毎日新聞社が最新世論調査(*無作為電話調査)の結果を発表した。
「毎日新聞」2014.3.31(朝刊)「集団的自衛権:憲法解釈変更 「反対」64% 毎日世論調査」
紙面には、「質問と回答」の結果一覧も掲載されている。上記記事に無いが、「政権支持率」は以下のとおり。
*( )内は前回2014.2.15-16の調査結果
◆安倍内閣を支持しますか。
「支持する」 55 ( . . . 本文を読む
安倍晋三首相らが目指す「憲法解釈変更による集団的自衛権の行使容認」に向けた政府素案の中身が判明した。
「朝日新聞」2014.3.29(朝刊)「集団的自衛権行使を限定 政府素案 他国領土・領海派遣せず」
上記「web無料版」は記事の途中まで。紙面での続きの概略は、以下のとおり。
(1)「自衛権発動の3要件」の変更
日本が自衛権を発動するための条件とした「3要件」のうち、①「わが国に対す . . . 本文を読む
「朝日新聞」2014.3.28(朝刊)「権力と社会 市民の力信じられますか【長谷部恭男・東京大学教授(憲法)と杉田敦・法政大学教授(政治理論)の対談】」は、興味深い内容だった。特に関心を持った部分のみを、以下に紹介する(*< >内は引用。「・・・」は略)。
<長谷部 日本の法制は内閣がイデオロギー的に極端な人事を行うことを想定していません。内閣が本気になれば「独裁」に近い状態もつくれないこと . . . 本文を読む
安倍晋三首相から「責任野党」と持ち上げられた政党が、相次いで失速している。日本維新の会とみんなの党の「夢見心地」は、長くは続かなかったようだ。
*NHK「政治意識月例調査」参照
「維新」の内部はゴタゴタ続きで、共同代表の(1人の)橋下徹大阪市長の人気にも陰りが出てきた。先の「出直し市長選挙」(2014年3月)では、仕掛けた橋下市長の「独り相撲」に終わった(*当選はしたが)。低投票率と大量 . . . 本文を読む
「朝日新聞」2014.3.26(朝刊)「集団的自衛権 せめぎ合い 自民、協議機関を設置」(三輪さち子)は、次のように伝える(*重要部分の概略)。
自民党は2014.3.25、集団的自衛権の行使容認について党内で議論するための総裁(安倍晋三首相)直属協議機関「安全保障法制整備推進本部」を設置した。石破茂幹事長が本部長に就き、「安倍・石破体制」で党内論議を主導する。
脇雅史参院幹事長らの「う . . . 本文を読む
「東京新聞」2014.3.24(朝刊)「【核心】 解釈改憲で集団的自衛権容認なら 9条削除と同等」(大杉はるか、金杉貴雄)は、集団的自衛権の行使と憲法の関係について、できる限り分かりやすく読者に解説しようとしている。
記事は大きく3分割されているが、最初の「■歴代政権が憲法上、集団的自衛権の行使は許されないとしてきたのはなぜか」の部分のみを取り上げる。
≪参考資料≫
【憲法9条】
[1項] . . . 本文を読む
ロシアは、ウクライナ(*主権国家)内のクリミア自治共和国を武力で威嚇・「制圧」した上で、「住民投票」を行なった。結果は、圧倒的多数が「ロシアへの編入」に賛成した。同共和国内でロシア系住民が半数以上を占めていることも、大きく影響したようだ。
ウクライナの法律に従えば、この「住民投票」には効力がない。しかし、ロシアは、「住民の意思が明らかになった」として、クリミア自治共和国のロシアへの併合を決定 . . . 本文を読む
「憲法解釈変更による集団的自衛権の行使容認」問題について、多くの人に関心を持ってもらいたい。しかしこの問題は、どうにも取っ付きにくい。そこで、日常生活の問題に置き換えて、分かりやすく解説したい、と思うようになる。まあ、当然の流れだ。しかし、こういった「例え」には意義と限界がある。
意義とは、多くの人がその問題に関心を持ち、論点を明確にする上で手助けになる、ということだろう。そして限界とは、論点 . . . 本文を読む
安倍晋三首相は2014.3.19の参院予算委員会で、集団的自衛権の行使について、「必要最小限を超えるもの(だから認められない)というのが、今までの一貫した考え方だった。果たしてそうか」と答弁した。・・・・・
「朝日新聞」2014.3.20(朝刊)「集団的自衛権も「必要最小限の範囲」 解釈の変更 首相が意欲」
上記の「必要最小限を超えるもの(だから認められない)というのが、今までの一貫した考 . . . 本文を読む
中国の裁判所は2014.3.18、日中戦争時に「日本に強制連行された」と訴える中国人元労働者らによる損害賠償の訴え(*被告は日本の2企業)を初めて受理した。
「朝日新聞」2014.3.19(朝刊)「中国、戦後補償で転換 強制連行提訴受理 日中関係の悪化背景」は、以下のように報じる(*記事重要部分の概要)。
中国当局はこれまで、日中関係への配慮などから、同様の訴訟(提訴)を受理してこなかっ . . . 本文を読む
安倍晋三首相らが主導する「憲法解釈変更による集団的自衛権の行使容認」に対して、自民党内で異論・慎重論が勢いを増している。
自民党総務懇談会が、2014.3.17に約9年ぶりに開催された。同「行使容認」について議論され、慎重論が相次いだ。
溝手顕正参院議員会長
「結論が最初から見えているような有識者会議が政府の意見だと受け取ってもらっては困る」
大島理森・前副総裁
「(内閣の憲法解釈の)安 . . . 本文を読む
北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの両親(横田滋さん・早紀江さん)が、めぐみさんの娘(キム=ウンギョンさん)とモンゴルで初めて面会した。
「朝日新聞」2014.3.17(朝刊)「【時時刻刻】第三国で面会 日朝の思惑」は、以下のように報じる(*引用)。
<複数の政府関係者によると、今回の面会を主導したのは安倍晋三首相だった>
<北朝鮮への対応をめぐり、日本と米国の間にある温度差も不安材料だ。 . . . 本文を読む
時事通信社・最新世論調査(2014.3.7-10実施)の結果が発表された。
今回、安倍晋三内閣の支持率は、前月比で5.6ポイント減の48.1%。不支持率は、同3.8ポイント増の30.6%だった。
内閣支持率は、昨年12月に特定秘密保護法案の国会審議・成立を機に大きく下落した(47.1%/前月比9.5ポイント減)が、その後は持ち直していた。今回、昨年12月の支持率近くまで再び下落したことに . . . 本文を読む
安倍晋三首相らは、憲法解釈変更による集団的自衛権の行使容認に向けて、強行突破を試みようとしているようだ。この問題が、これからの国会での議論の中心になるだろう。
これまで当ブログで何度も述べてきたが、現段階での問題(議論)の核心は「立憲主義の基本を堅持するか否か=形式論」(第1段階)であり、「集団的自衛権の行使を認めるべきか否か=内容論」(第2段階)はその後で焦点になる事柄のはずだ。
それ . . . 本文を読む
何か冴えない店構えだな。年配夫婦が小遣い稼ぎに「惰性」でやってるのかな・・・
JR戸塚駅(神奈川県横浜市)西口の商業施設「トツカーナ」1階にある回転寿司たくみ 戸塚店の前を通るたびにそう思い、ずっと入店をためらっていた。どうせ後悔するだけだ、と。
戸塚駅は、JR横浜駅から東海道線で大船方面に1つ目(*横須賀線で3つ目)。JR東口には、横浜市営地下鉄・戸塚駅もある。
戸塚駅西口では再開 . . . 本文を読む