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王寺町藤井~元町区間の通学路、歩道拡幅工事始まる・・私たちが継続して町に要望していたこと

2009年12月09日 00時24分12秒 | 日々の活動
 
王寺町元町~藤井地区 国道25号線沿いの通学路・歩道で、拡幅工事が始まりました
 

王寺町藤井地区児童や同地域内マンション「グランデージ王寺」の児童の通学路問題。
いま、その通学路の歩道拡幅工事が始まっています。これは、私たち新婦人王寺支部などが、
ずっと以前から王寺町に対して要望し、毎年の「自治体キャラバン・王寺町交渉」でも要求していたもの。

私たちは、町の少子化対策と児童・生徒の交通安全対策の観点から、町に「要望書」などを提出(2007年)。
ちなみに、この工事名称は、奈良維持管内通学路整備工事で、工期は来年2月26日までとなっています。

その中では、近隣の町の3~5才児の数(2006年度)を、王寺町と比較していました。
  王寺町 320人
  河合町 153人
  上牧町 260人
  斑鳩町 258人
  三郷町  88人
  平群町 216人 
王寺町は近隣の町に比べて、3~5才児の数が多いと思いませんか?

では、なぜ・どこ(地域)で多いのでしょう。各丁目別の0~4才児・人口比(王寺町平均4.1%)を多い順にみると
  藤井2丁目 52人  10.5%(人口比)
  畠田8丁目 37人   9.7%
  久度5丁目 63人  7.7%
  王寺1丁目 53人  7.0%
  王寺2丁目 59人  7.0%
  久度1丁目 55人  6.1% 
が多い順です。ちなみに最も少ない美しヶ丘全域合計が、93人2.1%(人口比)です。(太子3丁目10人1.4%)

王寺町は面積が狭く、人口密度は県下第3位の高さ。その背景・要因は、マンション群の無秩序な乱立。

 

こうした状況の中で、当然のこととして、児童の通学路・交通安全対策の要求が上がってきます。

藤井地区の「グランデージ王寺」というマンションにお住いのお母さん方から、2年前切実な要望が。

こどもや小学校児童が、王寺北小学校まで通学するのに、王寺町の西の端から東の端まで直線距離にして、
およそ3.5kmを毎日40分もかけて通学。低学年の児童や毎日の通学も大変で、交通事故にあわないか、
帰路に集団下校できないとき、不審者などによる誘拐・事件にまきこまれないか、帰宅するまで心配、
という声が寄せられていました。

このマンションには、通学児をもった若いご夫婦が多く、児童数は60余名にものぼっていました。

藤井地区から舟戸地区にある王寺北小学校までの通学路は、国道25号線その他の交通量頻繁なところで、
国土交通省近畿整備局や奈良国道事務所の交通量調査でも、その改善対策が検討されている沿線です。

2年以上かかってようやく(?)、児童・生徒の通学路・歩道の拡幅工事が実現、ということに。

しかし橋上駅舎・JR王寺駅に架かる町道と、JR関西線に架かる跨線橋、交差点、橋の歩道通行、
路側帯通行、時間制限区域歩行者専用道路、車道外側線通行などなど、危険箇所がまだまだいっぱい。

王寺町では、交通安全母の会などの活動も活発にやられていますが、
町と町教育委員会は当該関係機関に、通学時の道路や施設の危険箇所を、父兄からよく聞き取り調査をし、
また独自調査などもし、歩道など一つ一つ危険箇所をチェックして、当該父兄に知らせる。

そして、町内全域の通学路総点検マップを作成し、町民全体の認識(みんなのもの)にする。
そういう本来の「行政サービスの原点」、ともいうべき施策がほしいものです。

 
王寺町元町~藤井地区 国道25号線沿いの通学路・歩道で、拡幅工事が始まりました
 

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