ウロ

木の洞に頭突っ込み独り言

見せません

2011年10月31日 | 日記
旦那がパソを使った後、うっかり確認忘れると
「あめーばにろぐいんしたまま」となる。
ふつーログアウトとしてパスも消しておかないか?
メールもログインしたままだったりして手間が増える。
パソ全面的に共有なんだから。

家族が自分のブログを知っている人がいる(意外と多い?)と知り
ちょっと驚きである。
教えてないし教える気もない。
先日昔の日記をプリントしたのをうっかり置きっぱなしにして
最初の一枚を娘に読まれた。
その前には小説をファイルしたのを戸棚に入れておいて
息子に「何なの これ!」と突きつけられた。
幸いうちの子供達は字を読むのが嫌いだからそれで済んだ。

私はゴミ箱から息子の作文を拾い出すのが好きである。
読んでいるのを見つけると息子は激怒し、破りに来る。
日記やメールを盗み読みする気はないけど
先生に見せたものは読んだっていいと思うのよ。

娘が出産したら渡そうと育児日誌をつけていたが
やめた方がいいなと今では思う。
まず字が小さくて読む気になれないのと
そんなものを読んで育児に取り組む娘とは思えないからである。
あちこち書き付けた心配事や感想も笑い飛ばされそうな気がする。

遊びに来た友人が広げてあった育児ノートを見て笑った。
「あんた こんなことやってるからノイローゼになるんだよ」
そう。
私は一日を帯グラフにして睡眠・授乳・排便などびっちり書き込んだ。
睡眠時間が人目で分かるように色分けまでした。
「こんな暇あったら 寝たら?」
ごもっともでございます。今ならアホやと自分で思います。

母親が自分の育児メモを私に渡した。
「夜中 ぐずる。放っておいたら寝た。明け方またぐずる 放っておく。
また泣いた。泣き止みそうにないから起きて授乳する」
「どうかなと思いつつレバーの缶詰を与える。下痢をした」
などなど。腹が立つより羨ましいと思った。

同時期に出産し、遊びに来た友人がばかばかコーヒーを飲む。
私は飲んだコーヒーのカフェインが何時間後に母乳に出るか
心配で飲めなかった。夜中の授乳時に出たら赤ん坊の目が冴えてしまう。
そういうデーターを出して欲しいと真剣に考えた。
そうしたら子供の生活時間に合わせてコーヒーや痛み止めを飲むのに。

赤ん坊の脳波を測る帽子も欲しいと思った。
旦那は上手に子供を寝付かせるのだが
私はいつも早くにベッドに降ろしてしまい、やり直し。
脳波を見て「ああ 熟睡に入った」って確認できたらいいとそのたび思う。

フランスでは睡眠剤入りの座薬があると知って輸入したいと願った。

別に夜泣きに苦しんだわけでもない。
一度昼夜逆転されただけ。
うるさい旦那や姑がいるわけじゃなし、昼間子どもと寝てれば済む話。

私は子育てに向いていない。

ってまたタイトルと違う話になっちゃったではないか!

どっちにしてもこんなブログを娘に見られたら
「お母さん ばか?」と呆れられるだけだ。
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茶道と華道と着付け

2011年10月30日 | 日記
嫁入り前にやっておかんといかんと思い込んでいた。
なぜか必修だと思い込んでいた。

以下茶道の話。興味ない人には退屈だからスルーしてね。

茶道は好きだった。意外と面白い。
こまごました作法やお道具のきまりや
何より洗練された(実はすごく効率的という)動きが心地いい。
結婚した後も続けていた。
こう見えて(どう見えるというんだ)地方講師級。
どうして級かというと免状を貰ってないからである。
先生が「教える気があるなら勧めるけど あなたはその気ないでしょう。
とっちゃうと年会費払って研修も受けなきゃいけなくなる」と止めた。

華道と同じ教室に通っていて
「お花代がきつい。夏は花のもちが悪いから冬だけにする~」
と言ったら、先生が
「夏には夏の花がありますっ 通年でやらないと駄目っ」と怒った。
そして「お茶のお稽古はタダで見てあげるからお花だけ申し込んでおきなさい」
と言ってくださった。
今思うと恥ずかしい生徒だ。お菓子が干菓子だと文句言うし。
やめてから「今日はあなたの好きなお花見団子よ 遊びにおいで」と誘われた。
団子が出ると大喜びしたから。

茶道は奥が深い。
季節によって炉と茶碗が違うとご存知だろうか。
お道具によって作法が変わるというのも面白い。
茶器を入れる袋に「長緒」というのがあって、扱いが少し違う。
到来物のお茶がある時は「茶通箱」というのを使ったり、
嫁入り道具にした人もいるだろう「色紙箱」にも独特の手前がある。
私は「短冊」を買ったけど、結局一度も使ってない。
炭手前 というのもある。炉に入れる炭。
長さと本数に決まりがあり、入れる順番も決まっている。
火箸の扱い、最後にお香を入れるなど。
そうそう。男手前というのもやった。
女性が三回に分けてやる所作を二度でしたり、そんな感じ。

通ったのはカルチャーセンターだが、
月に一度先生のお宅で希望者だけお稽古を受けられる。
親御さんの代からなので道具がたくさん揃っている。
気楽なのにいろんな経験が出来て、お得な教室だった。

華道はねー
「切りすぎっ! 何回言ったら分かるの」とそれこそ何度も言われましたっけ。
あんまり好きじゃない。
好きになると思ってたんだけど、私空間把握能力が低いんでした。
自由華はいいんだけど それ以外はきまりごとが多すぎて。

着付けは滑り込みで半年だけ。
今思うと着付けを一番にやっておけばよかった。
お茶なんて役に立たない。
今では手前どころかお客も出来るかどうか。
……でも余裕ある老後を迎えられたら、もう一度やってみたいね お茶。
でもお茶をやるにはやっぱ着物だね。


明日から振袖で着付けの練習をしようと思ってます。
留袖は小紋より重いそうで。
振袖はもう要らないから練習用にいいかも。帯は袋帯。
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長襦袢がない……

2011年10月29日 | 日記
タイトル「ばかやろー」か「もう嫌だー」にしたかったよ。
でも攻撃的なタイトルはつけないと決めたからやめたんだよ。
雄たけびは「ばかやろー」だよ。

留袖に合わせて作った襦袢がない……
袖丈ちがうやつを内側縫って使うかとか思ったが
「黒留袖の長じゅばんは白!」だそうで
ピンクのなんか駄目やんか……

どうして一緒に仕立てておかなかったんだろう。

末廣もないから買ってこないと駄目だし。
しかも! 喪服も夏冬(?)袖丈違って長じゅばんは一枚しかない。
どう合わせろと?
礼装は一式揃えて買うのが一番確実だと思うのよ。
ケチるくらいなら着物なんか買わなければいい。
なければレンタルするだけの話だし。
なまじそこにあるからもだもださせられるんだ!

そうそう。名古屋帯もないの。
練習用に買ったやつと、普段着丸出しのやつしか。
寝かしておくのも勿体ないから小紋をおろそうかと思ったけど
帯がなかったらどうしようもない。
織りの着物で一枚好きな色があったけどそれも着られない。
自分で買うほど道楽じゃない ってか そんな金あるかいっ!

振袖用の帯と留袖を置き合わせてみたけど
やっぱ無理かな。帯が浮く。
帯揚げを黄色とかにしたらいいかなと思っていたら
白基調がきまりだって言うし。この帯に金の帯締めは合わないし。

着物ってほんと面倒なのね。
好きな人は好きなんだろうけど私には無理っ。
服でさえ選ぶの面倒なのにやってらんないよ。

どのみちお金のある人しか出来ないって。
小物だけでも結構するもんね。
こーゆーのを持ち腐れって言うんだよね。
きいいい 米にでも換えるかい。



愚痴ばっかじゃ暗いから なんか明るい話題。
と思ったけど浮かばん。ええことないわ。

♪ 15 16 17とあたしの人生暗かった~
(知らない人ごめんなさい)(世代的に知ってるよね)
「お前まだ14だろ」
「この三日間停電だったの」
という漫才を昔やっていた。

♪ ある日突然ふたり黙るの~ って歌の
「ふたり」を「ぶた」に置き換えるという替え歌が
なかよしか少女フレンドの読者のページに載っていた。
40年前?
歌をご存知の方 やってみて下さい。一番の歌詞。
どなどなされる前のぶたちゃんの光景が眼に浮かんで笑えます。

あああ。頭が痛いわ。
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投げたくなってきた……

2011年10月29日 | 日記
昨日メールで友人に袋帯の事を訊いた。
名古屋帯でお太鼓を結ぶ時「ねじる」「たたむ」「結ぶ」の方法がある。
お太鼓というのは恐ろしい事に最終的には帯紐一本で支える事になる。
結んでおけば、もし帯紐が外れる事があってもお太鼓が崩れるだけで済むが
たたんであった場合ばらばらっと帯そのものが解けてしまう(気がする)。
袋帯の二重太鼓の作り方を検索したら「たたむ」しか載っていない。

友人曰く、結びやすい帯なら結ぶ、だそうで。
そういえば「大切な帯や刺繍の細かい帯は傷めないようにたたむ」と
聞いたような気がしないでもない。
予定通り振袖の帯を使いまわすなら結べばいいかなと考えていたら。

「帯揚げは白 に金銀」

ひえい。帯揚げも限定ですか! あったっけ そんなの。

とりあえず一度着物と帯を確認しておこうと
さっきクローゼットから桐箱を出してきた(和箪笥はない)。
あちこち掻き回して小物も探した。

留袖用と書かれた帯揚げ・帯紐セットは見つかった。

友人が「お稽古がてら遊びに行くわ~」だと。
いつもなら来んでええと言うとこだが
今回ばかりは相談せんといかんかも知れんな。


一部だけ着物を見てみたんだが、
ばらばらに買っているからわけが分からんの。
嫁入り道具用ならきちんと帯と長じゅばんと小物セットにしないか?
思いつきで衝動買いした挙句、ぎりぎりでケチって他を揃えず、
下手すれば自分用に買ったやつを数合わせに放り込んだものまで混じってる。

父は「着物なんて結婚が決まった時に一度に買えばいい」と
言ったそうだ。今ならそのとおりだと思う。
その年頃なら本人の好みも入れられるし、分かりやすくセットにして貰える。
帯も帯揚げも合わせていない着物を一体どないせえと。

母はかつて「娘のため」と言っていたが
婦人会での見栄と、自分の楽しみのためじゃないか。

私は友達に「貸衣装店」と「呉服屋」の娘がいた。
どうせ買うならそいつらに相談しとるわいっ!
小紋とつけさげが二枚ずつある。訪問着と色無地はない。
買う順番間違ってないか……


ちゃんと学校も出して貰って嫁入り支度も不完全ながらして貰って。
ええ。そうですともさ。

学校の友人と話す。
「私ら外から見ると恵まれているんだよね。だから何も言えない」

親にそれだけの財力がないならよかったんだよ。
後から見せつけられ、じゃ あの時の苦労は何だったの?
なんで穴の空いた靴やサイズの合わない制服で我慢しなければならなかったの?
と若い時の惨めさに腹を立てるのが嫌なんだよ。
ないならないままにしておいてくれたら何でもない事だった。

こんな着物買うくらいなら
スキー合宿参加させてくれたってよかったじゃないか。
学校規定のコートだって買ってくれてもよかったじゃないか。
なまじ私立だから教師は当然のように要求してくるんだよ。
家にお金がないと信じ込んでいた私は
先生に言われた事も黙って飲み込んで、自分で制服直して
コートの事を言われても笑ってごまかして。

むきいいいいっ また腹が立ってきた。
着物なんかっ着物なんかっ! ありがたないわっ!
(……着物に罪はありません)

ああー 出してきた以上は整理せんとなあ……
ほんと着物には罪はないんだから可愛がってあげないといかん。

でも知るほど面倒になってきた。
「結婚の時に慌ててこの一式だけ買ったの」
という次男の嫁さんがある意味羨ましいぞ。
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父親と娘

2011年10月28日 | 日記
父親に似た女の子は幸せになれる とか
父親に愛されなかった女の子は男の人にうまく甘えられない とか。

娘は父親に似ている とよく言われた。
娘が乳児の時私はノイローゼ状態になっていたので
旦那がいなければ育ったかどうか分からない。
旦那は会社から帰ると娘を膝に乗せてテレビを見ていた。
幼児の頃、旦那が会社に行こうとすると娘は泣いた。
よって旦那は娘が(なんだかんだ言って)可愛い(らしい)。

先日のメールで「抹茶のお菓子送って!」と言われ
旦那に「ついでに買ってきて」と何気に言ったら
あれやこれや日本っぽい菓子を買い込んできた。
普段から娘の近況を聞きたがる。
私は連絡がないのは順調な知らせと放っておきたいのだが
仕方なく「近況送れ」とメールを出す。

娘は日本語が不自由だから近況の内容もすこぶる分かりにくい。
電話で話していても分かりにくい。
自分が周知の事は相手もそうだと思い込んでいる。
「友達に州内の案内してもらうの。お昼は寿司かも知れん」
「結局寿司は見つからなくて カフェテリアだった。奢ってもらった」
「その後コーヒーを奢り返そうとしたんだけど それも払ってくれた」
「相手は水しか飲んどらん」
きゃああああ。「なにがなんでも払えよ!」
と、ここまで私は相手が女の子だと思い込んでいた。
「なんか 男が払わんといかんみたいな空気で
お店の人も 男の方に渡しちゃうんだもの」

知るかぎり最低でも4人の男の車に乗っている。
自分の買物や通院で乗せてもらっている。

そんなに簡単な事なのか!
私だったら絶対無理。「なんでも言って」と言われても無理。
そのうえ奢って貰ったりしたら暫く悶絶(申し訳なくて)で夜も寝られん。

いいなあ。
留学に行くとか そんな事より
自然に男の子と接する事の出来る娘が
不思議と助けて貰える相で、またそれに甘える事が出来る娘が
なんか羨ましい(けど やっぱり どうよ?と思ってしまう)。

父親に似てて 父親に愛された娘。
冒頭の話は真実なのかなあ……



ぺるそな。
アニメの中で主人公がイザナギ以外のペルソナを使った……
私はくそ弱いイザナギを最後まで我慢して使ったのにぃ……

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受験生な息子

2011年10月27日 | 日記
タイトルが浮かばんかった。

月曜日に塾の講座を入れた息子。
古典。「古文」の授業が終わり「漢文」になった。
彼は漢文を勉強する気は全くない。
友人が途中でやめたら講座料が戻ってくると彼に教えた。

かわい塾から精算金額のお知らせが届いた。
息子は嬉しそうに「それで焼肉行けるねっ」と言った。
確かに必要もないのに講義を受けている余裕は彼にはない。

学校からそのまま塾に行く。途中で夕食を済ませる。
帰宅するのは遅からずの9時半過ぎ。
私の月曜日は一日が長く、7時半からの「エリン」も観賞出来て
パラダイスディだったのだ。

しかし戻った金額を見て
塾ってこんなに高いんだ と実感した。
払う時は何も考えずに払ったが、
数時間の講義にこれだけ払う事になっていたんだと思うと
「高いよ!」と叫びたくなった。

学校でしっかり授業と補習をやってくれたら~~
娘は毎日放課後に補習を受けてきた。
こんなことなら こんなことなら
中学の時に息子のけつを叩きまくって娘の高校に入れるんだった……
ボーダーが下がったせいもあって
可能性ゼロじゃなかったんだ。息子でも。

最近息子が朝、「学校行くのかったるい」と言う。
片道20分の自転車通学(私だと40分かかる道のりである)。
大変だとは思うが、今になってそれを口にするのは
それだけの労力を払って行くだけの価値がないと思ってしまったからだろう。
部活もなし。

娘が高三の一月。登校時間にゲリラ降雪(変な言葉だが)。
坂の手前で娘は友人ふたりと引き返し、帰って来た。
娘はさっさと欠席を決め込んだが
後からクラスの殆ど全員が登校したと知った。
一緒に戻った友人も迷った末に学校に向かったのだが、
「行くか ここんちにいるかだわ」とその友人は言った。
家に引き返す選択肢はなかった。

学校に行ってクラスに身をおいていた方が楽なんだと思った。
それだけ教室が受験色になっていたのだろう。
やる気を喚起するのと同時に分かり合える仲間と苦難を分かち合う
そんな感じかなと、私は受験の経験がないから勝手に想像した。

息子の学校にはそういう空気がないのかも知れない。

それでもあんたは頑張れ。
中学受験しか知らない私は自分だけ楽して と後ろめたくも思ったが
やっぱり受験は必要だよ。強制的にさせられる勉強も大事だよ。
がむしゃらにやれる時って限られてる。

と言いつつ、生意気になってきた息子にムカつく母でもあった。
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斜めに読んで斜めから見る

2011年10月26日 | 日記
あまりに子宮頸がんワクチンを推奨されると
お国のやることだから「何かあるのか」と思ってしまう。
乳がん検診の広報とか
とにかくがん検診を受けろ健康診断を受けろ を
素直に受け止められない。

最初の検診には補助がつく。
だが再検査は自費じゃなかったか。
60過ぎて癌が見つかる。
もしかしたらそれが死因になるまでに20年以上かかったかも知れない。
見つかったからには治療する。

高額な検査機器。
新しい抗がん剤、最新治療の技術。
開発したはいいが、モトがとれそうにない。
困った企業が国をつつく。
それとも保険会社だろうか。


教育もそう。ゆとりとか あの薄っぺらい教科書とか
もとは全部塾業界からの要請なんじゃないか。
入試制度が変わらないまま学校教育が浅くなれば
子供は塾に通わざるを得ない。
子供達の中学時代、勉強を教えるにも参考にもならない教科書に
何度泣かされたことか。
教師にはもう期待するまい。せめて教科書だけでも!


原発が金がらみで推進されたのなら
他の政策全部疑ってかかれる。

トヨタの社員が今夏の土日操業が負担だったと言う。
今期かぎりにして欲しいと言う。
マスコミがそれを報道する。
先日の新聞には保育中の幼児に異変が見られたとまで書かれていた。
大企業の協力なしにはピーク時の電気使用量が抑えられない
だから原発廃止は出来ない と導きたいのかなんて思ってしまう。

そもそもそれくらいの事で「負担だ」なんて言うな!
確かに下請け孫受けの小企業零細企業はきびしいかも知れない。
夫婦で経営する工場もあるだろう。
だがトヨタ社員の何割が共働きなんだ?
あんな高給とっていてどうして共働きなんだ?
土日に休めなくて地域の行事に参加できないって
夏場にどんだけ行事があるんだ。
一度や二度の有給もとれないなんて 大企業でないだろう。

土日に休めない職種なんて腐るほどある。
それも含めての就業条件なんだから仕方ないとやりくりしている。
トヨタだって今後そういう雇用条件なんだと割り切れば済むじゃないか。
そんだけ給料貰ってるんだから。

エコカー減税とか補助金とか、もとは税金。
購入者も得したか知らないが
一番利益を得たのは自動車会社じゃないのか。
それで収益が上がって、だがそれを社会に還元するでもなく
春闘では定期昇給+上乗せを要求してた。

(うちなんかなあ 定期もくそも昇給自体何年もないわい)

ってトヨタ(に限らず 土日操業に協力するだけ大企業)関連の人が
これ読んだら怒るだろうなあ。
なあに 不景気のあおりで昇給も望めないボンビーの僻みよ 僻み。

いや だから。現場の人はそれほど不都合は感じてないんじゃないか。
子供が小さいうちは学校休ませて平日の遊園地にだって行けるわけだし。
一部の人がこぼした苦情を大袈裟に言い立てているんじゃないかと思うんだ。

マスコミはじめ大企業は企業同士、或いは経産省とつるんでるんじゃないかってね。


ああ。長くなっちゃった。日記が書けないではないか。
昨日インフルエンザの予防接種に行ってきた。
いつもと違う病院で頼んだ。
細かい予約も要らないし変更も簡単だし
そのうえ「安かった」……(多少手抜きだったけど)
予防接種の料金ってどうやって決めるのだろう?
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私学と公立高校 ~私立無償化に思う~

2011年10月25日 | 日記
昨日の新聞に
私学授業料の無償化を訴える高校生の記事が載っていた。
前にも見た記憶があるから毎年どこかでやるのだろう。

引っ掛かったのは同時に東北地方の学生救援を上げている事だ。

並列にする事か? むしろ背反する事だろう。
自分たちはもう少し頑張るから東北に全面的援助を
というのなら分かる。
「私学が無償化したら東北の私立学生も助かる」だと。
ならば東北以外の私学は無償化しないで、その分で
東北地方の公立校の学生を援けろ だわ。

なんでもかんでも東北をくっつければいいってもんじゃない。
そうやって自分たちを正当化しようとするのは気に食わない。
東北のためというお為ごかしは何もしないより性質が悪い。


もともとこの「私立無償化」「教育の平等」には反対である。
権利とばかりに主張する連中にムカつく。
払う方だけ平等にしてどうする。
あの設備、あの備品、あの配布物の格差をどう埋めるんだ。
現在の私立高校の教員の質は知らないが、
もし公立の教職員よりも熱心だと言うのなら、それだって問題だ。

それなりのメリットがあるから私立なんだろうに。

私立しか選べなかった、切羽詰った理由なんてない。
一流校に通う子たちは条件を検討した上でその私学に決めたのだろう。
公立では拾って貰えない内申が平均2もないような生徒は
自分の努力が足りなかっただけで、自業自得というものだし
そもそもそんなに勉強が嫌いなら高校になど通わなければよろしい。

自分が私学でのんべんと6年(+短大)過ごしたから言える。
そこを選んだ責任は自分たち(親と本人)にある。
尻拭いは自分でしろ。

公立高校の娘は「トイレが流れん」とか
「プリントに消しゴムをかけると毛羽だって書けんくなる」とぼやいた。
私立に通う生徒にそんな経験があるか?

私学出身の私は、それまで毎年送られてくる「私学助成金のための署名」に
せっせと協力してきた。何も考えていなかった。
だが、署名用紙に同封されてくる「教育の平等を」なプリントを読んでみて
何か釈然としないものを感じた。
出身校の私学に子供を通わせる友人の話を聞き、
また自分の過ごした6年間を振り返り、
「私学の費用負担を公立と比べること自体間違ってる」と気づいた。
その年「もう協力できません」と理由を添えて送り返した。

出身校は当時ボロかったが、図書館の蔵書は公立の比ではない。
LL設備の充実、50メートルプール、何面もあるテニスコート。
今では温水プールまであるぞ。校舎は全部ぴかぴかだぞ。

物理的な不公平を是正しないまま
授業料だけ公平にしたら公立校は衰退するだろう。
愛知はまださほどに中学受験が盛んではないが、
高校からの入学が厳しくなればそれも分からない。
平均以上の生徒が私立へ進学したら公立中学は荒廃する。

10年前にも聞いたが、先日義妹からも同じ事を聞かされた。
「大学のある高校だったら 私立でも公立高校と費用は変わらない。
公立は授業料こそ安い(今なら無料)けど塾代かかるもの。
付属の高校ならその心配要らないから」

学校を選ぶ時点で費用の比較も出来た筈だ。
その上でそこに決めたのなら黙って払え!

うちはな、滑り止めに私立を受けたものの
何が何でも公立と、その私立よりレベルの低い公立校だって
受験させたよ! 本命校落ちたらそこに行く事になると分かっていて
(愛知県は公立高校をふたつまで受験できる)
(受験して合格した以上辞退は原則認められない)
娘は受験したよ。

働きながら定時制に通う気もないくせに
堂々と行進する子供、させる親の気が知れない。
エラそうに「平等」なんて口にしてる暇に 勉強しろ!
平等のなんたるかを一度考えてみろ!

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知らぬが仏の 

2011年10月24日 | 日記
和服には細かいルールがある。
格式季節年齢。
こんな面倒な民族衣装って他にあるだろうか?

今回の留袖にしても、
着付けの先生の「これ 留袖に合わせてもいいよ」の言葉から
振袖に使った朱色の帯を使おうと思っているが
その場合の帯揚げとか帯締めの色はどう合わせたらいいのだろう。
そもそも素人がこんな冒険していいのか。年齢的にもどうなのか。
今はまだ着物も帯も出してなくて色も柄もウロ覚えだが
本格的準備に掛かる前に友人に訊くなり調べるなりしないといかん。
大体が「二重太鼓の結び方がノートに書いてない」のである。
太鼓とその変わり結び、袋帯での羽太鼓は残っているのに なぜ!

だがまあ 逆に「ルールがある」という事が分かっているだけいいのかも知れん。
普通の洋服にはこのルールが曖昧で、流動的で、
昔の感覚で今のファッションは理解できないが
まるきり無視というわけにもいかない。

かつて「洋服はサイズが合う限り いつまでも着ていていい」と考えていた。
結婚前に買ったスーツだろうが靴だろうが。
入学式に服を新調した事もなく、ずーっと適当に着まわししていた。
娘の小学校の卒業式に娘の悲鳴を聞かされて
「20年前の服は着ちゃいけないんだ」と知った。
どこも破れていないのに。

それまで友人や義弟たちの結婚式にも
私は恐ろしい事に自作の服を着ていた。
洋裁を正式に習った事もない、原型こそ母に作ってもらったが
あとは思いつくままに型紙をおこし、
わずかばかりの技術を駆使して縫い上げた服。
今ではとてもじゃないが、人目に曝せない(一枚を残して捨てた)。

知らぬが仏っていいなあ……
完璧な作法なんて身につくわけないんだから
それなら何も知らずに、たとえ陰で笑われようと
なーんにも考えずに好き勝手に振舞えたら楽でいい。
勿論他人に迷惑をかけちゃいかんが
……かけた事になるのか。変な服で披露宴に出ちゃいかんな。

あー そうだな。
ルールを守らないと
知らないところで誰かに不快な思いをさせる可能性がある。
だからやっぱり知らぬが仏は通じないのか。
いやいや。その迷惑にすら思いが至らないからこその
知らぬが仏なんだから これが最強だよな。


半村良が好きだ。石の血脈(SF)から入ったが
手元に残っているのは新宿ものばかりである。
新宿や銀座の夜の住人達が主人公だから着物の話も出てくる。
これが結構気持ちいい。
「着物と帯で和装が完成されると考えた時点で男のレベルが知れた」
そう。一流の着こなしをする女性にとって着物は一日限りのもの。
二日目にはまた新しく髪を結ってもらわないといけない。
旅先に粋な美容師なんていないじゃないか。
「あのお方にお見せできる反物など もうありません」
ああ。そんな世界の住人なら
……たかが半日の和装に大騒ぎせずに済むのに。

私の不幸の始まりは
中途半端に知りつつある事なんだろう。
ああ。無邪気だったあの頃に戻りたい。
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娘のその後と着物のその後

2011年10月23日 | 日記
アメリカ留学中の娘。
ハロウィンの季節で今月はいろいろイベントがあるらしく
週末ごとに遊び歩いているらしい。
大学の友人の自宅でかぼちゃランタン作ったり
迷路で遊んだり、真夜中ドライブ愉しんだり。
週日は勉強で忙しく、週末は遊びで忙しいなんて
理想的な留学ライフじゃありませんか!

いつ寂しくなるかなー なんて
一向に寂しくならず、どころか娘抜きの生活にどっぷり浸って
これでは『帰ってくるのが怖い……』になりかねない。

あんまり愉しくやられると僻んじゃうかなとも思ったが
うまくやっていてくれるなら放っておけるから楽
としか感じない。娘ハッピー 私もハッピー。
勿論いい事ばかりじゃないけどね。体調はどうしても崩しやすい。
あちらはあまり医者にかからないらしく
「まず薬局へ行け」と言われたとか。
ヘルスセンターなるものが校内にあるが、どうもあてにならないと言う。

勉強の方は宿題に終れつつも何とかなっている様子。
英文の添削にリーディングセンターとやらに行ったらば
指摘された間違いが納得できず、「これで合ってる」と
アメリカ人学生相手に文法を説き、更にはパソコンのスペルチェックで
「ほら 複数形にするとエラーが出るでしょ!」と主張。
こいつ…… 話を聞いていてとても自分の子供とは思えない。
奥から上の人を引っ張り出すまでして
「whom をちゃんと使っていて偉いって誉められたわ」だって。
向こうの人はあまりこの単語を使って文章を作らないらしい。
受験英語侮り難し だ。
こいつの日本語が正統でないように
アメリカ人学生の英語も正統ではないんだ。文法的に。

渡米当初「英語が聞き取れない」「英語の会話に入っていけない」
だから「友達が作れない」と落ち込んだのが嘘のようである。


旦那の弟、次男から電話があった。
夜にでも連絡しようと思っていたとこ。
あの義妹の継子の披露宴の件である。
兄弟での会話の後、私と次男の嫁さんと話す。
留袖ではないが、訪問着かつけさげを着ていくと言う。
「だって服ないもの。お義母さんが着付けてくれるから着物にする」
そうか。ならば私も腹を括らんとな。

そう。先日のチャレンジで二時間半をクリアした(名古屋帯だが)。
一時間目ぐらいで一度「限界」と思ったが、それを越したら楽になった。
着物のまま洗濯物を片付け、着替えた。
脱ぐなりどっと疲れが出る。

今週は5時間。間に軽食はさんで頑張ってみるわ。
天気のいい日に着物出してみるわ。
草履にも慣れなきゃいかんのね。足袋は新調した方がいいかしらね。
来週は正絹の小紋(練習用の化繊より恐らく難しい)、
再来週はつけさげに袋帯。

とうまく進めばいいがね。

にしても次男の嫁さんのすごいとこは
「着物着ての運転は無理だから 旦那に頼まないと」
なんて言うところだ。
「当たり前でしょ!」 旦那同行で自分が運転なんて思いもしないよ!
「んー でも 最初自分は出なくていいと思ってたみたいよ。
お前行っとけな感じだったもん」
「あんたが何でもやっちゃうから 任せとけばいいって思ってるのよ!
自分の係累ぐらい自分主導でやれって言いなさい!」

この嫁さん見てると
ま のつくブロガーさんが浮かんでくるんだよね。
何でもこなす奥さんは当然のように使われちゃうんだ。
自分の奥さんが「あたり」だって旦那さん分かってるんかね。
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模試が怖いと息子が言った

2011年10月22日 | 日記
「日本史 出来る気がしない」

「出来ないと分かっているならいいじゃない。
出来ると思って行って出来なかったらそりゃショックだよ~」
なんて余裕かまして言ったものの

「国語も絶対下がる。前回の点数はあれは奇跡だった」
とまで言われると
この模試で受験校の目安をつけるとしたらば
一体どうしたらいいんだ?と不安になる。
ええ? どうするつもりやねん。
と胸倉を掴みたくなるが、どうせ私学、どこへ行っても私学。

見栄さえ捨てたら怖いものなんてないのさ。
後は下手な鉄砲撃ちまくるしかないではないか。
受験って本当に金がかかる。


昨日 中学時代の友人を連れ帰った息子。
自室で喋っていて、出てきて「模試結果どこ」と訊く。
それを部屋に持って行こうとするから
「そんなもの人に見せるなあ」と思わず言っていた。
「どうせレベル違い過ぎるから」
その子の学校のビリが息子の高校のトップかな なんてな。
帰る時息子が玄関で見送ろうとしたら着いてきて欲しいような素振り。
「お前 そんな寂しがりやだったっけ」とか言いながら
満更でもない様子で出て行く息子。
そのまま帰って来ないから家まで送っていったかと思った。
どこのお嬢様や。

秋が深まれば受験の色も濃くなっていくわ。
はあああああああー
(とか言いながら塾のおかげで自由時間が増えてたりするのさっ)
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私に出来ないのは化粧と恋愛

2011年10月22日 | 日記
いや 一応してますけどね 化粧。

ずっと以前エレベーターで一緒になった知人の旦那さんが
家に帰るなり奥さんに言ったそうだ。
「Kちゃん(私の事だ)って何でもできる人だって思ってたけど
化粧だけは駄目なんだな!」

前半部分は彼らの思い込みで、訂正するのも面倒だから置いておく
(だからといって それが事実だとも 私が肯定しているとも思わんで欲しい)
(前にも書いたが 私をそうだと思いたい人は思うんだ どうしたって)。
その頃滅多に化粧をしなかった私が、何かの理由でしてたんだろう。
余程にひどかったらしい。

ふんっ。

外出先で会った近所の人が
「あなたねえ 出かける時ぐらい髪をといて来なさい」と呆れた。
ブラシ当てたのに なんて事を言うんだろうと腹を立てた。
ずっと後になって鏡の前で「ああ そうか」と気づいた。
私はブラシを当てた という既成事実に満足していた。
身づくろいは結果が重要なのだ。きれいになっていなければ意味がない。
化粧もしかり。

だがどういう状態が「きれい」なのか分からない。
分かるまで鏡を見ているのも苦痛だ。
冒頭の「知人」とその友人にその話をしたら
「ええ? 何時間でも鏡 見ていられるわよ」と言った。
何時間というのは大袈裟としても 別に苦痛ではないという事だ。

久しぶりに外でこの知人に会ったら「ああ 化粧してる!」と叫んだ。
呼び出されて彼女の家に行く時は当然すっぴんである。
「ここんとこ家から出る時はちゃんと化粧してるわい」と言った。
「口紅 変えたね」 前(彼女の記憶にある私のメイク)よりずっといいという口調だった。
なんせ「何でも出来る人」である私に勝る事が出来るのは
美容芸能関係だけと彼女は思っているから(料理も運転技術もはるか上のくせに)
まるで娘の成長を喜ぶ母のように満足げに頷いた。
次に会った時、一緒にいた友人を引っ張ってきてわざわざ近くまで来て
「え 今日はお化粧してないの」と非難がましく言った。
私の成長をその友人にも披露しなければ!と思ったのだろう。
(といっても 園児が小学生になったくらいのものだが)

ラジオで人生相談をやっていた。50代女性だった。
「なんで この年で『女』に拘るかな」と呟いた。
運転していた旦那が「そりゃ お前……」と言葉に詰まった。

電話で某知人と喋ると「あなた とっくに女捨ててるものね」とほぼ毎回言う。
ゴミ置き場に探しに行っても見つからないくらい昔。
夢の島の地層になっている というより
「女だった時があるんだろうか」。

友達同士の「誰が好き」という話題のために
強引にひねり出して初恋は一応済ませたが
その後女子校に放り込まれ、チョコを貰った事はあってもあげた事はない
という不毛の6年間を過ごした。
高等部は男女交際禁止ではなかったし、
図書委員会でも交流会など男子生徒との接触はあったのだけど。

あったが、既に遅かった。
頭の中で「男の人ならもっと賢い」「広い視野を持っている」
「私達女にはない 何か すごいものを持っている(註 下ねたじゃありません)」
と膨れ上がっていた私にとって
現実の男子高校生は『馬鹿』でしかなかった。
心ときめくわけもない。

この「ときめき」自体、ハードルが高かった。
「真実の愛とは何か」というエッセーもどきを中学生で書いていた私に
一緒にいるだけで幸せ なんて感覚は理解できなくなっていた。

しかも。「男に声を掛けられるのは隙があるから」なんて考えていたから
寄ってくる輩全てにガンを飛ばし、バリヤーを張っていたのだった。


皮肉な事に
恋愛がらみの小説を書くと「胸が締め付けられます」と感想が来る。
ふうううううう~ん。

人を殺さなくても殺人事件の話が書けるように
恋を知らなくても恋愛小説は書けるのさっ!
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お父さんのする事に間違いはありません

2011年10月21日 | 日記
アンデルセンの童話。
子供の頃に読んだのだが、最近やたらに頭に浮かぶ。

昔は理解できなかった。


ある朝奥さんが旦那さんに馬を市に連れていってくれと言う。
何かと交換してきて欲しい。「何と?」
「お父さんに任せるわ お父さんのする事に間違いはありませんもの」

夫は市に行く途中馬を牛と交換する。
暫く行くと羊を連れた人を見つけ、牛を羊と
それからまた今度は羊をがちょうと、更にはがちょうをにわとりと。
段々小さいものに交換していってしまう。
そして最後は麻袋一杯の「腐ったりんご」に。

食堂で隣り合わせた紳士達がその話を聞いて
「あんた そりゃ奥さんに叱られるよ」と言う。
だが夫は笑う。「お父さんのする事に間違いはないって喜んでくれるよ」
紳士達は「それが本当なら樽一杯の金貨をあげよう」と賭けをした。

家に帰って夫は順に報告していく。
交換の度、妻は嬉しそうに新しい対象を喜ぶ。
最後に「でもね それを腐ったりんごに換えちゃったんだよ」と言うと
両手を打ち鳴らし「素敵!」と叫ぶ。
「今ね 裏の奥さんに (何か忘れた)借りようとしたら断られちゃったの。
こう言うのよ 『まあ うちは腐ったりんごのひとつでも欲しいくらいですの』って」
立ち上がってりんごを取り出すと「だからすぐ届けてくるわ!」と駆け出した。

外で聞いていた紳士達は金貨の詰まった樽を差し出した。
「いやいや こんな愉快な思いが出来るのなら安いものだ」



子供の頃私は真剣に「くさったりんごを何に使うのだろう」と悩んだ。
裏の奥さんの嫌味が理解できなかったのだ。
物語の中の妻も同じなのだろう。その純粋さゆえに金貨を得た。

しかしそれは決して偶然転がり込んだ幸運ではなく
夫の判断(交換)を全て肯定し、
デメリットではなくメリットのみに目を向けて賞賛する、
その姿勢こそが幸せの鍵だったのだ。
「お父さんのする事に間違いはありません」

ああ。そういう話だったのか。
とやっと理解できた。
アラフィフになって。


昨夜、私が先にペルソナを見たと知って息子が怒った。
「私が録画したやつ私が見て何がいかんとか」
しかしまあ そういうものなら次からは我慢しよう。

内科に行く。やっぱり先生冷たい。子供を連れて行くと優しいのに。
風邪をひいても受診せず、カルテは花粉症の薬名だけが並ぶ。
それも自分で勝手に調整している(とバレてる)からかな。
親みたいに医者を信用してないわけじゃないですぅ。
病院に行くのが面倒なだけです……

今日は着物を着て何時間耐えられるか試そう。
名古屋帯だけどな。まだ。

こんなことなら だらだら茶道続けてないで
着付けを真面目に習っておけばよかった。
嫁入り直前コース6ヶ月だもん。袋帯なんて滑り込みだよ。
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ぺるそなっ 2

2011年10月20日 | 日記
作画がね……

でも音楽がゲームと全く同じなのはツボです。
戦闘シーンとか特にどきどきします。
イザナギ(主人公のペルソナ・戦闘用モンスターみたいな)が
めっちゃ格好いいけど
ゲームの中ではヘボいです。
レベルはちっとも上がらないわ必殺技ないわ。
最後までイザナギでいこうとすると(自由に付け替えられる)
フリーバトルでまで死なせてしまって慌てます。

相変わらず展開早いけど まあいいです。
早く見たいシーンがたくさんあるから。

でもな…… 作画がな……
深夜アニメはDVD販売が目当てだからきれいだろうと
勝手に思い込んでいたんだけど
時々辛い。花村の顔が見るたび違う。



謎解きは のドラマでふと思ったんだけど
「恋人の浮気相手が 美人のお嬢様ならまだしも
こんな散らかった部屋の こんな女だなんてプライドが許さない」
とあった。
そういうものなのか?
浮気相手は自分より格上の方が傷つかないものなのか。

恋人の浮気相手に、女主人公にこういう台詞を言わせたい。
「あなたは とても性格がいいのでしょうね? きっと」

つまり、性格以外、目に見える範囲、自分より勝っているところがない。


買ってきたマンガを息子のベッドで読んで昼寝して
そのまま置いてきてしまった。
帰宅した息子が「俺を誘惑するな」と怒った。
人生で初めて罪作りな女になれたわ。
「俺は(まだ) 読まんからな」と振られたけど。
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息子がキレたなら

2011年10月20日 | 日記
昨日予定より遅れて帰宅した息子。
「参ったぜ」と鞄をテーブルに置いてごそごそ中を探る。
その手を止め「待てよ 俺 叱られるのか?」と言った。
……「赤点とったん?」(中間が終ってテスト返しの最中である)
「ちゃうよ」と引っ張り出したプリントを見せる。
「反省文?」
このたび授業中に携帯をいじった事を深く反省申し上げます。
何やってんだ! お前はっ!
「けどさ けどさ。他にもやってんだぜ? 何で俺だけ?
授業ったって講義始まる前だしさ。
指導室に行ったのに散々待たされてさ? そいつ女子と喋ってんだぜ?」

朝6時に起きて勉強してるので眠いのである。
お昼ねするつもりが説教と待ち時間で削られて機嫌が悪い。
メゲてる子をこれ以上叱っても意味がないから宥める事にする。

そりゃ携帯いじった息子が悪い。それは分かっている。
だがその教師が息子のために息子を叱ったとは思わない。
指導室での放置プレイとか、一度目からいきなり反省文とか、
見せしめか腹いせだ。
「絶対にキレない子を選んでやるんだよ」
呼び出しも反省文も無視する生徒を従わせるのは面倒だ。
息子みたいなタイプが一番叱りやすい。

「俺さ いっぺんキレてみたい」
「うーん 見たいような見たくないような」
私的にはものすごく見たいが、親としてはやっぱり嫌かも知れん。
「俺さ キレたら 抗議すると思うね」
「?」
「もっとしっかり授業しろとかさ」

……私 男子高校生が「キレる」のって
机を蹴り飛ばして窓ガラスを割るとか
バットとか箒とかで先生に殴りかかるとか
そういうのを想像してた。



さくらい君の出ているドラマ。意外とお目当てはきたがわの方だったりする。
「だって可愛いだろ?」
そういえば娘も「一番可愛い」とか言ってたっけ。
「すごく安定してる」と息子は言った。「髪型とかに左右されない」
「安定感から言ったら私の方が上だ」と言ったら
驚いた顔してこちらを見る。え。本気にしたの?
「いや お尻が重いからさ……」とオチを言ったんだが
ちゃんと分かってくれただろうか。

ドラマを見終わった後「で きたがわけいこ どうだった?」と訊く。
「まだ よく 分からない」
見ていて気持ちのいい顔だとは思うけど次に見て分かるかどうか。
印象は薄いような気がするんだ 私。
それとも段々分かるようになるのかしら?


昨日着付けのお稽古をやった。
練習用の着物と帯。手順の確認だからざっと流す。
一応形にはなったが、外に出て行けるのはいつだろう?
帯を結ぶ格闘で着付けが崩れるのである。
後ろが自分で確認できないのでこれでいいのか悪いのか。
練習用の着物と、結び慣れた名古屋帯でこれだもの。
正絹の着物に袋帯なんて本当にやれるんだろうか。

帯はあまり負担にならなかったが、何かがきつい。どこかがきつい。
順にほどいていって分かった。
裾避けの紐だった。
帯紐は自分で加減して結べるのだが、裾避けの紐は長さがぎりぎりだったんだ。
んな短く作るなあっ!(紐が短いんじゃない あんたが…… うるさい)

今朝旦那に「式場までどれくらいかかるんだっけ?」と確かめたら
「一時間」とな。
余裕見て着付け始めて 全部終って帰って来るまで何時間?
絶対無理じゃね?
そういえば長じゅばんの半襟ってどうなってた?
小物本当に揃ってるのか?
(全部呉服屋に任せて買えばいいものをばらばらに購入している。
素人がこういう買い方しちゃいかんと思うんだ)
草履とバックは帯と色合うんだろうか。

うああああ。
私の前向きなんて長続きしないんだよ。既にやめたくなってる。
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