シルクな暮らし

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季節のテーブル

2006-05-22 | 手仕事・作品
我が家の子供達が通った幼稚園では季節感を大切にする保育をしていて、保育室にはその季節に合わせて花や鉱石または貝殻など自然のものや、羊毛で作った人形などを飾るコーナーがありました。
これはドイツから広まったシュタイナー(ヴァルドルフ)教育のものです。
各地にあるシュタイナー幼稚園、学校の教室に、お部屋の中に季節を感じられる様に飾りつけられています。
日本にも「室礼」という文化がありますね。

我が家の子供達は今は公立小学校に通っていますので、季節のテーブルを見られるのは家と、月二回通っているシュタイナー子供クラスの教室だけです。
幼稚園から小学校低学年にかけては季節のテーブルもファンタジーにあふれたものですが、高学年ともなるともっとシンプルなコーナーになるようです。
例えば上の子は今5年生。担任の先生から、授業に合わせたテーマで作るように指示が出たので、5月の学習「インド」に合わせて作ってみました。

先生は「お釈迦様の仏像でも飾って」とおっしゃっていたのですが、我が家には仏像がない……。どうしようかと考えた挙げ句、クジャクとオウムはインド美術には欠かせない聖鳥であることから、写真のようなコーナーに仕上げてみました。
苦心の作、羊毛で作ったクジャクを見てやってください。

飾り付けは授業と授業の間、5分程度で済ませなければなりません。
子供達がぞろぞろと教室に入ってくるまでに終わらせたい一心もあり、仕上がりには反省点がいっぱい。
バックのシルク布にはぴっちりアイロンをかけるのが本当です…。
この写真を見ると大雑把な性格が安易に想像できようと言うものです。
お恥ずかしい限り。

授業終了後は撤収して、季節のテーブルはまた自宅で再現しています。
季節のコーナーを作ることは、いろいろな事に対する感覚を磨くには有効な手段じゃないかと思います。
それに飾る場所を作ろうと決めたら
必然的に家の掃除もしないといけないから、まさに一石二鳥です。
皆さんもいかがですか~。



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