木材を運び出し、余計な樹を切ってほぼ更地状態に。これで新しい薪棚をつくる準備ができた(6/13)。


土の中か大きな石がごろごろ出てくる。やはりここは河岸段丘だったのかな(6/13)。


ついでにバックヤードにおいてあった腐りつつあった木材の山とさびた物干し台を処理することに。


木材もなくなってこちらもほぼ更地になった(6/13)。


物干し台の土台のコンクリートはハンマーでたたき割って支柱の金属部分だけを軽トラに積み込む。壊したコンクリートの土台の破片はいずれ修理するウッドデッキの脇にとりあえず保管(6/13)。


最後の作業は室内からのガレージに導出する電気配線の準備。 


実はブレーカーはトイレの壁面天井近くにあって、60Aに契約をアップした際にもう一本配線の空きが残っている(6/13)。


ログハウスなので、トイレ内から隙間を通って簡単に台所方面に誘導できる(6/13)。


台所の窓上からログの隙間にドリルで孔を開けて室外へ導出。右側の窓枠に沿って見えるのはBSアンテナからのコード(6/13)。


これを室外に導出して飛び出している二本のログの上端くらいからガレージの後面の切り妻トップに誘導する予定。あとは電気工事士の知人が来る来週の作業になる(6/13)。


ついでに敷地内北東角から道路に突きだして生えていた決して実をつけない柿の木も思い切って伐採。母屋へのアプローチがさらに明るくなった(6/13)。


午前中四時間ほどの作業で大きなゴミ袋がいくつもできた(6/13)。


これはH氏の軽トラに山盛りに積んだ廃材と伐採した木の枝および物干しの竿と支柱(6/13)。

ガレージに関しては、電気工事とのこりの細かい仕上げ、それに電動シャッター設置、さらにドア周りに雨水が流れ込まないようする工事、が残っている。
 おまけの工事として更地にした玄関の奧の場所に新しい薪棚をつくる予定。それにしてもH氏にはお世話になりっぱなしで、改めて感謝。
 
この間かなり季節が進んでしまった。


これは6月6日午後の青空。栗の花が少し咲き始めたところか(6/6)。




7日はH氏と陸中へチャマダラの観察に。またも空振りだったが、なかなかいい場所を発見。もう一度きてみよう(6/7)。


虫小屋の中では今年最後のチョウアカのメスを観察。あと2頭となったのでまもなく今シーズンも終わりだ。今年は昨年に比べてかなり産卵してくれたようなので来年もこれで一安心(6/13)。

ガレージ工事の進捗(8)+α

2015-06-03 19:28:21 | 山荘日記+虫日記
 その後も、少しずつH氏はガレージ工事をすすめてくれている。いよいよ完成までもう少しというところまできた。経過をまとめて報告する。


床に生コンを流す前に網目状の鉄筋が敷き詰めてある(5/28)。


予約してきてもらった生コン車とポンプ車。配置はこんな感じ(5/28)。


大きなダクトで生コンを流しているところ(5/28)。


できあがりはこんな感じ。夕方撮った写真なのでちょっとくらい。それにしてもほぼむらなく平らになっている様に見える(5/28)。


ドアの内側の基礎欠損部分も補修(5/28)。


生コン打ちの前日に細工をしてすっかりきれいに床に取り込まれてしまった下水溝の枡。隣に水道の止栓も見えるが約10cmの厚さの生コンなので、ほぼ埋まってしまった(5/28)。


P-コンのあともきれいに塞いである(5/28)。


入口はどうしても段差が出てしまうので、このような傾斜の付いたアプローチ用の器具で対応するか、それもとコンクリートで傾斜をつくるか、あるいはインターロッキングブロックで傾斜をつくるか悩むところ(5/28)。


内壁にサワラ材を貼った部分(5/28)。


同じくノンジャスのコンパネを貼った部分。流石にサワラに比べると見劣りするなー(5/28)。後ほどH氏と電話で相談の結果、やはりちょっと値は張るが内壁はサワラで行く事になった。


十分コンクリートが乾いた床面。デコボコしている訳ではない(6/2)。


ドアの入口付近はインターロッキングブロックで既に整えてある(6/2)。


正面入口の段差乗り越えの傾斜についてはインターロッキングブロックをやることになった。このあとコンクリートでブロックをはめ込んで行くことになるかな(6/2)。


サワラ材を内壁用に広く貼り付けたところ。矢っ張りこっちの方が断然見栄えがいい(6/2)。


外壁のコーナー部分に貼ったL字型の飾り木材。このあと塗装すると思われる(6/2)。


電動シャッターを取り付けるために間口の天井部分にも木材で表面を被覆してある。

あとは電気工事と電動シャッターを除けば、窓枠周りの細工、奧の棚つくり、前面の破風の処理等が工作として残っていると思うが、いよいよ大詰めになってきた。H氏に改めて感謝。
 なお、電気工事については電気工事士の資格も持っているH氏の知人が6月1日に現場をみてくれて大凡の工事予定をたててくれた。この知人にも感謝。


気がつけば、向かいの家の工事も本格的になってきた。


三井ホームの施行である(6/2)。


入口には大型重機が入れる様に鉄板がしかれた(6/2)。

この間、土曜日は夜から蝶友のY氏と新潟にむかった。Y氏とは久しぶりのオオルリ探しである。10年ほど前に目をつけておいたポイントがあるのだが、その当時はルリシジミのみしか確認できなかった。

あいにく、日曜日は天候も悪く新潟方面は気温も高くなかったので観察にはいまいちだったが、とにかく事前に目をつけておいた他のポイントも含めて棲息調査を行った。成虫が飛ぶ天候ではなかったこと、場所によっては花穂が出ておらず時期に問題があったかもしれないこと、開発などで環境が変わった可能性があること、など不利な点も多かったが、結論からいえば今回も棲息は確認できなかった。このところ、空振りが続いているので来週は少しじっとしていようかな。


別荘地のポイントではクララがほとんどなく、花穂も出ていない(5/31)。


10年前に見つけたポイントでも花穂がほとんど出ていない。信州の東御辺りよりは時期が遅れていると思われる(5/31)。


かなり大きい株もある(5/31)。



結局このポイントでも卵さえ発見できなかったが相変わらず環境的には素晴らしい。タニウツギの花からすれば時期的は良い感じだが(5/31)。レンゲツツジも一緒に楽しめるので最高の時期には違いない。

ただし、このポイントで気づいたのはクララの大株周辺ではタニウツギの樹やその他の樹が苅り払われている事である。Y氏がこの点に気づいたのだが、確かにクララの株がある所ではその現象がみられたので、これは明らかに意図的になされた苅り払いであると思われた。すなわち、このポイントでクララの株を守ろうとする行動が取られているということであるから、オオルリが棲息し始めて(あるいは移植かもしれないが)いるために環境を保護しようとする動きがあると推察された。


クララの株の脇に苅り払われた萎れた枝が見える。最近の苅り払いだ(5/31)。

 何しろ42年前と25年前にこの地域の一角でオオルリの写真を撮って以来、天然もののオオルリを野外でみたことがないのだから、もしこのポイントで観察できるなら有り難い話である。いずれこのポイントは時期をずらして確認はしてみたいが毎週来るわけにもいかないのが悩みである。


やっと飛び出した、ギンイチモンジセセリ。天候も悪かったので一眼レフを持ちあるいておらず、コンデジで撮った(5/31)。


昨年探したポイントも再確認。この位の大株があるポイントもあるのだが、昨年もH氏と探したように卵はすべてルリシジミ。ここにオオルリが飛んでくれば間違いなく生着すると思うが。

その他2箇所ほど新たな場所を探索するが、立ち入り禁止だったり、恐らく環境が変わったためにクララが全くなかったりで、結局発見できず。なかなか、オオルリの新産地発見は難題である。カッコーの鳴き声が高原の最も快適なシーズンを印象づけている。