みなさま
遅ればせながら、京大の本庶佑特別教授がノーベル賞を受賞されました。
大阪時代は毎年、ノーベル賞前になると本庶先生の関係者取材をして、当日は京大でお待ちしていました…
なのでとても感慨深いです。
よかった!
そして本日、愛知県豊明市にあるF田H健大で学生向けに講演されました。
その後の会見!
オプジーボ、
日本発の創薬として誇らしいですね。
ただ、実はそうでもないようです。
もともとネズミで抗PD-1の効果を確認できたため、ヒトへ投与できる製薬会社を探したようですが、どこも見向きもしてくれなかったらしいです。
特許取得に力を貸したのが小野薬品!
ただがん分野には未進出とのことで、拒否されました…
そこに手を差し伸べたのは米国の医療系ベンチャー!
やっぱりアメリカはすごい、しかもベンチャーはすごい。
ちゃんと大木になる芽を育ててみようという度量とお金があるんですね
今はメラノーマや肺がんの一部で保険承認されていますが、今後、どうやらある一定の条件なら臓器を問わず使えるようになる可能性があるみたいです。
知らなかったのですが、ホジキンリンパ腫にもよく効くらしいです。
それより驚いたのは、拡張型心筋症がPD-1が関与している可能性が高いこと。
つまり将来、拡張型心筋症による心臓移植が必要なくなるかもしれないみたいです。
これは画期的です。
毎回、何億ものお金を集めて海外に移植に行く人たくさんいます。
イスタンブール宣言というのがあり、臓器移植は自国で賄っていこうということになってますが、日本は臓器提供がなかなか増えないのが実情です。
だらだら、再生不良性貧血と関係のないことを書いてしまいましたが、私の疑問はただひとつ!
免疫抑制剤を飲んでる人に使えるのか?ということです。
難しいとは思います…
どなたか真剣にお答え頂ける方、募集しています。
それではみなさん、お大事に!
しょうた