滂沱の涙・・・涙を流して少しでも楽になりましょう!

基本的には思いを吐き出し滂沱の涙を流すブログ。暗く、悲しく、惨めな思いを歳も体裁も場所も構わず訴える。

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2017-01-10 23:03:14 | 恐怖



犠牲(サクリファイス)―わが息子・脳死の11日 (文春文庫)



柳田氏の次男、洋二郎は、中学生の時から心の病に苦しみ25歳のある日、自分の 首に

コードを巻きつけ、自死を図った。 一命をとりとめたものの、意識が戻らないまま脳死状態

に陥り11日後に亡くなってしまう。医療、脳死問題にも造詣の深い著者が最愛の息子を

喪って動揺し、苦しみ、生と死について考え抜いた最後の11日間。その日々を克明に綴った

感動の手記。


一部抜粋


私にしてみれば、

「子供というものは、鳥族のように、足で砂を親にひっかけて飛び出していき、

音信不通になっても、この空の下のどこかで自活しているほうが、どんなにか

うれしいのに」と思いつつも、現実には対人恐怖が強くてなかなか外出することも

できずに家でゴロゴロしている息子を見ると、さぼろうとする病院に付き添って

連れて行く、話し相手になってやる、なんとかメシを食えないかと助言する。

(いつも吐き気があるので、昼前にリンゴとヨーグルトとスープを胃に入れると

あとは時折ジュースを飲む程度で、夜おそくなって睡眠薬と向精神薬がまわって

朦朧となってからようやくまともな食事を食べられるようになる。という毎日だった)

など、つい手や口を出してしまう。親父が出過ぎだとわかっているのに・・・・・・



問題を抱える子供を持つ親の気持が痛いほど伝わってくる

ここで取り上げる問題は臓器移植とその家族の様々な思い、在り方など

テーマは他にもあるのだが私にはそこばかりに目がいってしまう。






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