花モン族の衣装の女性がニコニコ顔で近寄ってきました。手にいっぱいのバックを下げています。でました!!物売りの女性です。一般のモン族の人は観光客に何も興味を示さず自分たちの買い物や会話などをしていますが、彼女たちは結構厳しく攻めてきます。この後市場を出るまで同行です。
子供がミニカーを走らせているのはお肉の上です。お店にもお客の家にも冷蔵庫が無いのが普通です。食べ物は加熱して食べるのが当たり前の世界では調理前の食材がどんな状態だったかはどうでもよいのかもしれません。
花モン族の女性の襟から右脇にかけて掛けられたように見える布には刺繍されたパーツが組み合わされているようでした。縁にはたくさんのビーズが縫いこまれていてとても手がかかった作品ともいえる出来栄えです。これが特別ではなく普通なのです。