竜の郷あれこれ

龍ヶ崎市と周辺の名勝、観光地、行事、身の回りのことなどを写真と文書により紹介します。「気まぐれ写真日記」もご覧下さい。

たつのこ山

2010-02-25 18:38:02 | Weblog
  
  関東平野の真っ只中にある龍ヶ崎市は10m程度の起伏はあるが、ほとんどが平地である。その中で、最高の標高の41mを持つところは、人工の山の「たつのこ山」である。

  龍ヶ崎ニュータウンの造成の時に造られたようであり、正確な名付けの経緯は知らないが、龍ヶ崎にある小さな山ということで、龍の子供という意味で付けたのだろうと勝手に想像している。

  2月25日のお昼頃、近くの済生会病院へ行く用があり、時間があったので、久しぶりで、たつのこ山に寄った。

  近くの幼稚園の園児らしい子供達が、引率の先生と来ていた。山には、らせん状の道と、三方から頂上へ直登する石段があるが、子供達は面白がって、芝生の斜面を登ったり、らせんの道を走ったりして、歓声を上げていた。


草原の向こうに、たつのこ山が見える。
富士山のような形で、なかなか大きくて立派だ。

大量の土を盛り、形を整えることは、重機を用いても大変だったと思われる。




山には、あちこちに人影が見える。




斜面を元気に登る子供達




なかなか急勾配だ。
登る時はいいが、下る時は勢いがついたら止まらない。




頂上から、競技場、アリーナ、野球場などが見える。
アリーナには温水プール、裏にはテニスコートがある。
ここは、龍ヶ崎のスポーツの中心地だ。




草むらには「大犬のフグリ」が咲いている。
可憐な割に、強く、一月には咲き始める。




元気な子供達を見ることは、楽しい。
日本の将来に希望が持てるような気になる。



龍ヶ崎の名所の一つにおける、春先ののどかな光景であった。




   



  


冬の白鳥

2010-02-19 06:38:36 | Weblog
  
  茨城県南部では雪が降ることはまれで、例年、2,3回で、それもせいぜい1,2cmの積雪のことがほとんどである。

  しかし今季は、なぜか雪が多く、2月18日までに8回で、多くは舞って薄く積もる程度であるが、2月2日には、一面の雪になるくらい降ったし、昨日の18日にも2、3cm程度は積もった。

  そこで、昨日午前9時頃牛久沼へ行ってみた。雪の牛久沼を見たかったからである。熱容量の大きな多量の水があって少し気温が高いせいか、他に比べて沼周辺の雪は少ない。昨日も周りの草に埋もれて、一面の雪というわけにはいかなかった。

  東南部にある白鳥の給餌場へ行ってみると、わずかに雪が舞う中に、沢山の鳥がいた、白鳥、鵞鳥、真鴨、小鴨、川鵜などで、それぞれ群を作っていた。

  白鳥もいつもより多く、30羽程度いた。よくみると、沼に住みついている見慣れたコブハクチョウの他に、ちょっと違うのが含まれていた。冬に北方から渡って来たものである。

  嘴の色やそのパターンから、オオハクチョウかコハクチョウのようであるが、両者は大きさを除いてよく似ているので区別が難しい。コハクチョウと言っている人がいたので、ここではコハクチョウと呼ぶことにする。

  コハクチョウは、そろそろ北の国へ帰ることになるだろう。



いつもより多く白鳥がいた





よく見ると嘴が違うのが混じっている





コブハクチョウ


嘴の先が橙で付け根が黒く、額が盛り上がっている





コハクチョウ

嘴の先が黒く付け根が黄色
灰色がかっているのは若鳥



  野鳥図鑑によると、体長は、コブハクチョウが152cm、オオハクチョウが140cm、コハクチョウが120cmのようである。また、オオハクチョウとコハクチョウは嘴先端の黒の形が違うらしい。しかし、遠目には判別するのは難しい。
  オオハクチョウが一番大きいと思っていたが、そうではないらしい。

 

  

  

  

文化活動

2010-02-09 04:26:56 | Weblog
  
  わが家は、市役所から4km程度離れているため、そこへ行くことは少ない。ある程度のことは、近くの支所で済んでしまうためである。

  それでも、年に数回は行ったり、寄ったりすることがある。正面玄関から入った1階には、案内の女性が居て、市民に直接関係のある課とその窓口が周りにある。

  中央スペースには、市民の文化活動の作品が並んでいることが多い。そのような発表会は、文化の祭典、文化芸術フエステイバルとして、龍ヶ崎文化会館で大がかりに開くことが主になっているが、市役所には、身近なもの、テーマの限定されたものなどを展示しているようである。

  1月上旬には、牛久沼の環境保全のための小中学生の入選ポスターが展示されていた。2月初め頃、同好会の吊し雛が飾られていた。また、以前、市写真コンテストの入選作品が展示されたこともあった。他の時期にもいろいろ展示されているようである。




ポスターの展示








吊し雛の展示








市写真コンテスト入選作品展示会





  このような展示は、発表する人達の励みにもなるし、見る人達が近くの人の文化活動を知ったり、そのような活動に加わろうとするきっかけにもなり、とてもいいことと思う。






節分

2010-02-04 06:33:28 | Weblog
  
  2月3日は節分で、翌日からは暦の上では春となる。わが家では、いつもちゃんと豆まきをする。夕食後、戸を開け放って大声で「福は内、鬼は外」とやる。近隣まで聞こえていると思うが、他からは聞こえてこない。あるいは迷惑かも知れない。

  大きな寺社では、芸能人や相撲取りなどを招いて大がかりに豆まきをする。比較的近くでは、成田山新勝寺で盛大にやるが、例年来る朝青龍や白鵬は、朝青龍の不祥事などで今年は来ないそうで、今年は市内の八坂神社へ行った。

  市内ではかなり大がかりな行事になっているようであった。神社前の通りにも多くの露店が並び、参道、境内にも縁起物などの店が出ていた。

  本殿前の脇に大きな舞台を造り、豆まき台になっていた。午後2時から8時頃まで1時間おきに豆まきが行われる。時間になると、商店会の名士とか年男らしき男の人達が本殿に入り、祈祷が行われ、大きな太鼓の音がすると、本殿から出た10人ほどの人が升を持って台上に現れ、豆まきが始まる。

  豆や景品の当たるくじが入った小さな紙袋を蒔くが、あまり遠くには飛ばないので前に行っていないと取れない。液晶テレビや自転車、食事券、化粧品などが当たるくじなども入っているようである。紙袋を一つも拾えなかったので実際は何が入っていたかは確認していない。

  行った時は、小中学生がまだ学校に居る時間であり、人出はそれほどではなかったが、夕方から夜にかけては、さらに賑やかになるものと思われた。



八坂神社

前の通りにも沢山の露店が出ていた
この時は、豆まきが始まる前で、まだ人出は少なかった




参道両側にも店が




本殿の脇には縁起物の店が出て
達磨や熊手などを売っていた




縁起物が売れると皆で手打ち




豆まき会場
豆まきを待つ人々
おりしも白梅が咲いていた




豆まきが始まった




歓声を上げる人々





残雪は少しまだあるが、春は近い。
何とかこれまで、新型インフルエンザをやり過ごしたが、
これからは、まず、杉花粉をしのがねばならない。






  

2010-02-04 04:54:12 | Weblog
  
  2月1日夕刻から翌朝にかけて、全国的に低気圧に覆われ、関東地方でも、雪らしい雪になっていた。茨城県南部の龍ヶ崎市でも一面の銀世界が見られ、待ちに待った雪で、カメラを持って、撮りまくりたいと思っていた景色であった、らしい。1月12日に続いて、今季2度目である。

  しかし、残念ながら、その頃、久しぶりの旅行に出て、沖縄の八重山諸島におり、南国気分を味わっていた。最低でも15度くらいで、高い時には25度を超えており、車中やホテルなどでは空調が使われていた。

  南国の島で夏の気分を十分に堪能できたのは、それで良かったが、雪景色を見られなかったのは残念であった。

  ホテルのテレビで雪のニュースを見ていた。関東地方の山沿いでは10~20cm程度、都心では1cm程度で、通常、そのような時は茨城県もせいぜい1cmくらいと思っていたが、どうももっと降ったらしい。

  2日の真夜中に帰宅した。石垣島から那覇を経由しての機内では薄い夏の服装であったが、東京は4度くらいで、一気に真冬となり、急いで服装を冬用に変えた。

  自宅近辺では、日陰にはまだかなり雪が残っており、翌朝、名残の雪を求めて、散歩がてら公園などをまわってみた。公園の芝生の上には、少ないけれどもまだ一面の雪が残っていた。降雪後1日経ってもあれだけあるとは、前日は、さぞかしと思われた。



庭先の雪




通りの脇の雪
結構降ったように見える




近隣の屋根の上
北面にはまだ雪が残っている




若柴公園には薄いが一面の雪があった




わが家のシロも雪の上で
既に他の犬の臭いがあるのか、嗅ぎ廻っていた




近くの児童公園
ここはかなり溶けてしまっていた




  2月4日朝、外に出てみると1cm程度以下と少ないけれども、うっすらと一面の雪が積もっていた。今年3度目である。