湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

悔しくて唇かんだ餃子屋

2009-08-20 22:34:15 | B食の道


昼休みに神保町の三省堂まで行った帰りに、路地で聞いたことのある店名を発見。
神田餃子屋
そうだ、テレビで食べたい餃子のような特集で一位になっていたような。
入口からチラッと空席が見えた。餃子だよ、入らない理由などこれっぽっちもない。店頭のメニューを見て、よーし「大盛り餃子定食」にしようと入店。
さすが、一位(たぶん)だけあって店内は活気に満ちている。活気はあるが、キーンと冷房が効いているのも嬉しい。確認のためテーブルの上のメニューを見たら、真っ先に目についた「野菜いため定食+半餃子」と言ってしまった。
あっ、いけねっと思った時には、すでに勢いのいい中国語で厨房にオーダーが通っていた。
おぉ、壁に貼られたポスターに「餃子スタジアムに参戦!」と書かれている。そうだ、池袋の『ナムコ・ナンジャタウン餃子スタジアム』のプロデューサーが惚れ込んで出店してもらったと言っていた。
そんなお店に入ったのに、野菜炒めを頼んでどーする。向かいの席の女性のもとには、でっかい『黒豚餃子』が運ばれてきたぞ。僕の野菜炒めを見て「バカなんじゃない?」と囁きあっているに違いない。
でも、ひき肉の入ったこの野菜炒めはボリュームもあって、なかなかうまい。決して負け惜しみではない。彩りもいいし、ちょっと濃いめの味付けでご飯が進む、進む。ぜったいに負け惜しみなんかじゃないからね。
ちょうどそこに、ちょっと遅れて餃子3個が運ばれてきた。ザマア見ろ、オレだってちゃんと頼んであるんだよ、どーだ。
「あれ見て、普通の小さな餃子じゃない。一位になったのは、この大きな黒豚餃子なのにね」
また、ヒソヒソ言ってるぞ。クヤシー!
しかも、小さいの3個じゃ写真撮るにもちょっと淋しい。
エ~イ、オンザライスだぁ!
というわけで、今日はおかしな写真になりました(笑)。
お味は…ん~、味どころか姿形まで『藤井屋』とまったく一緒だ。規模からいって、『藤井屋』はここから分裂したのかな。
『藤井屋』でいえば、個人的には黒豚餃子より普通の「元祖餃子」の方が好みだ。今度はゼッタイ『大盛り餃子定食』と頼むぞ。餃子から出た脂とタレの付いた白飯をガバッと何度もやりたいもんね。

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