僕は君たちに武器を配りたい [単行本]
瀧本 哲史 (著)


場所:江東区図書館
あり、橘玲本と似たテイスト。
コモディティにならないために、高学歴ワーキングプアにならないために。
以下、メモ。
・コモディティとは、「スペックが明確に数字や言葉で定義できるもの」。個々の商品の性能自体が高いか低いか、品質が優れているかどうかは関係ない。
・自宅から会社に通う女性はそこそこの小金あり。リクルートがL25を使って、女子会を仕掛けたのは、この女性たちにお金を使わせるため。
・松下幸之助の熱海会談、昭和39年、熱海のホテルに販売店の店主を集めて3日間議論。売れないのはなぜ?、結論出ず。松下が悪かったと涙を流して頭を下げる幸之助。
・ここ最近の日本で起こっている貧富の格差の拡大は、アメリカで1980年代に起こっていた事象と同じ。労働賃金が下がったのは、派遣という働き方を導入したのが本質ではなく、技術革新が進んだこと。技術革新とマニュアル化により、誰でもできる仕事になった。すなわちコモディティ化。
・かつて日産は「1/100の技術から1/1000の技術へ」というキャッチフレーズで自社技術の高さをアピールしたが、経営戦略の致命的な誤りだった。そんな違いを感じ取れるユーザは存在せず。分からない差異は差異ではない。それよりも色がたくさん選べるといったはっきり目で見える差異の方がユーザには重要。ゴーンがCEOに着任後に出した新型マーチはグッドデザイン賞を受賞、目標の倍の売上げ。
・資本主義社会の中でコモディティ化しないのは、次の6タイプ。
1.トレーダー
2.エキスパート
3.マーケター
4.イノベーター
5.リーダー
6.インベスター
・ただし、モノを右から左へと動かすだけのトレーダーや、産業の変化についていけないエキスパートはやばい。
・マーケターは、顧客自体を新たに再定義する。
・落ち込んでいる業界にこそ、イノベーションのチャンスが眠っている。ベンチャーキャピタルは競合がいないというベンチャーに投資はしない。そこにはマーケットがないから。競合はいるが、旧態依然のしょぼいやり方をやってるので勝機ありというベンチャーに投資する。
・入った会社がしょぼくても、そこにマーケットがあるなら、その会社を叩き潰す会社を作ればいい。松屋の創業者は吉野家出身。
・HPはベンチャー向けに「ガレージ」というサービス商品を用意。サーバを安くリースする代わりに、将来成長して大きくなったときにHPから製品を買うという契約をあらかじめ結んでおく。
・英語のスキルはそれ単体では売りにならない。売りになるスキルや知識があれば、英語を使えることでマーケットを広げることができる。すなわち英語はレバレッジ。
【アクション】
引き続き、瀧本本を読む。
【著者】
なし
瀧本 哲史 (著)
場所:江東区図書館
あり、橘玲本と似たテイスト。
コモディティにならないために、高学歴ワーキングプアにならないために。
以下、メモ。
・コモディティとは、「スペックが明確に数字や言葉で定義できるもの」。個々の商品の性能自体が高いか低いか、品質が優れているかどうかは関係ない。
・自宅から会社に通う女性はそこそこの小金あり。リクルートがL25を使って、女子会を仕掛けたのは、この女性たちにお金を使わせるため。
・松下幸之助の熱海会談、昭和39年、熱海のホテルに販売店の店主を集めて3日間議論。売れないのはなぜ?、結論出ず。松下が悪かったと涙を流して頭を下げる幸之助。
・ここ最近の日本で起こっている貧富の格差の拡大は、アメリカで1980年代に起こっていた事象と同じ。労働賃金が下がったのは、派遣という働き方を導入したのが本質ではなく、技術革新が進んだこと。技術革新とマニュアル化により、誰でもできる仕事になった。すなわちコモディティ化。
・かつて日産は「1/100の技術から1/1000の技術へ」というキャッチフレーズで自社技術の高さをアピールしたが、経営戦略の致命的な誤りだった。そんな違いを感じ取れるユーザは存在せず。分からない差異は差異ではない。それよりも色がたくさん選べるといったはっきり目で見える差異の方がユーザには重要。ゴーンがCEOに着任後に出した新型マーチはグッドデザイン賞を受賞、目標の倍の売上げ。
・資本主義社会の中でコモディティ化しないのは、次の6タイプ。
1.トレーダー
2.エキスパート
3.マーケター
4.イノベーター
5.リーダー
6.インベスター
・ただし、モノを右から左へと動かすだけのトレーダーや、産業の変化についていけないエキスパートはやばい。
・マーケターは、顧客自体を新たに再定義する。
・落ち込んでいる業界にこそ、イノベーションのチャンスが眠っている。ベンチャーキャピタルは競合がいないというベンチャーに投資はしない。そこにはマーケットがないから。競合はいるが、旧態依然のしょぼいやり方をやってるので勝機ありというベンチャーに投資する。
・入った会社がしょぼくても、そこにマーケットがあるなら、その会社を叩き潰す会社を作ればいい。松屋の創業者は吉野家出身。
・HPはベンチャー向けに「ガレージ」というサービス商品を用意。サーバを安くリースする代わりに、将来成長して大きくなったときにHPから製品を買うという契約をあらかじめ結んでおく。
・英語のスキルはそれ単体では売りにならない。売りになるスキルや知識があれば、英語を使えることでマーケットを広げることができる。すなわち英語はレバレッジ。
【アクション】
引き続き、瀧本本を読む。
【著者】
なし
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