大奥 11 (ジェッツコミックス) コミック – 2014/8/28 よしながふみ (著)

大奥 11 (ジェッツコミックス) コミック – 2014/8/28
よしながふみ (著)



場所：江東区図書館

権力欲をむき出しにする治済、我が子で将軍である家斉も名ばかりの存在、子作りだけしておればよい。
家斉の楽しみは没日録を読むこと、自身を赤面疱瘡から救ってくれた青沼の記載が消されていることを不審に思う家斉。
母治済に人痘の復活を申し出る家斉、頭から否定する治済。
青沼の同僚が受け継いていた洋書を見て歓喜する家斉、しかし読むことはできるものは江戸城にはいない。
真剣にまつりごとに取り組む定信の進言を無視して、自らを大御所とせよという治済、それは無理だという定信を老中から解く治済、そこにあるのは権力を求める肥大した欲望のみ。
孫達ですら愛せない治済、家斉の御台所と側室達の間の不信を誘う仕掛けにより、お互いを憎みあう御台所と側室達。
青沼の意思を継ぐ黒木、人痘復活のために旅に、妻と生まれたばかりの子を伊兵衛に託して。
黒木、熊から赤面疱瘡をもらい、軽症ですんだため、男が生き残っている村に行き着く。
治済による孫の間引きに気づく御台所、治済の回想、邪魔者は容赦なく消してきた過去、姉や母を殺し一橋家を軽症。
旅に出て5年、戻ってきた黒木、杉田玄白門下の岡田から、ジェンナーによる天然痘の予防法を知る。
天然痘が牛だというなら、赤面疱瘡は熊だ、平賀源内は正しかった！
夜分、黒木の元を訪ねる将軍家斉、頭を下げ江戸城での赤面疱瘡の治療を願う家斉。


【シリーズ】
大奥 10 (ジェッツコミックス) コミック – 2013/10/28
よしながふみ (著)
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