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「男はつらいよ 知床慕情」身にしみる 中高校生と一緒

2015年05月04日 | その他
 今までも大好きな一作でしたが、改めて「男はつらいよ 知床慕情」を観ました。
本当に名作、傑作、当方にとってはシリーズ中のベストワンです。
 三船敏郎演じるウトロの獣医、農家の人々には頼りにされているが、妻に先立たれ偏屈で周辺の人々に嫌われ、一人暮らしをしている初老の男。
寅を「茶でも飲んでいかんか」と乱雑な家に招き入れ、テーブルの上には酒瓶が数本おいてある、三船自ら茶を淹れようとして
「おかみさんいねのか?」
「死んだ、10年前だ」
「通りで機嫌悪いと思ったよ、昼間は牛の面見て一生懸命働き、夜は独りきりで酒くらって寝るんじゃ何にも楽しいことないだろ、おじさん。」
「ない」
「どうして後添え貰わないんだよ、年だとか器量だとか、そんな贅沢いわねーで よく茶飲み友達っていうだろ、白髪のバァバァでもいいから女房貰いなよ その方がいいぞ」
 と独身の寅に諭されている。
 この場面、最初に観た当時から気に入っているのですが、本当に当方も同じ立場になるとは。
実は、近くのスナックのママ淡路恵子に少々面倒をみてもらっているようだ、日本の農政、家畜の話をしている時に 
「今日は、お客さん?」と玄関より色っぽい声、
「誰だ?」
「近所の女だ」
(この近所の女だと投げやりな、勝手に俺に世話焼いているんだという態度が女だと言い放つ言葉に現れていますね。)
「はい、洗濯物、自分で取りに来ればいいのに、一々面倒臭い」と言って三船に洗濯物を投げ、三船に電話が入るとソファの上、脱ぎ捨ててあった靴下を慣れた様子で片付け始める。時々来ているようです。
三船は牛のお産だと言って出掛ける。
寅「あれ、少し変わってんな」
淡路「少しどころじゃないわよ、おお変わりよ」
寅「後妻のくちなんか無理だね」
淡路「誰が来るもんか」

本当にいい場面ですね。
お互い口悪く相手を貶しているのですが、最後に寅に背中を押されとうとう淡路に老いらくの恋を告白するのですが、天下の三船が寅に説教されるんです。
 まぁ、当方も似たようなもので、最近、時々行くスーパーのレジの40半ば位女性が気になってしょうがない、いつも夕方7時頃まで働いているようで、独身か?聞き出せずにいる。中高校生の男の子と一緒で情けないのである。
 三船もそうだが、当方も妬けに少々の事が腹立たしく思える事が多くなり、精神的に他人に対し優しさが不足気味になり、偏屈になりそうだ。

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