ハノイ便り

久しぶりの海外転勤、日々の記録として書き綴ります。

博多ラーメン、一蘭

2010-08-31 18:42:19 | Weblog

8月31日

わたしは、ラーメン派かうどん派かときかれたら、ぜったいうどん派である。

 博多のうどんは、うどんの讃岐、だしの博多といわれるほど、だしがおいしいし、トッピングもバラエティーに富んでいて、その日の気分で組み合わせていただけるし、しかも安い。

 博多のいわゆる豚骨ラーメンは、くどくて、特に中州の屋台周辺を歩くと、豚骨スープのにおいがけっこうきつくて、気分がひいてしまう。

 なので、いくら博多のラーメンのことを聞かれても、説明できないし、案内もできない。

 ラーメン道場とかいわれるところに出店している、結構有名な、一蘭というラーメン屋が、すこし前から家の近くにも店をだしている。

 この一蘭、我が家のオットには評判が悪い。

 座席に仕切りがあり、個食するようになっている。

ラーメン屋に友達といって、なんでひとりで食べなくてはならないんだ、味わって集中して食べて欲しいからといってラーメンなのに高ビーすぎるという理由である。

 というわけで、わたしも敬遠していたが、息子がラーメンを食べに行きたいといった時、それなら、一蘭が近所にできたので行ってみよう、ということになった。

 行ってびっくり、満車の駐車場になんとか止めたものの店舗の外まで、行列している。

 甘くみていた、お盆の休暇中ということもあり、待つこと1時間、やっとチケットを買える。

 ラーメンしかない、あとは、替え玉とかゆで卵とかのみ、餃子がないのは寂しいね。

やっと席に案内されてこれが例の仕切りのあるカウンターか。

 前に紙が置かれていて、スープの濃さをえらんだり、麺の湯で加減を選んだり、店員さんとの会話がない。

 紙を店員さんにわたし、待つことしばらくして、ラーメンが運ばれてくる、そうするとごゆっくりとかいって目の前の御簾が下ろされ、 三方の仕切りのなかで、ラーメンに集中して召し上がれということになる。

 ゆで卵を注文すると、先にでてくる。

 ラーメンの中にいれるのではなく、まずゆで卵を食べて口の中をきれいにし、スープの味をじっくり堪能して欲しい、ゆで卵は利き酒の際に口にする人がいるということも、紙に書いてある。

 問題のラーメンは、すべて普通にしてみたが、スープがくさくなく、くどくなく、さっぱりしていながらこくがあり、おいしかった。

 で、お盆のときは人が多くて、ゆっくりできなかったからリベンジとかいって出直したら、今度はゆっくりと楽しむことができた。

 わたしは、一蘭のラーメンは好きだな。


阿蘇地獄温泉

2010-08-30 08:47:40 | Weblog

8月30日

 福岡に着いた当日、この週末しか日程が取れないという次男夫婦と阿蘇の地獄温泉に行ってきた。

 不安になるような山奥にある湯治場で、築100年以上の古い建物の裏に源泉があり「すずめの湯」という混浴の泥湯がある。

 夕食は「地獄鍋」、周囲の鉄板で鹿と雉の肉を焼き、中央の鍋で猪を鍋にしていただく。

 途中で買った馬刺しを持ち込み、これで揃ったねというほど、野趣あふれるものとなった。

 朝食は、曲水庵と呼ばれる古民家で、名まえの由来にのっとって、「卵」や「のり」が籠にのってゆらゆらと流れてくるのを拾い上げ、炭火で焼きながらいただくのがわたしは好きだ。 

阿蘇の気温は24℃、エアコンの必要もなく快適であった。

 帰りはせっかくきたのだからと、阿蘇山の河口をのぞいたり、

ダイナミックな空におどろいたり、

草千里をドライブして、

菊池渓谷によってみた。

 ここも渓谷沿いの小道から水辺にほんの少し降りただけでめがねが曇ってしまうほど涼しい。

そして、木々の緑と水が美しい。

 

 仕事に追われる次男夫婦が捻出した時間とハノイから帰ってきたばかりで頭がリセットできていない私達にとって、お互いの世界にありえない自然に向き合え、一緒に過ごす時間がもてたのは嬉しかった。

 その後、お嫁さんが実家に里帰りした時行ったディズニーランドで、私へのおみやげが、ダフィーとシェリーメイの携帯ストラップとゴルフボール。

 息子のバッグからのぞいているこのくまが可愛いといっているのが聞こえたのだろう。

 そんな気配りをしてくれるのがとても嬉しかったけど、あまりに可愛くて、息子は使うようにというけどもったいなくて、まだ飾って喜んでいる。


ハノイに帰ってきました

2010-08-29 11:04:03 | Weblog

8月29日

 昨日、小雨交じりの涼しいハノイにもどってきた。

福岡便はガラガラでエコノミークラスは30人くらいの乗客、お陰で、出発も到着も予定よりずっとはやく、荷物もすぐにでてきてお得な気分を味わえた。

 3年ぶりの日本の夏は暑く、椅子に座っているだけでも汗をかく毎日で、買い物に出る気にもならず、荷物をといていると、買い忘れたものを思い出して残念な気にさせられた。

 オットも一緒だった最初の一週間は、東京、山梨、山口に暮らしている子供たちが、3人一緒になることはなかったけど、それぞれが休暇をとって会いにきてくれたのは嬉しかった。

 今回の長男のおみやげは、アイパット。

 福岡の家では新聞も本もインターネットもひょいと簡単に開けてすごく便利だったが、「ベトナムで無線なんてないしこれは使えないね」、というと、電気屋さんで無線ランを買ってきて設定までしてくれたけど、ネット事情の悪いベトナムでうまくいくのかなあ?

 IT関係の仕事をしている長男はいろいろ新しい製品を持たせてくれる。

2年以上も前に、いまこれがすごい人気で品薄状態だからと買って持たせてくれたデジタルフォトフレームは、いまは時計でしか使っていない。

わたしには使いこなせなさそうなアイパットだが、音楽をたくさん入れてくれているし、新たに購入してきたものもあるので、これだけは嬉しくて退屈しなくてすみそうである。

 日本って便利だし、空はきれいだし、いっぱいに広がった青空と真っ白い勢いのある雲を毎日眺めて楽しんでいた。

ある日、晴れた空に虹が浮かんでいるのをみつけた。

 透明ではかなげな虹は夢のようにきれいで幸せな気持にさせてくれた。

子連れママの会ではあるが、福岡にもどった友達のアレンジで、各地から集ってきてくれたハノイでの友達に会うことができた。

 子供たちは、あいにくの台風の襲来で楽しみにしていた海水浴や観光が出来ずにすこし残念だったようであるが、ママたちはゆっくりおしゃべりができたと満足げだった。

子供たちは身長が伸びて少しおとなびてきて、成長振りが目にみえたけど、ママたちは相変わらずで以前とかわらずおしゃべりを楽しむことができた。

こんな機会を作ってくれたケイちゃん、お礼もいわずに帰ってきてしまったけど、声をかけてもらって嬉しかったし、楽しかったし、ほんとうにありがとう。

さあ、きょうからハノイでの生活が始まります。

 気持を切り替えて、楽しいことをまた探してゆきます。


夏休み

2010-08-06 23:10:09 | Weblog

8月6日

今晩、福岡に帰ります。

 いままで、夏は日本に帰ることはなかったのだけど、今回はオットのどうしてもという希望で、帰国することにしました。

なんか、日本でたくさんやりたいことや、お買い物があるらしいです。

あすはさっそく、今春結婚した次男夫婦と阿蘇の地獄温泉にいってきます。

久しぶりの温泉、楽しみです。

今日のわたしは、午前は、トールの最終レッスン。

寂しいですが、日本に帰ってしまうことになった人の最後の作品の仕上げです。

その人とその後、ランチにいったら、お友達にあって、そこでおしゃべり。

その後、わたしは、髪を切りにいってついでに日ごろはお手入れだけの爪にネールをしてもらいました。

深く考えたくないけど、明日結婚式以来、お嫁さんに会うので、少し見得をはりたいのかもしれませんね。

28日にハノイにもどってくる予定。

あっという間の3週間になると思いますが、楽しんできて、また、ご報告させていただきます。


あかちゃんラッシュ

2010-08-03 20:43:29 | Weblog

8月3日

出産のために帰国していた人が、赤ちゃんをつれてもどってきた(5ヶ月)

 新しい帯同家族が赤ちゃんを連れてきた(7ヶ月)

 いま夏休み帰国中の人が多く、ハノイは空っぽである。

 うちの会社で残っているのは、あとは私位だが、わたしも、今週金曜日の深夜便で一時帰国することになっている。

 なので、昨日から、ママ友を紹介するため、たくさんの赤ちゃんにあった。

 こんな機会はめったとなく、ぷりんぷりんで、ふわふわしている赤ちゃんを存分に抱かせてもらうことができ、幸せ。 

そして今日は会社のハノイ居残り組みでランチ会。

ずっと以前に子育てが終わっている私には、すべてがもの珍しい。

授乳ケープ。

 首のところにワイヤーが入っていて、赤ちゃんも苦しくないし、どこででも授乳できるので安心。

 紙おむつもいろいろと新しいものがあり、ママ友で情報が飛び交っているらしい。

 しかし、ハノイで育児をするとなると、なかなか大変そう。

 ここは病院にはじまり、信頼できるものが少ないので、育児用品はすべて日本から持ってこなくてはならず、膨大な荷物の量になるようである。

わたしのころと育児のやりかたは変わってきて、口出しはできない。

 たいへんだとは思うけど、すこやかに育ってほしいと思う気持は一緒。

 でもみんなママたちはしっかりしていて、頼もしいと感じた。

みんな、頑張ってね!


バイクファッション

2010-08-01 11:15:05 | Weblog

8月1日

 このところ少ししのぎやすくなっていたハノイであるが、現地の人が週末から暑さがぶり返す、というのは本当であった。

朝から晴れ上がるということは少なくなったが、午後から快晴で青空がひろがり、昨日の土曜日,夕方近く,車の温度計は38℃となっていた。

  昨日、バイクの人は、暑くてうんざりという気配がみえみえであった。

ベトナムの女性は極端に日焼けを嫌うし、そうでなくても突き刺すような日差しをさけるため、女性も男性も長袖を着用することがおおい。

 フードをヘルメットのしたにかぶる人、ヘルメットの上からかぶる人とまちまちであるが、直射日光を避けるためには、ヘルメットの上のほうが効率的かもしれない。

 上のスタイルは去年の流行で、今年は、丈の短い上着が主流である。

 日差しから手を守るための手っ甲のようなものと、フードと、首ガードははずせないようである。

私がハノイにきて2年半のあいだに車がすごく増えたがバイクも増えた。

 1台に乗る人数が2人までくらいとなり、以前のように4人とか5人、家族総出で1台に乗りあうという光景は見られなくなった。

 この国は、まだまだバイクの時代が続きそうで、バイクファッションも毎年新作がでてきて、今年の流行をさがすのも、わたしの楽しみのひとつになっている。