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アホの孫崎享クンによる、尖閣問題についての5連ツイートを味わう

2012-07-20 03:36:41 | Weblog

昨日の記事の続き。アホの孫崎享は、自分のツイッター発言でボコボコに叩かれてよほど焦っているようだ。一生懸命「挑発」をしようとするが全然うまく行っていない。詳しくはまた別記事に。←この記事の字数が予想以上に増えてしまった。

 

まずは、昨日の「追記」にも書いたように、アホの孫崎享による、

「日本人にとって受け入れがたい事実だが、尖閣諸島は日本固有の領土ではない」

という文言そのものは存在しないようだが、その言葉にきわめて近い発言からアーカイブしておく。サーチナの「記者(編集担当)」は、この発言を「加工」したのであろう。だったらだったでそう記事に明記すべきである。だから中国人と、その中国人に雇われている日本人はバカなのだ(笑)。


「尖閣は中国のもの」発言…中国「話の分かる日本人もいるらしい」(サーチナ  2012/07/16(月) 10:43)

 玄葉光一郎外相は15日、丹羽宇一郎中国大使を日本へ一時帰国させ、尖閣諸島(中国名:釣魚島)をめぐる日本政府の考えを中国政府に説明するよう指示した。中国メディアの環球時報(電子版)が報じた。

 丹羽大使は石原都知事の尖閣諸島購入計画に対して公に反対を表明し、「日中関係が極めて重大な危機におちいる」と警告、同発言は日本国内で大きな反発を招き、野党からは大使を解任し、即刻帰国させるべきとの要求まで出ている。

  また元外務省国際情報局局長の孫崎享氏はツイッターで「日本人にとって受け入れがたい事実だが、尖閣諸島は日本固有の領土ではない」と述べた。孫崎氏は「日本が尖閣諸島の領有権を主張するようになったのは、1895年の尖閣諸島を沖縄県に編入させるという政府決定に基づいている」と発言した。

  また孫崎氏は、中国の歴史から見ると「すでに14世紀にはその軍事力が尖閣諸島一帯に及んでいたという史実がある」と主張、もしも尖閣諸島で中国との軍事衝突が起きるならば日本は確実に敗北するだろう主張、日本は国際社会から孤立することになるだろうと警告した。

  孫崎氏の発言に対し、中国のネット上では「開戦して日本に勝てるならばすぐに開戦すべきだ」、「日本人にも話の分かる人がいるらしい。歴史を尊重することは、事実を尊重するということだ」などといった声があがった。(編集担当:及川源十郎)


<アホの孫崎享のツイート>(ツイッターだと字が明朝ベースになってしまうので、ゴシックベースのツイッ拓で「魚拓」を取っておいた。)

尖閣1 http://twittaku.info/view.php?id=222829959146774528

尖閣2 http://twittaku.info/view.php?id=222830031980855296

尖閣3 http://twittaku.info/view.php?id=222830103812505602

尖閣4 http://twittaku.info/view.php?id=222830200457658369

尖閣5 http://twittaku.info/view.php?id=222830200457658369

 

 

 

 

昨日も書いたように、「尖閣3」の中の、


>日本人にとって受け入れがたいかも知れないが尖閣諸島は"固有の島"でなく"係争地"であることを認識すべき。

2012年7月11日 8:10webから

 

という部分が「件の部分」である。 

 

で、昨日も書いたように、尖閣諸島が「固有の島」ではないというアホの孫崎の根拠が、「尖閣2~3」にある、

 

>わずか100年ほどのものを"固有"と呼べるか。

 

である。前後のツイートをいくら読んでも、これしか「根拠」がない。私の昨日の記事でも、

「国際関係」に詳しいとご自認なさっている孫崎享さまは、では、何年保有していれば「固有の領土」と言えるのか、国際法上の根拠をぜひご明確にご教示いただきたい

と書いたのだが、アホの孫崎の「尖閣3」には、

>14,5世紀の歴史的経緯、桑港講和条約での台湾放棄などから中国の主張に決して根拠がないわけでない.

とあるだけで、その前後にも、根拠が全く存在しない。

しかも、「わずか100年ほどのものを"固有"と呼べるか」発言の直前に、

>日本の領有は1895年から

と、「日本の領有」を認めた発言を自分でしているのだ。だから「アホの孫崎享」なのだ。

自称「国際問題の専門家」として、自分の発言がいろいろなところで引用されることを想定さえしていれば、ここは意識的に

「日本が領有していると主張しているのは1895年から」

と書くべきなのだが、どうせまた「ツイッターだから字数があーだらこーだら」と、自分の文章のお粗末さを、ツイッターの「字数」のせいにでもするのだろう。だったらはじめから、「尖閣」から「尖閣5」まで連続ツイートするなよ。正確に書いて、「尖閣7」までも、必要があれば「尖閣167」までも、好きなだけ引き伸ばせばいいだけの話だ。

 

「ただつぶやいただけ」という体(てい)をしている割には、

>桑港講和条約での台湾放棄

などと、中国、台湾が有利になりそうな情報については字数に関係なく実に正確にツイートしている。

自分に都合のいい言葉だけは限りなく正確に、

そうでない言葉は「ツイッター」というメディアの「外形的特質」のせいにしようとする。だから孫崎享はアホなのだ。

(あ、不正確な言葉づかいを、ツイッターの外形的特質のせいにしないのだったら、単にこの孫崎は、日本が尖閣諸島の領有を、1895年から、国際法上も明確な形で宣言していることを、自分自身で認めているだけである。だったらなぜこれだけのツイートになるの?という話になる。だから孫崎享はアホなのだ。)

 

このように、「日本の領有」を少なくとも1895年から認めたツイートをしておきながら、以下のような「返信」に対しては嬉々としてリツイート(RT)をする。やっぱり孫崎享はただのアホなのか(笑)。

 

上の、アホの孫崎享のツイートに対する「返信」が下の、"three secrets"によるツイートである。これを、アホの孫崎享が「リツイート(自分のフォロワーも見られるように、「拡散」すること)」したものである。"three secrets"は

>日本国民の自己陶酔は異常です。

と言っているが、アホの孫崎享でさえ認めている1895年の閣議決定がある以上、尖閣諸島を今、支配権がないまま、実効支配しようとしているのは中国の方であり、日本を「刺激」しているのは一方的に中国の方である。それが「現実」であり、そういう「現実」を受け止めないまま、

>日本国民の自己陶酔は異常です。

などと、誰がいくら言おうとも、ただ鼻で笑うだけである。ただ吠え声だけが大きいヘタレなイヌみたいなものだ。さぞかし中国様の忠実なイヌなのだろうが(笑)。

 

で、アホの孫崎享と"three secrets"は、

>論争相手の主張の根拠(たとえば貴著『不愉快な現実』)に耳を傾けることは、最低限必要なことです。

と言ったり嬉々としてRTするからには、中国に同じことを言っているのかねえ?たとえば、

「日本の主張の根拠に中国が耳を傾けることも、最低限必要なことです。少なくとも中国のマスコミはそういう報道をすべきです。」

などと。しかしツイートを見ても

https://twitter.com/fujimiakira

うーん、そもそも64ツイートしかしていないだけあって、どこにもそういうツイートは見られない。やっぱりねえ(苦笑)。

 

アホの孫崎享のツイートに戻ろう。

 

(尖閣3~4)

この中で棚上げは中国側が日本の実効支配を認め、この問題を武力で解決しないことを示唆し日本は“棚上げ”で有利な立場。国際的にも日本の主張は認められていない。領土問題をエスカレートしないが国際社会の常識です。国内だけに通用する論理で中国を挑発すれば国際社会で孤立する.軍事的に中国相手に勝てない.

 

>この問題を武力で解決しないことを示唆し日本は“棚上げ”で有利な立場。

尖閣問題をあまり大きく扱わない、日本のマスゴミでさえ、2010年の尖閣沖自称漁船衝突事件以来、中国から私船、公船、自称漁船を問わず、わんさかとやってきて、しまいには

>「中国領海から離れろ」

とまで言い出していることをきっちり報道しているが、どこが"棚上げ"とやらで「有利な立場」なのだろうか。さっぱりわからない。

 

中国監視船3隻が尖閣周辺に侵犯 「妨害するな、直ちに中国領海から離れろ」(産経 2012.7.11 12:04)

 11日午前3時55分ごろ、沖縄県・尖閣諸島の久場島北西約29キロの日本の接続水域に、中国の漁業監視船「漁政35001」が入ったのを第11管区海上保安本部(那覇市)の巡視船が確認。4時10分ごろには、付近を航行していた「漁政204」と「漁政202」も接続水域に入った。その後、3隻は日本の領海に相次ぎ侵入し、午前8時すぎまでに領海外に出た。

 中国公船の領海侵犯は今年3月以来2回目で、政府が尖閣諸島の国有化方針を表明して以降は初めて。

 11管によると、巡視船が漁業監視船3隻に領海からの退去を求めたところ、「本船は中国の海域で正当な公務を執行している」と応答があり、「妨害をするな。直ちに中国領海から離れなさい」「魚釣島を含む島嶼(とうしょ)には中国の領土である」などと主張したという。

 3隻は接続水域を航行中で、巡視船が警戒を続けている。(ここまで)

 

まあ、こういう「指摘」をしても、アホの孫崎享と中国のイヌ軍団は、

「それは、日本が中国を『挑発』しているからでしょ」

としか言わないだろう。彼らにとっては、例の公式で、

・中韓からの抗議、怒りは全て「日本のせい」、

・中韓が「こうしてあげよう」と言ってきたら「ありがたく受け入れる」

という「前提」でしか、ものごとを意味づけることができないのだ。だったら、2010年の尖閣沖自称漁船衝突事件はなぜ生じたのかと、何万年かかってでも聞いてみたいところだ。2010年以前に、日本がどのように「中国を刺激」し、その「挑発」の「リアクション」として、わざわざ中国から「漁船」がやってきたのかということを。

それは、事前の合意であったと孫崎が主張している「棚上げ」という扱いに味をしめて、

・日本は、中国がどれだけ日本の領海を侵犯しようとも、事を荒立てない。

という「見込み」に基づいて、尖閣諸島近海を中国船が好き放題暴れるようになった結末の一つに他ならない。

しかし、2010年の自称漁船衝突事件と、その後の一色正春氏による映像公開によって、中国側のこの「見込み」がきれいに破壊されてしまっただけのことだ。

そういう、中国にとって都合が悪いことだけがきれいに見えなくなっていなければ、このような発言は口が裂けてもできないだろう。

 

>領土問題をエスカレートしないが国際社会の常識です。

 

いや、その「国際社会の常識」に自ら反しているのが「中国の自称漁船&公船」なんですが・・・と、それこそ何十万回言っても、このアホ(笑)には通じないのだろう。

 

あまつさえ、平気でこのように続ける。

>国内だけに通用する論理で中国を挑発すれば国際社会で孤立する.

さすがアホの孫崎享さんだ。日本語の「てにをは」がかなり不自由なようだ。正確にはこうだ。本来なら有料(笑)なのだが、特別に添削してあげよう。

>国内だけに通用する論理で中国挑発すれば国際社会で孤立する.

アホの孫崎享が中国のイヌであることはよーくわかったから、せめてイヌはイヌらしく、イヌだということが日本でなるべくばれないように、できるだけ日本語のクオリティは高めておかなければならないだろう。

こういうのを、日本では「馬脚を現す」というのだよ。よーくお勉強しておこうね。アホの孫崎享君。

 

そして最後にこのように釘を刺すことだけは忘れない。さすが立派な、中国のイヌであるアホの孫崎享君だけあるよ(笑)。

>軍事的に中国相手に勝てない.

・・・あのさ、いままでさんざん中国の自称漁船や公船が尖閣近海の領海侵犯をしているのに、

「このままの方が日本の方が有利!」

とか言っている間に、スムーズに中国に尖閣諸島を実効支配されることを望んでいるのだろうかアホの孫崎享君は(苦笑)。

相手が軍事力などの強制力に訴えてくるのなら、日本は徹底的にそれを問題にする。できるだけ大きな騒ぎになるようにすることが、軍事力を制約された日本の「最適戦略」のはずなのだが、この、中国の忠実なイヌ 兼 日本語がかなり不自由なアホ の孫崎享クンにとっては、日本がそういう「最適戦略」に気づくことがイヤなんだろうね。だから必死に

>軍事的に中国相手に勝てない.

などと、「軍事的脅迫に屈する」ようにツイートをするわけだ。どこまでわかりやすいアホなのだろう(笑)。 

 

「尖閣5」では、以下のようにすら書いてある。

 

(尖閣5)

尖閣の問題は現状が日本に最も有利。決して弱腰でない“棚上げ”のメリットを政府も国民も冷静に考えねばなりません。」朝日、私の論掲載は10何年ぶり。これまでの刷り込みで多くの読者反発しようが、論熟読すれば理解者でるだろう

 

>尖閣の問題は現状が日本に最も有利。

・・・この記事だけでも何度も書いているように、「いや、全然」なのだが。

>決して弱腰でない“棚上げ”のメリットを政府も国民も冷静に考えねばなりません。

・・・・・・「軍事的に中国相手に勝てない」と、その前のツイートにハッキリ書いていたのに、その直後に、根拠もつけずに「決して弱腰でない」などと平気で書ける頭の悪さ。やはり「アホの孫崎享クン」としか言いようがないわけだ。

 

>政府も国民も冷静に考えねばなりません

アホの孫崎享クンは、いくら「冷静」に考えても、尖閣問題については何も理解できないだろう。保証してもいい(笑)。

 

>これまでの刷り込みで多くの読者反発しようが、論熟読すれば理解者でるだろう

ふう。ようやく最後だ。「理解者でるだろう」と、また日本語力の不自由さを最後に晒して終わると。いやあ、さすがアホの孫崎享クンだよ。最後まで芸が細かい。

 

 

というわけで、アホの孫崎享クンは、吉本新喜劇に入って、芸人の先輩であるアホの坂田師匠にみっちりと「アホ芸」を仕込んでもらうことを強く、強くお薦めする。

 



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