ウロ

木の洞に頭突っ込み独り言

図書館とコンビニと

2017年04月27日 | 日記
今朝の新聞の投書欄。

どしゃぶりの雨に遭って図書館に辿りついたら
こちらの顔も見もせずに図書館員が本を拭きながら
「濡らさないで下さい」と言った。
帰り際別の館員が「弁償になるかも知れませんよ」と言った。
対して
その帰り道に寄ったコンビニでは
濡らした床を拭きながら店員が笑ってくれた。
接客業をするからにはかくあるべし。

おいおい。

本を濡らしておいて自分で拭きもせず返したのか。
いくら急な雨だと言っても予報は出てなかったのか。

無料で貸し出す、公共施設の図書館と営利目的のコンビニを
同列に並べる事自体間違っているけれど
問題はそこだけじゃない。

仮にこの人が懸命に本を拭いて窓口でちゃんと説明して謝って
自ら弁償を申し出ていれば
きっと係員は「大変でしたね」と言ってくれたに違いない。

「本を濡らして申し訳ない」という態度を見せないから
別の館員までもが「弁償」という言葉を口にしたのだ。

この人の人格は
床を濡らすほどずぶぬれのままコンビニに寄った事にも覗える。


館員にとって蔵書は可愛い子どもなのだ。
その子がずぶぬれにされ
濡らした当人が自分も被害者だと言わんばかりの態度だったら
そりゃ一言言いたくもなるわさ。

そして私だったら「もう借りてくれなくて結構」と思う。

濡れてぶよぶよになった本を借りる借り手としても
かつて図書館で貸し出しを行っていた身としても。


ちなみに投書の主、ふたりの子持ちだそうで。
コメント (2)

バックナンバー

ブックマーク

  • RSS2.0

プロフィール

自己紹介
まんがと昼寝が心の友