リカルデントをかみながら

社会人受験生のブログおわりました。

働きながら勉強することについて

2010年04月29日 22時00分06秒 | 大学受験
働きながら勉強する際の、個人的な経験からのポイントを書いておきます。

1,職場の人に医学部受験勉強をしていることを言うべきかどうか?
俺の場合は、社会人生活を満喫したかったので、言わなかった。
言うと、有形無形の配慮は受けられるかもしれないけど、遊びに誘われなかったり無用な配慮をされて気まずかったりすることも考えられる。


2,遊び・飲み会への誘惑
働いていることと関係ないけど、遊びや飲みへの誘いに対してどうするか?
長崎で働いていたときは、働く=社会勉強と考えていたので、交友も社会勉強の一環としてほとんど断らずに行った。
センター試験前にバンド活動の練習とかも頻繁にやってた。

その後、千葉で働いていたときは、働く=お金を稼ぐと考えていたので、極力避けた。
会社の人と一緒に遊びに行ったことはなく、歓送迎会や忘年会に顔を出す程度にした。

ちなみに、昨年度遊びに行ったのは、春頃2度西武ドームに行って野球を見たこと、友達と何度か会ったこと、11月に長渕剛のライブに行ったことで終わり。


3,平日の勉強のしかた
通勤時間や残業の有無によって変わってくると思うけど、俺の場合は残業や通勤時間が短かくなる仕事(仕事形態)を選んだので、平日に勉強する時間が取れた。

長崎時代は、平日5時半業務終了→近くの図書館に行って8時まで勉強、帰って飯食ってスポーツクラブに行かない日は10時から1,2時間ぐらい勉強
千葉時代は、平日6時業務終了→6時半頃東進に行って9時半まで勉強という生活がメインでした。


4,休日の勉強のしかた
休日は結構だれた。
遊びに行くことも多く、やらない日は全くやらず。
やる日は図書館に行って4,5時間やったり、家で代ゼミTVネットを受講したり。
この辺はあまり参考にならないと思う。


5,試験前の勉強のしかた
普段通りに仕事をしていたので、特に力入れてやると言ったら正月前後の休みで実家に帰らず、センター過去問に集中的に取り組む程度。
この辺もあまり参考にならないな・・・

働きつつ受験勉強をしていたけど、働いているときに合格したわけではないので、「働いているときにどうモチベーションを保ち、どう社会の中で振る舞いながら受験勉強をするか」という参考程度にしてください。
コメント (2)
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東進について

2010年04月29日 20時54分10秒 | 大学受験
DVDで授業を見られる東進について。

東進は他の予備校から有名講師をお○ねで引っ張ってきているという噂なので、講師の質は高い。
授業のおか○も高い・・・懐に優しくない。
勉強レベルにあった授業が自由に選べるので、得意な科目はより得意に、不得意な科目は得意に、と自分で調整できる。
時間も自由に受講できるので、計画的にできる人はやりやすい。

東進生は現役生が中心だからか(お○ね持ちのご子息ご令嬢が多いからか)、意識が高く良い子が多いと思う。
教室によるかもしれないけど、自習室で騒ぐ人もおらず、一緒に模試を受けてた時も「何このひと」みたいな奇異な目を向けられることはあっても大人の事情を察してくれているようだった。
教室によって違うかもしれないけど、個人ブースになっている座席も周りの目を気にすることなく受講・自習ができてよい。

週1回ぐらいある「担任指導」という、担任と1対1で話す機会が設けられている。
「担任指導料」という経費も入会時に徴収され、3万円かかる。
モチベーション維持にはいいのかもしれないけど、人によってはうざったいかも。
俺は1回やったけど、面倒になってそれきりにした。
その後はしつこく言われたりしなかったけど、現役生とかは「友達紹介」や「受講催促(もっと受講して東進にお金を払え)」が必要なため、やらざるを得ないシステムになっている模様。

自分は食らわなかったけど、上記の「友達紹介」という勧誘が多くて嫌になるかもしれない。
友達勧誘とは、文字通り「東進に来そうな友達おらん?」「今度の公開授業に友達誘ってきてよ。」という東進運営側からの勧誘である。
俺が塾で働いていたときは勧誘催促をする立場だったけど、子供達に余計な心理的負担をかけることになり、あんまり良くないよな・・・と思いつつやっていた。

・受講した授業について

新スタンダード化学I・II(二見先生)
二見先生は2008年度一杯で東進を去って二見総研を立ち上げていて東進では受講できない。
授業内容についてくわしくは、そろそろ化学がひと通り終わる(2008年7月7日)を参照ください。

新々スタンダード物理I・II(高橋先生)
難しかったので、途中で断念。


・東進模試について
東進では、2月から2ヶ月に1回、計6回「センター試験本番レベル模試」という、センター試験と同範囲同レベル同形式をうたった模試が行われる。
俺は2年間計12回受けた。
この模試は、一部どうかと思う教科(特に生物)もあったけど、おおむね良くできてる。
この模試の12月受講時の得点率と実際のセンター試験の得点率もほぼ同じだったし。

2008年12月模試 75%
2009年1月センター試験 79%

2009年12月模試 85%
2010年1月センター試験 85%

英語、数学、国語に関してはDVDでの解説授業もあり、復習に役立った。


もうひとつ、難関私大や国公立大の2次試験のレベルとうたった「難関大レベル模試」という方はイマイチ。
解説授業が丁寧なのは嬉しいけど、レベルもまちまちで、この模試に慣れても得るものは少ない。
できれば他の予備校の模試を受けましょう。

模試の結果は、カテゴリーの「試験」というところで参照できます。

いろいろ書いたけど、再受験生にとってはうまく使えば有益無害な予備校だと思う。

ほか、東進についての過去記事
4大予備校比較 第4回最終回、東進(2005年11月06日)
現状の成績。(2005年05月07日)
コメント (10)
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受験校とその対策について

2010年04月26日 23時24分42秒 | 大学受験
自分が受けた大学は2校しかないので、情報は限定されるけど、参考までに。

高知大学(前期)
高知大学医学部医学科の2次試験問題は独特。
午前と午後の問題に分かれ、それぞれ150分(2時間半)行われる。
午前は簡単に言うと国語の問題で、午後は計算問題。
得意な人は得意、不得意な人は不得意だと思うので、出願前に必ず過去問を見た方がいい。
参考までに、今年の問題(問題解決能力試験A 問題解決能力試験B PDFです。)

対策は過去問をやり抜くしかない。
過去問を何題か解くと傾向が分かってくると思う。
俺はアマゾンやヤフオクで1992年からの過去問をすべて入手し、解いた。
センター試験が終わって出願を決めたあとからで十分間に合う。
それ以前にやっておくべきことがあるとしたら、センター国語対策をすることと、生物学、それも動物行動学や進化論の本を読んでおくことが俺には役に立った。
本を読む習慣が役に立ったといった方が正確かも。
知識がなくても解けるようになっているとはいえ、知識がある方がスピーディーに解けるしその答えも堅実なものになるのは確か。

過去問以外に役に立ったものと言えば、法科大学院入試試験問題を解くこと。
本屋に日弁連の過去問『2010年法科大学院統一適性試験ガイドブック』が売っているので、見てみるといい。
公務員試験問題もやってみたけど、だいぶ傾向が違うので過去問をやり尽くして暇な場合はやってみてもいいレベル。

面接対策も怠りなく。
俺はこれを怠ったのが反省点。
得意でないから逃げていたのかもしれない。
なんせ以前大学生だった頃、大学院に行くつもりでやる気のないせいもあり、就職面接10連敗だったし。

ここの面接で再受験生にとって特に注目されるポイントは、「こいつは留年しないか?退学しないか?」だと感じた。
どこの大学もそうだろうけど、学内運営者にとって最も困るのは年齢ではなく「医者になれないこと、なるのが遅れること」なんだと思う。
俺のように退学歴や転職歴が賑やかな(笑)人は特に用心されるようだ。
面接官は直球でなく変化球で、オブラートに包んだ言い方で聞いてくるが、そうした質問に対してピントを合わせた答えをすればオーケー。
俺は質問の意図を理解できずに的外れな返答や言い訳的な返答をして失敗した。

具体的な質問内容についてはここでは触れない。
おそらく役に立たないし、俺には役に立たなかった。
医学的な知識を問われた人もいれば、俺のように入学前後のことについてばかり聞かれた人もいる。
俺のように圧迫的な質問された人もいれば、全く和やかだった人もいる。


富山大学(後期)
2次の筆記試験は2011年から総合問題から小論文に変わるので詳細省略。

面接の形式は変わっていて、4人の受験生と3人の面接官とで実質45分ほどで行われる。
4人が並んで座り、まずは端から順番に質問に答える。
初めの質問は全員同じだったので、あとの人は答えを考える余裕があった。
次の質問は、あらかじめ提出していた「自己紹介書」の内容に沿って各自質問された。
ここまでで25分ほど。
次に、「○○は是か非か?」という議題を与えられて、2人ずつ賛成派と反対派に指定されてディスカッションが20分ほど。
結構長く感じた。

面接は落ち着いてきちんと返答できるかが問われる。
面接点の配点は、積極性、将来性等それぞれ分かれていると思われ、どれかひとつの項目で大きくミスっても他の項目で挽回可能なので面接で大きく差がつくことはないと思う。
※成績開示の結果、大きな差がつくことがわかった。
再受験生特に男は半分もらえれば御の字と計算した方がいいかも。

その観点から、再受験生にとって確実にマイナスな「将来性」のポイントも、それだけで決定的な差がつくほど大きくないと推測される。

集団面接のメンバー4人は受験番号で割り振られ、集団に対して圧迫面接は考えにくいので圧迫面接はないのでは。
※ごめん、あるらしい。感じ方に個人差があるかも知れないけど。

後期は倍率が8倍弱と高倍率だったこともあり、面接時間割と合格者受験番号から推測して4人グループから1人受かっているところがほとんど。
1人も受かっていないグループもあり、複数受かっているグループもあるから、グループ内で差をつけるということをしていないのでは。


両校とも6月頃成績開示を行うので、お楽しみに。
コメント (3)
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大学入試センターから結果通知が来た。2010

2010年04月26日 21時52分14秒 | 試験
結構自己採点と違う?
英語、数学合わせて自己採点より10点マイナス
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再受験生にとってのブログ・ネット利用について

2010年04月25日 21時48分52秒 | 大学受験
宅浪で、身近に仲間がいない再受験生にとって、ブログやネットの利用は重要と思う。
ただ、情報が有象無象なのでその取捨選択に注意が必要。

まずブログについて。
5年間も受験生ブログをつけておいてその否定をするわけはないけど、使い方には注意を払った。
初めのうちは他の受験生との交流もその目的のひとつと考え、他の受験生のブログを見たり書き込みしたりしたけど、しばらくしてやめた。
理由は、面倒だから。

このブログを始め、特定のブログから多くの情報を手に入れられる可能性は低い。
Googleなどで検索して、多くのブログの記事の中から、自分に必要な情報を取捨選択していく方が効率がいい。
とはいえ、他の受験生と繋がっていたい、心の支えが欲しい人を否定はしないので、自己判断で。


受験生ブログを含め、ブログ全般には大きく分けてふたつの目的・傾向がある。
ひとつは、このブログもそうだけどひとつのテーマについて書き、そのテーマに興味がある人が見るというブログ。
情報として有用なのもこのタイプのブログ。
読者は検索して訪れた見ず知らずの人、もしくは気に入って頻繁に出入りするようになった同好の士。

もうひとつは、自分の身の回りの雑多なことを書くブログ。
対象とする読者は、リアルな知人・友達、もしくはたまたま見つけてその人となりに興味を持った人。

当ブログは基本路線は前者だけど、それだけでは息苦しいし書くことなくなるので近況報告の意味を含めて後者の記事も散りばめた(こっちの記事の方が多かったりする・・・)。
長続きさせるには、この方針は良かったと思う。
受験生ブログにとって長いことはいいことではないけど・・・


ついで、ネット利用について。
このブログでも何度か触れたように、今世紀の受験勉強は、ネット利用で効率化に拍車がかかったと言える。
夜中でも予備校の授業が受けられる代ゼミTVネットには大変お世話になりました。
これ無しで合格はなし得なかった。

予備校に通う人はそこで受験情報を手に入れられるけど、基本的に自宅で受験勉強をする人はネットで情報を得て補うしかない。


以下、お気に入りに登録していたサイトを掲載。
有用と思ってお気に入りに入れたものですが、有用かどうかは各自で判断願います。

【総合情報】
パスナビ・・受験科目や過去の受験倍率等が掲載されていて便利。

代ゼミセンター試験合否分布・・・センター試験の得点と合否の結果を掲載。

東進過去問データベース・・・多くの過去問と解答が掲載されている。大学によっては赤本いらない?

【数学】
大学入試センター試験数学コンピュータ問題必勝法
Webで学ぶセンター試験数学-統計とコンピュータ
米谷の「知恵の館」blog校・・・2次試験問題とその解説
センター試験 数学II・数学B・・・主にセンター試験数学IIBで高得点をとる方法。
水野の数学参考書レビュー[高校数学・大学入試]
数学の部屋
ニューアクション数学サイト・・・このニューアクション数学サイトは、手前味噌ながらニューアクション数学の内容の良さに惚れた東京書籍の社内有志によって作られた手作りページです。
高校数学問題集2/3
アトムの物理ノート

【生物】
生物学のための基礎化学(官能基)
生物の復習をしよう

【化学】
chembase・・・おすすめ。
電子雲ビューワ
二見総研・・・東進の化学の授業でお世話になった二見太郎先生が主催しているサイト。数学、物理、化学の授業の配信をしている。
高等学校化学テキスト
周期表の覚え方
元素周期表の覚え方みかみ塾・・・化学のDVD受講ならここもおすすめ。
楽しい高校化学
Hello School 中学理科(ハロ理科)・・・実はこのレベルから始めましたよ
中学理科を攻略しよう

【物理】
電磁誘導

【英語】
英文法道場・・・某駿台英語科講師のブログ。


【政経】
これが日本の政治システムだ!・・・ほか、各国の政治制度のまとめがあり有用。
JETRO統計ナビ
法律紹介所
tanashin's law school

【勉強法】
Wikihikagle
大学受験勉強法
行列のできる医学部合格をつかむヒント!!
大学入試のお部屋

【データ】
予備校講師評価(ミシュラン)
大学入試偏差値ランキング一覧
大学受験医学部面接@Wikibooks
2007年 大学入試問題と解答例(代ゼミ)
高等学校学習指導要領

【医療関係】
無医地区問題と医療費についての歴史・・ある医師の, マスコミウオッチより
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医学部学士編入学について

2010年04月25日 00時52分30秒 | 大学受験
毎年、春になると医学部学士編入学ができないか考えていた。
願書を取り寄せて過去問を見る段階で諦めていたけど。

編入学とは、医学部に2年次もしくは3年次から編入する制度で、その条件は一度大学を出ていることだけど、実際の話理系の学部を出ていないと受けられる大学がかなり制限されると言っていい。
編入試問題は大学レベルの生物はもちろんのこと、物理や化学、数学が出題されることも多く、大学によって範囲もまちまちであり幅広く対策が立てづらい。
千葉大学は一定量の理系の単位を取得していないと受験資格すらない。
こうしたことで、文系学部出身者はハンデが大きい。
もちろん、予備校に通うなどしてそのハンデを乗り越えて合格する人も数多くいる。

2年次もしくは3年次に入学してくることを考えても、文系学部出身者は入学後のハンデもある。
ただ例えば富山大学は1年次は物理実験、化学実験はあるけど医学に直接関わる授業が少ないのでそれほどハンデはないと思う。

あとは噂レベルでしかないけど、編入学試験は人物重視であり、入学してくる人には「経歴」がしっかりしている人が多いという。一流大学出身だったり、一流企業で勤めた経験があったり、公務員だったり。
面接のみならず合宿を行う大学もあるので、この噂はガセではないのでは。

こうした傾向と自分の資質や客観的事実を鑑み、編入学を選択するか一般入試を選択するかを決めるといいと思う。
春は編入学(秋に試験のところもあるけど)、それが駄目だったら一般入試の勉強、というやり方は理系科目が苦手な俺には無理だったので編入試験は諦めた。
編入試験で全国を飛び回るのにお金もかかるし。
編入試験は試験日程が大学でかぶっていない限りいくつでも受けられるので、いろいろな意味でタフな人には向いてる。

なお、Yahoo!メーリングリストやmixiに編入コミュニティがあるので、参加するといいかも。
おれはYahoo!の方に参加し、過去問を手に入れたりしてた。

【編入試験サイトリンク】
医学部学士編入の紹介
医学部を目指し、Natureなど科学・医学記事を英語で読む
ゼロからの医学部学士編入 文系編
医学部学士編入学受験生へ あるサラリーマンの体験記
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代ゼミTVネットの受講記録(3)文系科目

2010年04月03日 01時23分28秒 | 大学受験
文系科目は主にセンター対策としてお世話になりました。

【英語】
英語は駿台英語で鍛えられており、問題集を解いた方が早いので、あまり受講せず。
英作文はやるべきだったがサボってやらず仕舞い。

・佐々木のハイレベル英文読解演習 演習講座 1コマ90分全12回
《特徴》1回あたり1題、長文の過去問を解いていく。
《レベル》ハイレベルをうたっているけど、そうでもないと思う。
《感想》人気講師らしいけど、俺にはそうは思えなかった。
言っている内容は悪くなく、情報構造という考え方も面白かったけど、授業と関係ないダジャレ、それも80年代に流行ったようなダジャレのオンパレードで受けててイライラした。
例えば「冗談よしこちゃん」「主語が消えた、しゅごい」 ううう・・・発作が起きそうだ・・・
しかも、ダジャレを言ったあと反応を見るかのような一瞬の間がある・・・悪い意味での代ゼミ講師の象徴。

・仲本の英文法倶楽部 1コマ90分全12回
《特徴》英文法問題を「主語」「仮定法」といったテーマ別に解説。
毎回雑談タイムあり。
《レベル》文法問題苦手な人からOK。
《感想》仲本先生には10数年前、駿台に通っていた時もお世話になりました。
相変わらず雑談も面白く、文法の解説もわかりやすく、良い復習になった。
ただ、テキストの問題と解説がしっかりしているので、それだけで理解できた場合は授業は必要ないと思う。
授業はほとんどテキストの内容に沿っており、それ以外の+αもあまりない。

・吉の英文読解スーパー解テク101 1コマ90分全12回
《特徴》101題の良文を読み込んでいき、毎回ポイントとなる英語表現を解説してくれる。
《レベル》構文をある程度わかっていないと辛い。どの動詞がSVOCのどの文型を取れるかわかるレベルでOK。
《感想》1回あたり6~8題ほど進み、サクサク行くので飽きずに取り組める。
掲載されている英文もダーウィンやアインシュタインや動物の行動などいろいろな分野(偏ってる?)を扱っていて面白い。
吉(よし)先生の発音も流暢で、俺は音声部分を編集してipodに入れて聴いていた。
問題演習とかはないけど、構文をとる練習になった。

【国語】
国語はセンター対策。

・船口のセンター標準現代文 1コマ60分全10回
《特徴》文章を読むことを中心とし、とくためにどう準備をするかに重点をおいた講座。
《レベル》問題集は実際のセンター試験より文章も短く、設問も簡単。高校1、2年生ぐらいで意識の高い人は「センター試験どんなもんや」と思って取り組んでみるのもいいと思う。
《感想》授業は面白く、現代文の文章を読むのが苦手な人には有益。
「読めてるのに解けない、選択肢を2択まで絞って間違えてしまう」「読めるけど時間がかかる」というひとは國井先生の授業を受ける方がいいと思う。

※今はなき「國井のセンター実戦現代文」も受けた。
問題の解答方法・テクニックは光るものがあり、大変ためになった。
というより、これを受けなければ今年のセンター現代文で90%は取れなかったと思う。
今は「國井のセンター完成現代文」という講座に変わっている。

※今はなき「望月のセンター実戦古文」を受講した。
3回でひとつの問題だったり、遅々として進まなかったけど、「和歌の掛詞」とか出そうなポイントを詳しく解説してくれたので為になった。

※今はなき「工藤のセンター実戦漢文」を受講した。
問題集替わりに利用したけど、解説も為になった。
どちらかというと、漢文苦手な人向け。
今は「工藤のセンター完成漢文」という講座に変わっている。


【政経】
政経もセンター対策。
10数年前もセンター政経の勉強をしたけど、用語が変わっていたり時事問題も様変わりしていて戸惑う場面が多かった。
教科書もっていたらなあと思う場面が多かった。

・小泉のセンター標準政治・経済 1コマ60分全10回
《特徴》「憲法」「国際法」といったテーマ別に問題に取り組み、授業ではそのテーマのポイントをまとめ、問題の一部を解説。
問題の解説はかなり少ないけど、テキストの解説でだいたい事足りる。
《レベル》テーマのポイントのまとめは政経未修の人でも理解できるけど、問題集はレベルが高く、一部センターレベルを超えているので、未修の人は辛い。
《感想》まとめはよくまとまっていて、なかなかよかった。

※今はなき「小泉のセンター実戦政経」を受講した。
センター形式の問題(過去の代ゼミ模試の抜粋)のうち、一部をピックアップして解説してくれる。
これもわかりやすくてよかった。
今は「小泉のセンター完成政治・経済」という講座に変わっている。


【日本史】
日本史もセンター対策。
日本史Aを選択予定だったので、近現代以降のみ受講、学習。

・伊達の速効日本史(近現代史)1コマ90分全12回
・伊達の速効日本史(文化史・テーマ史)1コマ90分全12回
受講した、というより、音声を抽出してipodに入れて聴いてた。
ほとんど板書をせず、終始しゃべりっぱなしなので都合が良かった。
話は受験に役立つのはもちろん、歴史の勉強としても面白かった。
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代ゼミTVネットの受講記録(2)理科

2010年04月02日 23時20分39秒 | 大学受験
理科については代ゼミと東進ともに大変お世話になりました。

代ゼミの物理講師・漆原先生の口癖「物理では、君たちのノートが実験室」という言葉で気がついたことがある。
物理だけでなく、理科という科目に共通して言えることは、紙と鉛筆で実験と観察をするということ。
物理は、力学なら力の掛かる方向に矢印を書いたりして机上の「物理実験」をする。
化学は、電気の流れる方向に矢印を書いたり、溶液の色の変化を書いたりして「化学実験」をする。
生物は、発生の過程を書いたりして「観察」をし、発生過程で生体の一部を切り取った経過を図示することで「実験」をする。
このことに気がついてから、試験中でも必ず図を書いて「実験」「観察」をして解答する意識が高まった。
余談はともかく、以下に受講した講座の感想など。

【物理】
・為近の基礎から学ぶ物理I 1コマ60分全24回
《特徴》普通は物理といえば難解な「力学」から始めるところだけど、この授業では電磁気学から入るので取っ付き易い。
《レベル》中学生でもわかる?内容から物理の本質を見つめる。
《感想》東進の高橋先生のハイレベルな授業を始め、何度も挫折した物理だけど、この授業で初めて物理をひと通り学ぶことができ、薄ぼんやりと概観を理解することができた。
力学を最後に持ってくる講義順序も俺には効果的だった。
物理が苦手な人、未修の人におすすめします。


・中川のセンター標準物理I 1コマ60分全10回
《特徴》センター試験レベルの問題の演習。
《レベル》センター試験レベル。ところどころそれを逸脱する問題も。
《感想》問題集として扱う分にはいい。ただ中川先生の授業は俺には合わなかった。

※ほか、「漆原のセンター実戦物理I」を受けた(今は「漆原のセンター完成物理I」とタイトルが変わった)。
特に力学の分野がわかりやすく、どう矢印を引っ張っていいものか曖昧だったのが、コツをつかめた。
受けたのが2010年のセンター直前過ぎたのが惜しかった。
もっと早めに受ければ、「習うより慣れろ!」と闇雲にやっていた物理の演習を有意義に行えたのに、と後悔。


【化学】
・岡島の基礎から学ぶ化学I 1コマ60分全24回
《レベル》むずかしい。
《感想》モルで挫折。
その後、東進で二見先生の授業を受け、開眼。

・亀田のセンター標準化学I 1コマ60分全10回
《特徴》センター試験に頻出のテーマに絞って問題演習を行う。
授業では、それに絡めた暗記ポイントなども扱う。
《レベル》化学Iをひと通り学んでいればついていける。
《感想》問題集も授業もわかりやすく、なんども復習した。
亀田先生の語呂合わせにはお世話になりました。

・亀田の入試化学突破のバイブル(入門編) 1コマ90分全12回
・亀田の入試化学突破のバイブル(実戦編) 1コマ90分全12回
《特徴》化学IIの範囲まで含んだテキストを用いて、単元別に(かなりハイテンションな)授業を行う。
グラフィカルでわかりやすい授業。
《レベル》化学Iをひと通り学んだ人向け。
入門編の第5回まで初歩的な問題があり、それ以降はハイレベルなものも含んだテキストを用いている。
《感想》良くも悪くも代ゼミの講師らしいく講師。
俺は好きだったけど、嫌いな人も少なからずいると思う。
90分の授業の予習で90分かかり、受講するときは映像を止めながら授業を受けるのでで120分かかり、復習で60分かかった。
それだけ時間をかけた価値はあったと思う。
板書はかなり写しづらく、自分でまとめながら書かないといけなかったので、時間がかかった。


【生物】
・中嶋の基礎から学ぶ生物I 1コマ60分全24回
《特徴》生物Iをひと通り網羅する。
《レベル》生物未修でもついていける。
《感想》ごくごく普通。
生物未修で、ノートまとめなどを自分でできないなら、受ける価値あるかも。
学校やNHKの高校生物講座などで一度習っているなら、二度手間。

・大堀のセンター標準生物I 1コマ60分全10回
《特徴》センター試験頻出のテーマの問題演習と解説。
《レベル》生物Iをひと通り学んでいたらついていける。
《感想》細胞の絵や細胞分裂の絵や遺伝の絵などで解説をしてくれて、グラフィカルでわかりやすく、自分で再現できるので覚えやすく忘れにくい。
生物は一部苦手な分野があり伸び悩んでいたけど、この授業を受けて得意分野になった。
受けるべき。

・大堀の基礎理系生物 1コマ90分全12回
《特徴》生物IIの分野を網羅的に扱う。
授業ではわかりづらいと思われるところを重点的に講義する。
《レベル》生物Iをひと通り学んだ人向け。
生物IIは未修でも大丈夫。
《感想》「生物は俺にまかせろ!」と豪語するだけある授業。
生物はこの人についていこうと思い、他の参考書も揃えて使用。
特に光合成、同化、発生、センターレベルの遺伝が苦手な人は受ける価値が高い。
前述の、「生物ではノートの上で観察・実験をする」と俺が実践していた方法は、大堀先生の書く絵を真似ることでマスターした。
まず予習として用語穴埋め形式になっているテキストで用語を確認し、そのテキストで授業を受け、復習として予習時に間違えた穴埋めを再度やる、という受講スタイルを取っていた。

・大町のハイレベル理系生物 1コマ90分全12回
《特徴》生物IIBまで含んだ内容。記述対策が多い。
《レベル》高い。
《感想》受ける大学の過去問を参照して、この講座のテキストを見て、同じような出題形式なら受ける価値がある。
俺は挫折した。
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代ゼミTVネットの受講記録(1)数学

2010年04月02日 23時20分36秒 | 大学受験

代ゼミTVネットは毎年授業がちょっとずつ変わるので、同じタイトルの授業がいつまであるかはわからない。
ただ、タイトルが同じなら中身も同じはず。
雑談に時事ネタを入れないように等、気を使っているようだ。
一部授業内容の差し替えがあったりするらしいけど。

【数学】
・浅見の基礎から学ぶ数学I・A (単元学習編)1コマ60分全24回
・浅見の基礎から学ぶ数学I・A (問題演習編)1コマ60分全24回

《特徴》教科書レベルの公式を学べる。単元学習編で公式を学び、問題演習編で使ってみるというパターンで見通しが良い。
受験テクニック的な解き方の紹介もあるけど、それほど多くはない。
《レベル》数学IA未修でも大丈夫。
《感想》再受験を始める際、真っ先に取り組んだ。
単元演習編第1回を受講したあと問題演習編第1回を受講する、という形で並行して受講した。


・岡本の基礎から学ぶ数学II・B (単元学習編)1コマ60分全24回
・岡本の基礎から学ぶ数学II・B (問題演習編)1コマ60分全24回
浅見の基礎から学ぶ数学I・Aと同じ形式。
《レベル》数学IAをひと通り学んでいたら数学IIBが未修でもついていける。
ひと通り学ぶ、とは公式を完璧に理解するというレベルに至らず、思い出さないまでも言われたら思い出すレベルで大丈夫。

・森谷のセンター標準数学I・A 1コマ60分全10回
・堀川のセンター標準数学II・B 1コマ60分全10回
《特徴》センター試験の過去問やセンター試験型の問題を数多く扱い、実践する。
《レベル》「基礎から学ぶ~」のIAとIIBがひと通り終わっていたらついていける。
センターレベルなので、それほど難しくない問題が多いけど、センターレベル以上の問題も散見される。
《感想》問題数が多いので、とにかくこなした。
間違えた問題は時間をおいて何度も繰り返しやった。
学校では習わない類の準公式も教えてくれるので有益。

・佐々木隆宏の基礎から学ぶ数学III・C (単元学習編)1コマ60分全24回
・佐々木隆宏の基礎から学ぶ数学III・C (問題演習編)1コマ60分全24回
基本的な形式は基礎から学ぶ数学IAやIIBと同じだけど、単元学習編の講座番号と問題演習編の講座番号とが合っていないときが多く、やりづらさを感じた。
《レベル》数学IIBをひと通り学んでいたら数学IIICが未修でもついていける。
俺は高校時代数学IIICは選択していなかったので、まさしくこの状態だった。
これがひと通り済んだら、荻野の勇者を育てる数学IIICに行くのがいいと思う。

・西岡の数学ブリーフィング I・A・II・B 1コマ90分全12回
《特徴》受験数学問題のコンセプトを学ぶ。
《レベル》実際の受験問題など、ハイレベルな問題が多いと感じた。
《感想》哲学的な授業。俺は「数学は真理だ」と思っていたけど、この授業を受講して「数学は論理だ」と教わった。
問題のコンセプト、概論の講義が主で、問題そのものの解き方の解説は少なめなのでその点はテキスト頼み。


・藤田の壁を超える数学I・A・II・B 基礎演習講座 1コマ90分全12回
《特徴》センターの過去問や大学の過去問などを扱い、問題の解き方とその考え方を教えてくれる。
《レベル》数学IA、IIBをひと通り学んでいたらついていける。
《感想》授業の質が高く、わかりやすい。
代ゼミ特有のクセがないので、万人におすすめできる。受けるべき。

・藤田の壁を超える数学I・A・II・B 1コマ90分全12回
《レベル》かなり高い。やばい。
《感想》挫折した・・・

・荻野の勇者を育てる数学III・C (I)1コマ90分全12回
・荻野の勇者を育てる数学III・C (II)1コマ90分全12回
《特徴》この講座は(I)と(II)を通して一冊のテキストを終わらし、数学IIICの全範囲を網羅するので、実質24回あると言える。
《レベル》「有名問題(パターン化されていて、毎年いくつかの大学で出題される問題)」を多く扱い、レベルの高いものも含まれている。
前半はそれほどレベルは高くないので、数学IIICをひと通り学んでいたらいきなり挫折することはないと思う。
雑談多し。
《感想》この講座で取り上げられている問題をマスターすれば受験問題に対峙する際かなり自信を持てるはず。
代ゼミきっての人気講師・荻野先生のありがたいお話も面白く為になり、一見の価値あり。
お話の時間が長いせいか、テキストに載っていて解説をしない問題が結構あり、テキストの解説はかなり端折ってあるのでわからない問題に難儀した。
授業で解説のある問題に関しては理解出来ないものはなかったので、その点が惜しい。

・荻野の天空への理系数学 1コマ90分全12回
《特徴》数学IAIIBIIICにまたがる「有名問題」を多く扱う。雑談はなかった気がする。
《レベル》東大京大東工大早慶の入試問題など難関大学を多く扱い、難関大学を目指す人向け。
《感想》解説はわかりやすく、解説してもらった問題は理解できた。
テキストに載っていて授業で解説のない問題は理解に難儀するので、やらないでおいた。

コメント
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総括をしてこのブログは終了します。

2010年04月02日 02時30分46秒 | 大学受験
受験生ブログとしての役目は終わりました。
合格大学名を掲載したことで、同級生もこのブログを見たかもしれません。
このブログは、原則読者を登場させないので、大学生活については書きません。
あといくつかの掲載したいことを書いて、できれば8日の入学式までに完了させたいです。
コメント (2)
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