ウロ

木の洞に頭突っ込み独り言

棄て始めると止まらない

2017年10月09日 | 日記
古いコミックスを調べたら意外と値がついている。
でも実際に売るとなるとあれこれ難癖つけられて減額だろうな。
古いコミックスはどうしたって傷んでる。
意外な人の意外な本に値がつく。捨てるぐらいなら売る。
ただ査定が見積もりを大きく下回ると送料が発生するから
そこんとこ考えないと。
良心的なのかその逆なのか一度試さないと分からない。

でもさ。前に五箱処分した時ブックオフだったんだけどさ
古いコミックスなんて殆ど全部ゴミ扱いだったよ。
それに比べれば丁寧と言えるよね?

絶版ばかりの樹村みのりさんは知名度はないけどマニア受けするし
知る人ぞ知る岡田史子さんの中には定価を上回るのもある。
まだ手放すつもりはないけれど。

逆に中古でなら手に入るというのなら
樹村みのりさん 欲しくなる。いや 増やしてちゃいかんだろ。

いくらになるかはさておき結構楽しい作業である。
でもやっぱ目はしょぼしょぼ。


棚を整理していたら「証明書」の箱から卒業証書が出てきた。
それなりの表紙がついているから嵩張る。
旦那に「卒業証書どうする」と訊いたら ど𠮟られた。
「中身はとっておくよ?」と言ったら渋々了解したけれど
未練があるなら表紙ごととっておくよ。
自分のも中身だけ避けておく事にした、けど別に捨てても構わない。
だってもう就職も結婚もしないしさあ。
「そういう問題じゃない」

私はズレてるんかなあ。

昨日も他の事で「こいつを基準にするな」と言われたしなあ。


けどさ。
「俺が死んだら捨ててくれ」って
そういう考え方じゃ結局片づけないんだよね。
卒業証書の一枚ぐらいなら簡単だけど
コレクションとかさ。
ちりつもで処分依頼するにも金は掛かる。

私は押入れにマンガ積んでるけど 順に読み返してるからさ。
でも旦那のビートルズとかクラッシックとか並んでるだけじゃん。
ビデオをDVDに移すために今のデッキを買ったのに
一向に作業する気配ない。
こちらとしても酷使されて壊れたら堪らんのでうるさくは言わない。
今のデッキが駄目になったらビデオテープは捨てるぞ?

CDもさ 棚の飾りなら捨ててしまえだし。
でもこれを言うと喧嘩になる。

ひとつひとつは「これを捨てても家は広くならん」だけど
ほんとそれの積み重ねなんだよな。
でもって無責任に「とっておけ」と言った物の大半は
10年後の今「要らん」だし。

私が物を捨てられなかったのは「買えない」からだけど
旦那は(母もだ)ある事を忘れて買ったりさえするんだからずるい。
本当に欲しかったらいつでも買える。でもってどうせ買わない。


思い出の品は買えない とか言うけど
自分以外の人間に見られたくない思い出は捨ててしまいたい。

先日見つかった記憶にない原稿。
兄と弟の間で揺れる女性と、兄を喪った少年の話だった。
構成は我ながら「うまいんじゃない?」だったが
結局「だから何?」だったんで破って捨てた。
ネットに打ち込んでおけば人(身内)知れず残しておけるけれど
その労力の価値もねえや。


カメラって売れるかなあ?
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