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Avril Lavigne 『The Best Damn Thing』 - アルバムレビューvol.35

2013年05月05日 22時54分32秒 | Avril Lavigne


1. Girlfriend / 2. I Can Do Better / 3. Runaway
4. The Best Damn Thing / 5. When You're Gone
6. Everything Back But You / 7. Hot / 8. Innocence
9. I Don't Have To Try / 10. One Of Those Girls / 11. Contagious
12. Keep Holding On



あっという間にGWも終わりですねぇ・・・10日なんてあっという間。


ということで(?)アヴリルの色んな意味でびっくりの3rd『The Best Damn Thing』
を今回はレビューしていきます。前作2ndをリリース後の2005年にアヴリルは同じカナダ
出身のロックバンドであるSUM41デリック・ウィブリーと結婚した。


その結婚後、初のアルバムということでどのような作品になるのか気になっていた。
そして発売後、それはもういろんな意味でびっくりさせられてしまった。
 


1.「Girlfriend」・・・しょっぱなからキた(驚)なんだこれは、アイドルじゃないか!2ndの毛色
 はどこにもなく、ノリいいポップソングです。PVでもアヴリルはアイドルのような装いで暴れて
 いたが(まあ暴れるのはいつも通りか)全米ではアヴリル初の1位を記録する大ヒット!


2.「I Can Do Better」・・・イントロに笑い声が入るというのも初か。う~んこれもノリがかなり
 よい。かなり楽しそうな雰囲気を感じます。サビはアヴリルの歌唱力の高さがわかります。


3.「Runaway」・・・このアルバムツアーのライヴDVDではドラムを叩きながら歌っている。
 わりかし好きな方かな。


4.「The Best Damn Thing」・・・いやいや、、、この曲はいかんでしょ。完全にアイドル路線
 になってるな。それでもメロディ自体はアヴリルらしくていいんだけど、掛け声とかPVとか、
 僕はこういう系統はどうも・・・


5.「When You're Gone」・・・やっと1st~2nd路線のバラードが来た。まあ考えを押し
 付けるわけではないがアヴリルの魅力はこういうダークな雰囲気漂う曲だと思う。アルバム
 中でもかなり良い曲、名曲。


6.「Everything Back But You」・・・パンクロック色強めな曲。1や4に比べるとバカ騒ぎ
 っぽさは弱いので悪くはない。アヴリルの力強いボーカルが良い。


7.「Hot」・・・PVでのアヴリルはすごいね、なんか。1stの雰囲気を感じる佳曲。


8.「Innocence」・・・ピアノ弾き語りのしっとりバラード。よくライヴでは5とセットで歌われて
 いる映像を見る。アヴリルのピアノ弾き語りは個人的にすごく好きである。良曲。


9.「I Don't Have To Try」・・・低音ボーカルで歌いだしかっこいい。で、いいんだけど。
 全体的にはやはり妙に明るすぎる。


10.「One Of Those Girls」・・・2分後半の短い曲。良くも悪くもアルバム曲っぽい。


11.「Contagious」・・・さらに短く2分弱の曲。しかしなぜか僕はこのアルバムでは好きな
 部類に入る曲。やはり素直にロックをやっているアヴリルが好きだからだろう。メロディに
 少しだけ切なさを感じるのは僕だけ?


12.「Keep Holding On」・・・ラストで一番良い曲が来てホッとした。最後にバカ騒ぎで締め
 てなくてよかった(笑)むしろこの曲がなかったら評価的にはひどい事になっていたかも。
 4thに向け、再びアヴリルが戻ってきてくれそうな予感を持たせてくれた名曲。


 


このアルバムがこんなにもハジけちゃっているのは結婚して幸せパワー全開だからか
1stと2ndで売れちゃったもんだから遊んでみよう、的な事になったのか、よくわからないが
2ndの言っていれば退廃的な暗い雰囲気は微塵も感じられず、180度変えてきた感じ。


これは1st~2ndを愛聴してきた日本やイギリスのファンは相当なショックだったんじゃない
かと、思うんだけどどうなんだろう。日本人やイギリス人はどちらかというと1stや2ndみたい
なのを好む人が多い気がするけど、3rdは完全にアメリカのパーティーロックだよ。


う~ん・・・こういうのをわざわざアヴリルがやらなくても、、、と思ってしまう。アイドルに任せて
、アヴリルには硬派なロックをやってほしかったけど。まあ仕方ないね。でもメロディの良さは
さすがアヴリルだなと感じさせてくれたアルバム。


3rdで初めてアヴリルを知って好きになった人は1stや2ndをどう捉えるのか・・・・興味が
あるなぁ。


2009年には離婚するわけだけど、4thはさらに2年待たなければならなかったわけで・・・
一番インターバルが空いてしまったんだけど、4thは大人のアヴリルが素晴らしい曲達を
引っ提げてやってきてくれましたからね。それはまた次回!


 


『The Best Damn Thing』の個人的評価・・・★★☆(C'評価:もったいないアヴリル) 




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