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「日々これせっせとお薬作り」 -製薬会社新米研究員SIUの日常-

新薬の研究に営む毎日・・・のはず。製薬会社研究職の日常をつたない文章でつづります。

新規連絡先&募集

2010年09月07日 | 製薬会社な日常
お久しぶりです、SIUです。
ブログは更新しておりませんでしたが、日々これせっせとお薬を作っている日々でございます。
サイトに掲載していた旧アドレス(gooのアドレス)を確認したところ、メールボックスが一杯になっていましたので
新規のアドレス(gmail)を取得しました。
SIUにコンタクトを希望される方はお気軽に新アドレスまでメールをどうぞ!

新アドレス:
ots.pharmaあっとまーくgmail.com

今後ともよろしくおねがいたします。


<スタッフ募集!>
日々これせっせとお薬作りでは、今後、ホームページを作成し
より密度の濃い情報発信や音声データによるPodcast配信などを予定しております。
…が!やっぱり本業やその他諸々忙しく時間が取れないというのが現状(涙)
(あと見張っているヒトがいないとさぼる癖が…)

なので少しでもHP作成/Podcast配信を手伝ってあげるよ!という奇特な方が
おられましたらぜひ上記アドレスまで。

SIUがあなたにできることと言ったら「製薬研究職の就職活動指導」や「最近の生命科学のトレンド」
「ビジネス経験(?)」を伝えること、くらいしか思いつきませんが
お手伝いくださる方にも、何かSIUが役に立てるようにしたいと思います。

経験や技術などは不問、やってみようかな?と思ったら気軽にメールを!
、学生ももちろんOK.
最悪、スタバでSIUが作業をしているのを監視する役でも(笑)

なお申し訳ありませんがface ro faceでの打ち合わせの都合上、関東近県在住の方に
お願いしたいと思います。

以上、よろしくお願いいたします。

忙しかったり、忙しかったり(笑)

2009年02月23日 | 製薬会社な日常
すいません、帰国しているのに更新が
滞っちゃって…
いや仕事がたまってたのもあるんですけど
韓国で会ったもしくは遭ったことを
面白く書こうとする自らのプレッシャーに負けました…(涙)

2週間くらいにメールくれた方、滞りましてすみません
ブログ共々ちょっとずつ、やっております。

無事帰国

2009年02月17日 | 製薬会社な日常
SIUです無事に帰ってきました。
いろいろコメントいただいたことは
お返事させていただくようがんばります。。。
(いきなり仕事で疲れてますので、気力の充実をお持ちください_涙)

…というか、韓国からアップしたはずのコンテンツが
アップされてませんでした、あの苦労は何だったんだ…(涙)

足の治療最前線

2009年02月09日 | 製薬会社な日常
寒いと会社に行きたくなるなる弱虫SIUです、こんにちは。

本日、VORTEX*にて化合物をDMSO*で
溶かしていたところ、異常な揺れ方が…
確認してみると机に直接設置する面が
一カ所欠けていました。

あれですね、こんな簡単なものでも一つ抜けると
使い辛いんですね。でもメンドクサイから誰も直さない。。。(涙)

業者さんに修理に出すような故障でもないので(あたり前だ)
ちょうど良さそうなものは無いかな?と考えて実験室と居室を
往復したところ、消しゴムをカッターでちょうどいい形にして
強力両面テープでつけると、色以外はまるであつらえたみたいに完成。
やれば出来るもんだ、創意と工夫が大事よね。

いやー、今日2つ実験を同時並行したけどそれの結果が確認できたことよりも
達成感を得ました!(笑)

いやー世間の方々は科学の先端の現場で、こんなセコいこと
やってると思わないだろうなぁ…

これが本日の足の治療のお話、ちゃんちゃん。

<補足>
VORTEX
実験用サンプルをブルブルMIXするマシーン。
生物学・分子生物学のラボには必ずあると言っても
過言ではない存在。
真ん中に軽く切れ目を入れておくと1.5mLチューブを
手放しで立てたままミックスできて結構便利だが
調子に乗るとholdが緩くなって、チューブが飛んでいって
泣くことになります。

DMSO
DiMethyl SulfOxide(ジメチルスルホキシド)の略
化学式は(CH3)2SO で表される有機化合物。
創薬の現場では汎用される溶媒。
化合物(お薬)を溶かすのによく使う、そしてよく溶ける。
手にたらすとほんのり温かくなるのは何故だろう…?

そんなに変わらぬ、研究者達

2009年02月03日 | 製薬会社な日常
「ファイザーリストラ&合併」についてSIUが書いた記事に対して
いただいたコメントが、SIUの書き方の下手さに起因して
(あと必要以上に感情的でしたね。ほら
なんせリストラが人ごとじゃないもんだから_笑)
十分に意図を伝えきれていない気がしたので
ご返答に近い形で記事にしてみます。

*ちなみにここではファイザーを例に出していますが
それをもとに出来れば「個別ケース」だけでなく「一般論」
を語れたらと思っています。

いただいたコメント、Unknown様より
「Pfizerの研究所は世界最低の生産性だそうです。
最近のリストラでさらに残存研究所も機能低下で
再建に買収したベンチャー企業を使う始末。
大手でも使っている技術水準は同じでも、
技術を使うのは人間なので生産性は雲泥の差があります。」


なるほど「研究と生産性」を評価するというのは
官民問わず難しい話ですね。生産性のベンチマークを
どのように置いているのかを、ぜひ知りたいところ
なんですがあんまり納得できる答えに
たどり着いたことがありません。(SIUの不勉強とも言う_笑)

「技術を使うのは人間なので生産性は雲泥の差」
という言葉の論旨を理解しかねますが

SIUが書いた「技術」というのは「KO animalの作成だとか
マスを用いた微量分析だとか血液成分の多項目同時測定だとかは
もうある程度の規模であれば全部出来ます」という話、これが一点。
それに加えて「その技術を使っている人間の質もたいして違わない」
ということも含んでいます。

つまり「ファイザーのジェフさん」も
「サノフィアベンティスのリンダさん」も「武田薬品の山田さん」も
まあ、ほとんど同じ論文を読んで、同じような実験をして
同じような結果にたどり着いているということです。
(この辺は特許とパイプラインを見てるとよくわかる)
だから研究所の組織としてはあまり力量差は出ないかなと。

注1:統計学的思考から見た例外(ダメ人材の集まる率)
ただし小さいベンチャーは統計学的に人材が正規分布を
取らない可能性もあるので、飛び抜けて優秀なところもあるかもしれない。
大きくなればなるほど、(給与などの条件が変わらなければ)
いい人材も悪い人材も取る確率が他社と同等になっていくと考えられる。
*上記理論を論じるには、細かい前提条件が必要ですが面倒なので(笑)省きます。

注2:金銭と物量の違いについて(お金持ちと小金持と貧乏人)
かけられるお金の額が違うのは事実なので、メガファーマは
必要以上に志し高く「独創的新薬」なんぞ目指さずに
ここのメリットをもっと、生かす戦略を取ればいいのになぁと思う。
とにかく物量作戦を取るのを第一とする
aka「ハイエナ創薬(笑)」SIUが命名(笑)
まあ機会があったら書きます。)

「他のどこどこが優秀でここは優秀じゃない」というのは
何も製薬業界だけの話じゃないですね。最近の事例を別の業界で出すと
つい最近になって100年に一度の大恐慌と騒ぎだす前まで、日本の経済関連の識者は
「海外のファンドは『高度な金融理論』を用いてハイリターンの運用をしている
日本ももっとリスクを取るべきだ!」とか「海外(主に米国)では個人も預金をほとんどしない
日本人も株式で運用すべきだ!日本人は金融リテラシーが低い」
(←まあリテラシーが低いのは事実かも、と自分を振り返る)とか
言われていたのと同じ構図かなと…
(もちろん山崎元さんのように「最新の金融理論『教』」に否定的な方もいらっしゃいました)

じゃあ現在を考えてみると、リーマンを初めとして欧米金融機関は大損失を出して
青色吐息。米国個人投資家は(一般の方も)財産が目減りし、年金(というか401k)の額も
下がってしまい、老後に不安を残しています。結局、アメリカの方が
日本人より賢いわけでも、MITやハーバードで金融工学を修めても
必ず成功するわけでもないです(あたりまえですが日本人が特別賢いわけでもない)。

しょせん自分庭よりも他人の芝の方が青く見えるのはどこも一緒で
(日本の製薬業界だと「武田」にコンプレックスがあったりする)
でも個人ベースではあんまり変わらなかったり。。。

会社経営の話に戻りまして、もし個人ベースの力が変わらないのであれば
資金の配分とか人材の配置とかどちらかというと「戦略」とか「マネージメント」とか
によって、力の差(特色)が出てくると思うんですよね。
というか出してほしい。
たとえ経営者の質はたいして変わらずとも、経営陣の人数は少数なので
特色は出せるはず、というか出してください。
特に国内の製薬会社のボスの方々、メガファーマと同じことを指向していたら
どんなに合併しても使える資本量でかなうわけありません。
ぜひゲリラ戦で勝ちましょう!
(aka「身の丈にあった創薬方法:(任天堂を見習って!)」SIU命名)

その辺をやってくれると現場の人間としては嬉しいかと。
力を込めてCI(Corporate Identity)を作ったならそれを
生かすべく組織を構築してねと。

お金があるから欲しいもん(ベンチャー、パイプライン)買っちゃえ!ってのはどうも(笑)

*余談
某まんがのエピソードとして、大企業の社長さんが建築現場で働くおじさんに
「あんなオモチャ(実用性は無いハイテクマシーン)に金を使うぐらいなら現場の労働環境を改善しろ!」
といわれたのに対し「○○への投資は高度な戦略に基づいたもので、お前らに払う日銭とは種類がちがうわっ!」
といい放ちこれが「TVで放送⇒辞任」というのがありました。
製薬会社のエライ人の前でSIUがこれを言ったら、同じ現象になるかな(笑)
薬業界からつまはじきに会ったらどうしよう。。。

まあ話を戻しまして、、、
もしPfizerの研究所の生産性が低いのが事実だとしまして
それを理由にリストラするのであれば、生産性の低い社員を排除して
(研究員の生産性を測るのも難しいですね…)
効率を高めるのも、なるほどと思わなくはないです。
んが、リストラ後まずは既存の組織を組み直すことから
始めましょ!とSIUは思ってしまうんですよね。

たとえば、、、大所帯だけど弱い野球チーム(ファイザー)が
成績の悪い(といわれる)選手をリストラしたあと
また弱いと言われているチーム(ワイス)を買ってきて合体させても
強くなるのかな…?(なんかそんな話ありましたね)
んで、またリストラします?
人材流出リスク、人材交流にかかるコスト(人的・金銭的ともに)は
今回の合併にペイするのでしょうか?

もしやるなら浮いた原資で有能な選手を何人か
引っ張ってきた方が良いのではと思ってしまいます。
他社さんのことなので、余栄なお世話ですね…

ま、自分の会社でもSIUの声をCEOまで届かせるすべを
持たないのですが(笑)
メール書くかな?でもSIUにとってのインセンティブが働きません(笑)

ファイザーぐらい大きくても
多くて数十人の有能なリーダーを引っ張ってくるだけでも
違うとおもうんだよなぁ、どうかしら。

まあ、新聞を含むマスメディアからの情報だけなので
たぶんファイザー内部の深い話あ理解できてないでしょう。
まあ、目に見える話からSIUが思う一般論を語ったということで
一つ!

*より突っ込んだ話を書きたいのですが
収拾がつかなくなってきたので、また今度。。。

東京特許キョカ局

2009年02月02日 | 製薬会社な日常
どうも自分のブログを見たら勝手にレイアウトが変わっていて
ビックリしている、SIUです(涙)こんにちは!
何もしてないのに突然変わってびっくりですよ。

今日は午前中、特許ノート(正式名称わからん)をずっとつけてまして
たまってた分(笑)
本当は溜めちゃいけないんですけどね、万が一係争になった時に
「実験実施日」じゃなくて「記載日」が早い方が有利になるはずだから
*先発制のアメリカのみ、先願制の日本とかヨーロッパは特許出願時が起点

とはいえ、自分の担当テーマで係争が起こったことがないから
実際のところは十分に理解しているとは言えないのですが…

ただし合成を進めていった結果、他社特許と
母核と側鎖がほぼかぶっていたことは何度もあります。
まあ、同じターゲットを狙っているんだし
そりゃ近づいていきますよね、他の会社の人も同じ経験をしているはず。
あ、この間、特許を調べてたらわりとホットなターゲットでファイザーの化合物が
ありました。
そりゃ当然、他社から完成品を買うだけでなくて自社でも合成して
薬理試験やって特許押さえてますよね。数日前には感情的になって
「自社で作らんかい!」と読める文章を書いてしまって反省。

さてさて合成陣の場合は特許ノートには合成ステップを書いていくらしく
(合成の特許ノート見たこと無いですが)、社内のマニュアルも
それに準じて書いてあるため、どうも生物系の実験を記載するのに
しっくりとしたフォーマットが自分の中で出来てないんですよね。

まあ今やってるのは1st screening
(=いくつも並んでる、お薬評価の第一弾と考えてくだせい)の
結果を貼付けていくぐらいなんですが。あ、あとプロトコルも貼るってるけど。
in vitroの結果で酵素なら阻害実験、受容体ならbinding assayとかのね。

でもどのくらい細かく書くべきなのかは、前述の通り正直わかってない…
化合物番号だけでいいのか、毎回構造までいれた方がいいのか
プロトコルもどのくらいまで詳細に記載した方がいいのか。。。

でもそれとは別に実験ノートがあるからなー。
そこに実験番号でひも付けされていれば問題無いと思うのだけど
いざ係争になったとき「記載が不十分なので却下」とか言われたら
わらえないなぁ、と思う今日この頃なのです。

ちなみにタイトルとして用いた「東京特許許可局」は
有名な早口言葉ですが実際は無いそうです。
まあ、言われてみればそりゃ無いか、と思うのですが
案外、有る無し何ぞは考えたことがありませんで
SIUは意外に驚いたりしました。ので、本日のまめ知識(笑)

*本当は「製薬会社の研究所と生産性」に記事を書いていたのですが
延々書き連ねてしまい、収拾がつかなくなてきたので
週末にでも時間が取れればまとめてからアップしたいと思います。


自家用ジェット

2009年01月28日 | 製薬会社な日常
to DOリストをチェックしていた時のこと
(以下のようにやることが列記してあります)

to DOリスト
--------------------------------------------
•スクリーニング結果をPJにメール
•ELISA購入x2箱
•出張用飛行機の購入(JTBへ連絡)
•先週の飲み会のお金を山田さんへ(2千円)
•…
•…
--------------------------------------------


ん?
なんだこの違和感は?
もう一度見てみよう
to DOリスト
--------------------------------------------
•スクリーニング結果をPJにメール
•ELISA購入x2箱
•出張用飛行機の購入(JTBへ連絡)
•先週の飲み会のお金を山田さんへ(2千円)
•…
•…
--------------------------------------------


あれ、いつの間にか「飛行機の購入」することになってる!?
プライベートジェットか…
どうしよう、今度のボーナス一括じゃ足りないことは確かだな(笑)

*注1:もちろん「出張用飛行機”チケット”購入」の間違いです。
*注2:「ELISA」を「ELIZA」と素で書き間違えていましたのを
ご指摘いただいた(感謝)ので訂正しました(2009.1.30)
ELISAプレートを何百枚(さすがに千はいっていないと思いますが)使って
実験しといて、イージーミスをしているのだワタシは(涙)

美味しいお茶

2009年01月22日 | 製薬会社な日常
料理の話をネタにしたのでついでにオススメのお茶の話。
お茶は料理に比べて用意も片付けもそんな大変じゃないので
家にいる時は何かにつけていれて飲んでます。
使いやすい&洗いやすい器具も家に揃ってきましたし。

いま一番好きなお茶は
烏龍茶の凍頂烏龍 (清香)ルピシア
これは台湾のお茶。烏龍茶なのに煎れたては緑茶のようなきれいな緑
しばらく経つと琥珀色に変わってきます。これがキレイでヒマだとずーと見てます(笑)
味も烏龍茶にありがちな苦い味ではなくてさわやかな味。
最初、無印のティーバックを適当に買ってきた時にたまたま凍頂烏龍茶が
まぎれてて凍頂ウーロン茶にはまったんですが、いくつか飲み比べてみた結果
LUPICIAの物が一番好きでした。
ちなみに台湾に行った時にかなり期待して買ってきた凍頂烏龍茶よりも
LUPICIAのが美味しかったのは秘密です(笑)

でも春と冬のある時期にしか売ってないんですよ!なので
ある程度買い置きしてます。
でも今SIU宅には切れているのですが…早く買わねば。
少し高いし贅沢なのかなとも思いますが、かなり高いお茶を買っても
2煎も飲んだら500mLのお茶ペットボトルよりは安いから良いかなと考えている次第。

次は紅茶。
紅茶はかなりいいお茶を飲んでもよくわかりません(笑)
ので、ピュアな紅茶は何でも良くて(リプトンのティーバックでも良い)
そのかわりといってはなんですがフレーバーティは
NINA'Sの「The des Anges」と「カトルフリュイルージュ(綴り分かりません_笑)」
は本当に香りが良くて、いやホント幸せ。オススメです、でも匂いに好き嫌いあるかも。
たぶんフランスのメーカー。

この子との出会いは六本木のグランドハイアット。泊まった時に置いてあったのですよ。
何気なく飲んでびっくり、美味しい!やっぱ高いホテルは置いてあるお茶が違うわ(笑)
思わず余りをもって帰ってくる小市民なワタシ(涙)
グランドハイアットに泊まるのはなかなかにお財布と心が痛むのですが
(幸いその時は自分でお金を払わず泊まれた、ラッキーな時でした)
お茶は給料の範囲で買えるので、家にいてもホテル気分!な感じで常備してます。

他にも好きな紅茶お店として「アリスの茶屋」とか「花水木」とかあるのですが
筑波ローカルなのでここでは割愛。

ちなみにNINASのお茶の名前である『The des Anges(デ デ アンジュ)』をSIUは勝手に英語に変換して
「The Angle:ザ天使(笑)」だと理解してました、がフランス語で「The=Tea」だそうで
正しくは「天使のお茶」という意味だそうです。
ということは「des=of』だな?フランス語は習ってないので嘘を言ってたらすみませぬ。

ええと気を取り直して、ほうじ茶は加賀棒茶(丸八製茶場)が好きです。
これは今日紹介した中では高くなかったはず。香ばしい匂いが何ともたまりません。

緑茶はわりと何でも美味しいです、新茶ならなお良し。

これらのお茶をですね、近所のスーパーで汲んできた浄水(MilliQではありません_笑)を
T-falのアプレシア 0.8L
で500mL程度わかした後
緑茶以外は熱々で抽出!(時間は実験とは違ってタイマーを使わず慣れとカンで決める)
ちなみに「あっと言う間にすぐに沸く」というCMのコピー通り、すぐに沸きます。
これを買ってから、電気で保温するポットは用無しになってしまいました。
(あと毎回わかした方が酸素を含んで、お茶を作るにはいいそうです)

急須は茶茶急須丸 450ml(HARIO) に入れるとちょうど良いです。
中が透明だから抽出具合がよく見えて金属部が目が細かくかつ取り外し可能。
入り口が大きいので洗いやすい!あと1000円とお値段もお安い、オススメです。

500mLというのは一人で飲む時は多すぎるのですが、お茶は大量のお湯で入れた方が
美味しいので一気に入れてしまって、保温ポッドに入れてあります。
*余談ですが「mL」のエルが大文字なのが癖になっているところが職業病だと感じます。。。

こんなことで幸せと感じられる我が人生はなかなか捨てたものではない!と思う今日この頃。
楽しい時もつらい時も美味しいものを味わって、心をほっこりしてきたいです。



就職活動(製薬研究職)

2009年01月20日 | 製薬会社な日常
そういえばさ来年度入社の研究職の就職活動(募集)は
行われているはずだけど、今どんな感じなんだろう、、、

今日、同じ居室の人が出身大学へ説明会をしに人事の要望で
行くって言うのを聞いてふと思いました。

でも今の時期では研究者よりもMRさんメインの説明なんだろうな。

Strong Medicine(ストロングメディスン)

2009年01月09日 | 製薬会社な日常
最近読んだなかで読んでよかったなと思った本があったので
忘れないようにここで紹介。

『ストロングメディスン』アーサー-ヘイリー著(リンク先はamazonです)

主人公である女性MRがつとめる製薬会社の薬害を軸に話が展開していきます。
医師に対する過剰な接待、過大広告によるエビデンスの無い適応外処方
研究者の自己過信、経営陣の自己保身など、アメリカ製薬業界の構造的問題を
あぶり出していく(結果としてあぶり出されていく)お話です。

単純な勧善懲悪ものではなく、物語としても読みやすく優れていると思いますし
何よりも原著は1984年に出版されているのですが、ヘイリーが指摘した
問題点は未だに製薬業界(日本においても)に存在しているのです。
なので研究者・MRさんを問わず来年、製薬会社入社予定の方々は
もしくは志望の方々は、文庫本で安いですし(上・下巻ですが)一読をお勧めします。

製薬会社に勤務しているものとして真の目的は何なのか?
コンプライアンスって?と問い直させられる作品です。

SIUは見ていませんが映画化もされているようですよ。