福谷章子のまちづくり

さまざまな役割を持ちながら暮らす中で、日々出会い触れ合う人々、街、文化、自然、出来事についてつづります。

不時開花 戻り咲きとも返り咲きとも

2017年11月17日 | 自然


先日、千葉市緑区の明治大学誉田農場近辺をお散歩していたら、民家の脇に紅葉したやまぼうしを見つけました。
葉は晩秋の色です。
ところが、紅い葉にそって白いものが見えます。
おや?
と、背伸びをしてみると、やまぼうしの花が咲いているではありませんか。
 

やまぼうしの花は、たしか初夏に開花するはず。

早速、緑の会議の副座長で『散歩で出会うみちくさ入門』の著者でもある佐々木知幸さんに報告し、次のことを教えていただきました。
・こういった平常とは異なる季節に花が咲く現象はよくあること。
・気温が乱高下すると植物が勘違いしてしまう。
・今年は特に多い。
・戻り咲きとか返り咲きと言いうが、不時開花という言葉もある。
のだそうです。

ちなみに、いつもは6月ごろに咲く我が家のクチナシの花がつい最近咲いていましたが、それも不時開花なのだそうです。

植物は環境に従順で、気温に素直に反応するようです。
人間も、かくあって良いのだと思いました。

ところで、緑区の明治大学誉田農場は、今後、緑豊かな産業集積用地と変わっていく予定です。
 

現在、周辺では、道路拡幅のための準備中です。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿