「他の店が泣いて悔しがるサービス」香取貴信著より。
一般的にプレゼントとして考えるなら1000円程度では大したものは買えないだろう。金額だけなら、数万円、数十万円のものなら喜ばれるかもしれない。
もし、1000円で相手を喜ばせようと思えば、「商品」そのものより「気持ち」の勝負になってくるようだ。むしろアイデアが要求されるのではないだろうか。
例えば100円ショップの商品に自分なりにオリジナルな味付けができれば、それでも気持ちは伝わるかもしれない。そういえば、先日寄せ書きを書いて渡す機会があった。
100円ショップで2枚買えた。それに、できるだけ多くの希望者に書いてもらったらほぼいっぱいになった。ぎっしりと書かれた紙面には一人一人の思いが込められていたはずだ。
金額が安ければ多くの人に粗品の形で手渡せるものもある。しかもそこに自分だけの気持ちを込めたいもの。原価が安いほど、人を喜ばせるための創意工夫が大事になってきそうだ。