![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/48/c1172b8bf098dbd57138b51034b35f8a.jpg)
『シミズオクト』のある高田馬場といえば『洋包丁』である。
ここで腹ごしらえをしてから仕事だ!と、わざわさ早く家を出た。ところが、11時を過ぎてもなかなか開かないので声をかけてみる。
「11時半からです」
あの仮想ご夫婦が口を揃えて答えてくれた。
待ち合わせが11時40分だから、いやぁどんなに早く作ってもらっても間に合わない。
残念ながら今日はパスだ。
で、なぜか写真の天丼「ロ」になってしまった(笑)。
「ロ」は、イロハの「ロ」である。
場所は高田馬場から一気に飛んで、三ノ輪だ。
賢明な読者の方なら、お気づきかもしれない。
僕は仕事を終え、まず高田馬場から早稲田まで少し歩いた(わざわざ)。
『早稲田』『三ノ輪橋』とくれば、都電荒川線だ。そう、始発から終点まで乗ってしまった!
意味もなく。いや、意味は大アリだ。以前から一度食べてみたかった天丼の『土手の伊勢屋』へ行くためだ。
でも、せっかく念願のお店へ来たのに、なぜ夢の“全部のせ”的な(ハ)2300円ではなく、大きな穴子・えび・ししとう・イカのかき揚げの(ロ)1900円にしたのか。
実は、三ノ輪橋に着いてから時間があったので、つい商店街でハムカツパン(130円)と餃子(10ヶ300円)を買い食いしてしまったのである(笑)。ボリューム的にちょっとムリかもしれないと弱気になったというわけだ。
結果から言って、「ハ」でもイケたかも(笑)。
ま、でも「ロ」でも充分だったかな。
普通の濃い目の天丼でした。いや、がっかりしているわけでは決してない。具材、特に穴子の大きさやウマさは感動的。でも、そりゃ1900円出せばねぇ。という感じではある。
お店、店員さん、そしてそのサービスは良かった。
店の外に漂うごま油の香ばしい匂い。店内に響く天ぷらを揚げる音。すばらしい。
思ったよりもずっと狭く薄暗い店内には、懐かしさと風格が。感心していると、休憩を終え客席に出てきた店員さんたちが、次々とサンダルをバーンと土間に放る。ずっと昔からそうしてきたようで、そのガサツな感じも逆に気に入った(笑)。
また、お客さんたちも頼んだものが来るとみんな一心不乱に食べるため、店内は静か。これも、なかなかいいね。
結局、いつも自分が唱えているように、プラス環境でウマかったということだ。
でも、ただやっぱり1900円がB食の道を行く者にとって相応しいのかというと、どうも。
それにしても、相席になったお兄ちゃん。並んでいるときから待つ間、食べてる時もずっとマンガの本を読み通し。なら、『天や』でもいいんじゃないかと思うけどね。
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土手の伊勢屋さんは明治22年創業だそうだ。夜の部の開店時間17時の15分前に並んだので二人目で、待ったうちに入りませんね。
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こちらは「ジョイフル三ノ輪」にある餃子屋さん。焼いたのと、焼く前の2種類だけ!
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こちらは、パン屋さん。ただハムカツが挟んであるだけなのに、実にうまかった!
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ですよね。費用対効果が肝心。
B食にしては…。
でも、グルメバーガーは高いものは、ちょっと違いますよ。
東京餃子楼ですか。チェックしてみます。