わたしの好きな詩人

毎月原則として第4土曜日に歌人、俳人の「私の好きな詩人」を1作掲載します。

連載エッセー ハレの日の光と影 第5回 せまいので飾れません ブリングル

2014-05-05 00:26:34 | 詩客

 5月。端午の節句、なんやらかんやらと理由をつけての長々しい黄金週間。そうして訪れる5月病。5月病って言うけど、わたしは6月のほうがいやなんだけど。だって6月は祝日がないし長雨で鬱陶しいし、とってもつらい、黴もはえる。

 そう5月です。5月といえばやっぱり端午の節句、こどもの日ですね。端午の節句の歌と言ったら、「こいのぼり」がまずあげられるだろう。

 

https://www.youtube.com/watch?v=7o-bCjunYrQ 


こいのぼり   作詞:近藤宮子/作曲:不明

やねよりたかい こいのぼり
おおきいまごいは おとおさん
ちいさいひごいは こどもたち
おもしろそうに およいでる


 幼い頃は、「まごい」というのが「孫」の鯉だと勘違いして、3世代が泳いでいるのを思い浮かべていた。あと、おかあさんが出てこないのも不思議といえば不思議。やはりひな祭りとしっかりと棲み分けができているってことだろうか。
 まあ都心ではマンション住まいも増えて鯉のぼり出している家庭は少なくなったのではと思う。せまいベランダにたまにこいのぼり泳いでいるが、お祭りの金魚すくいの金魚がすぐ死にそうなのと同じくらい苦しそうであっぷあっぷとばたついているイメージが強い。
 かといって、じゃあ五月人形?兜や鎧?ってなるけど、やっぱりせまい家にそんなものをあまり飾りたくないしってなって、ますます廃れているのではないだろうか。我が家も「長男誕生!」って勢いで親が購入した五月人形だがご登場いただくのは隔年なんてことになってきている(だってかさばるし、面倒くさい上に、それを置くためのスペース取りがとっても困難)。それなりに年を重ね、日本の古くから伝わる文化を大切にしたい、子供たちにも伝えたいと思う反面、飾ったりしまったり手入れしたりという、ありとあらゆる行事がないわーってなっているのも本音。もう飾るとか無理!家せまいし、忙しいし、ほんと無理!ってなっているご家庭は我が家だけではないと思われる。


 そしてもう1つ有名な歌といえば「背くらべ」だろう。こちらも賃貸でも35年ローンの大切なマイホームでも柱に傷をつけるというチャレンジ精神は消えつつあると思われるし、あとちまきは子供にとても人気がないのでまったく買わないしデパ地下でもお目にかかることが減った。定番はやっぱり柏餅。


背くらべ  作詞:海野厚 作曲:中山晋平

はしらのきずは おととしの
五月五日の せいくらべ
ちまきたべたべ にいさんが
はかってくれた せいのたけ
きのうくらべりゃ なんのこと
やっとはおりの ひものたけ

はしらにもたれりゃ すぐ見える
とおいお山も せいくらべ
くもの上まで かおだして
てんでにせのび していても
ゆきのぼうしを ぬいでさえ
一はやっぱり ふじの山


https://www.youtube.com/watch?v=v9tMRD25aGE

 

柏餅のみそあんはとっても不人気だということだけ付け加えておく。

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