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原発専門家が説明を避けている「内部被曝」 福島原発事故

2011-03-14 10:44:12 | 原発・エネルギー
昨日から、福島原発に関するTVを選んで見ました。
どのTV局でも原発・原子力・放射線などの専門家が登場しました。
被曝・被曝をさける方法について、皮膚を露出しない、手を洗う、シャワーを浴びる、など、体外被曝を避けることばかりです。
TV局側が、「マスクをする」ことを付け加えるとういありさまです。
放射性物質が口などから体内に入ると、長期間体内にとどまり放射線を受け続る「内部被曝」がはるかに危険です。
専門家が、危険を隠蔽する側に立っているとしか思えません。
(登場したすべての専門家ではないことをお断りしておきます)

体外・体内被曝(雨宮勇徒の研究室)
引用させていただくと
前略
次は体内被曝についてです。放射性物質が傷口や呼吸器、消火器から体内に入り、血液を介して特定器官へと移動していきます。電離作用の強いα線やβ線を出す同位体が驚異であることは言うまでもありません。
体内に同位体があるかぎり放射線を出します。これは代謝によって体外に排出されます。体内の放射性物質が半分になるまでの時間を有効半減期といいます。有効半減期は物理的半減期と生物的半減期が関係しています。物理的半減期は以前プルトニウムやウランの際に説明した半減期です。生物的半減期はその物質をどれだけの時間で半分の量にまで減るかを示しています。
半減期の例を挙げておきます。セシウム137:物理的半減期30年、生物的半減期100日、有効半減期99日。ヨウ素131:8日、120日、7.5日。ウラン238:44億6800万年、300日、300日。プルトニウム239:2万4100年、100年、100年。
同位体には特定の器官に集まる特性があります。ストロンチウム90やラジウム226は骨、ラドン222は肺、セシウム137は筋肉や全身、ヨウ素131は甲状腺、ウラン238は骨、プルトニウム239は骨・肝臓・肺に集まります各同位体で吸収のされやすさが異なります。消化管から血液の場合ですと、ヨウ素131は血液に100%、血液から特定器官(甲状腺)へ30%となっています。ほかの同位体では、ラジウム226は30%、99%。ウラン238は0.01%以下、85%です。
後略

放射性物質が口などから体内に入ると、長期間体内にとどまり、放射線を受け続け(体内被曝)
ガンなどの発症考えられます。体内からの低線量被曝の評価について国際機関において検討されているようです。


地震と放射能の対策を:これは原発震災きくちゆみのブログとポッドキャスト

東日本大震災 福島原発 放射線 内部被曝の恐怖

内部被曝について考える 矢ヶ 克馬( 琉球大学理学部)

オフサイトセンター はこの程度のものでした。

住民を護るのは、すべて自治体まかせという事なのでしょう。

TVを見ていると、除染作業?の様子が映し出されました。
お世話をする人を見ると、厳重な防毒?マスクをした人(自衛隊員)、インフルエンザ対策のマスクをした人、ガーゼマスクをした人、最も多いのは、何もしていない人です。
自治体関係者か病院関係者かもしれません。原子力発電の事故に対応するための、知識や備えが全くできていないらしい。原発がある自治体でさえ。

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