しさ治徳です

地域住民の生活を守るために、その要求をどうしたら解決できるか、住民の皆さんといっしょに考えます

唐津東校を捨てて、「早稲田」を選択。

2008-09-13 08:58:28 | Weblog
早稲田大学の係属校として中高一貫校を唐津東高の跡地に開校する計画に協力するために、唐津市は県から半額で譲り受け、それを無償で貸与するという。開校の条件として校地は無償譲渡か貸与というから早稲田もたいしたものである。
 跡地で中高一貫校がやれるのならば、田畑をつぶして東校を移転させた理由がわからない。お城の下に校舎はあっても、海に面し、桜、藤の花咲き、ぐるりと四方八方を見渡せる城跡は、人生で一番輝く瞬間である青春時代のロマンを育む環境としては、これに勝る土地を唐津に探すことはできない。
 関東に行くと佐賀は知らなくても焼物で有名な「唐津」は知っているという人も多い。なのに、校名には佐賀はついても唐津はつかないとも、企業誘致同様に経済効果を期待して伝統と文化を犠牲にした選択と後世の唐津っ子に評価されないよう祈るばかりである。

いい湯だな~にも差別

2008-09-08 08:12:12 | Weblog
各世帯に配布されてきた市報「からつ」には、今月、老人週間の期間中「りふれ」の入浴が無料となることが載っている。
そこで身近な天徳の湯と佐用姫の湯はどうだろうかと尋ねてみると通常と変わらないとの返事が返ってきた。なぜだろうと、本庁の高齢者福祉課に市内の施設の状況を尋ねると「りふれ」だけを無料にしているとのことでした。
 理由としては福祉施設、観光施設などの違いがあると説明をしていましたが、市内のお年寄りにとってそうした違いが理由として納得を得られるのだろうか、と割り切れない気持ちになった。
 外からのお客様も大切ですが、内の市民がもっと大切だし、そこに差別を持ち込むのは行政のやることではないと思いますが、委員会で尋ねることとしましょう。(08.9.8)

新庁舎、その前に市民生活の向上を!

2008-09-01 19:32:04 | Weblog
今日から9月議会。本会議終了後、新市建設特別委員会が開かれ、6月議会中にも論議された新庁舎建設についてということが議題でした。
 各委員から質問、疑問が出されたが、合併協議会の時には建設を前提としていなかった問題である。例の如く、民間団体の代表11名を交えた「検討委員会」では、「現在地に、特例債を使用して、つくる」との結論を得たようである。
ただ前提として、大手口にある旧まいづるを取壊して建てられる新ビルのフロアも購入の対象としており、すっきりしない。
 もっと大切なのは、市民の生活が大変な時に、そのことを顧みずに建設に走っていいのか、ではないでしょうか。「財政がない」と暮らしを良くする要求には背を向けて、ちょっと間違ってはいませんかと言いたいところです。(08.9.1)