名付け親はママ

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　（飼うつもりやない仔猫だったのに人間パパ　は、もうメロメロ）

　

　【これは過去のこと】　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

 

　　　本当は、うちは犬のレオを飼うのが精一杯だったので、

 

　　仔猫を飼うつもりはなかったがよ。

 

　　　　　今まで、可愛い仔猫は何べんも連れて帰ってきたけんど、

 

　　　すんぐに、またもと通りに戻いて来よった。

 

　　それとなくうかがいよったら、誰ぞに貰われて行きよったしねぇ～

 

 

                                             

　　　

 

　　今度も、雨のあがったあくる朝 、お腹いっぱい食べらいてから、

 

　　　パパ　がもと居た神社へ戻いてきたがちや。

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

 

　　　しばらくあとで、裏庭でママ　が洗濯しよったら、

　　　　　

　　　「あれェーあんたはさっきの仔猫じゃぁーないかぇ？

 

　　　　　　　　　　　　　　えらい似ーちゅーが？」

 

　　　ゆーて、何度も見直したけんど、やっぱり

 

　　　　　　　　　　　　　さっき神社に帰して来たはずの猫やった

 

 

　　　「アンタみたいに自分で伝とうて帰ってきた猫ははじめてぞね」

 

 

　　　あいにくまた雨が降ってきて、雨脚は次第に強うなる一方、

 

　　　　　　　仕方なくまた泊まらいて、座敷まで上がらいて、

 

　　　　　２日も泊めたら、もーなんか帰らせれん気がするねぇ　

　　　　

　　　　　　人として　猫として　生き物として　

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

 

　　　　　　　　　飼うわ　

 

　　　　　　　　　　　　　

 

　　　　　　　すんぐに『リサ』と名付けたぞね。

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

 

　　　　　　　リサはまっことかわゆーてたまらんニャ～　

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　BY人間パパ・ママ

 

 

　　　

 

　　　　まだ、ウチへ来て２週間目くらいの時ちや。

 

　　　

 

　　ティッシュ・ペーパーがそんなに面白いかね～？

 

　

　　　イタイ、イタイ　ママの手は、歯ガタメやないがでぇ～