森元志乃 shino morimoto

ヴァイオリン弾きの吐息

お知らせ

2019-07-15 20:38:54 | Weblog
こちらは 完全停止状態なのですが 

それでも見て下さっている方がいらっしゃるようで

(本当にありがとうございます! 嬉しいです!)

久しぶりに 近況報告を。


今年の5月に 新刊が出ました

弦楽器マガジン“サラサーテ”の連載2年分をまとめたものです。


“森元志乃のヴァイオリン基礎テクニック、リターンズ!~1回5分の基礎練習で上達する"



ちなみに “ヴァイオリン各駅停車”の改訂版もせきれい社さんが出して下さいました。


[改訂版]ヴァイオリン各駅停車 Guide to the Violin


そして サラサーテ誌では 「森元志乃のヴァイオリン基礎テクニック、リターンズ!」の新章

「スケールを弾いてレベルアップする」が始まっています。


こちらに多少 詳しいことが “ヴァイオリン弾きのおやど”

相変わらず 地味~な活動しかしておりませんが

これからも どうぞよろしくお願いします❢







コンサートのご案内

2017-08-16 09:45:51 | Weblog
久し振りに、奏屋のメンバーでコンサートをします。
地元のカフェで行う、のんびりしたコンサートです。
よろしかったら、いらしてくださいませ~~。


奏屋のはんなり音語り 第1回

あれから ボクは、ずっと
〝アリア〟のことばかり考えている。


217年8月26日(土)14:00開場 14:30開演
パルテノン多摩4階 カフェ・トレーノ・ノッテ
入場料 3,500円(ケーキセット付き)先着40名様

マスネ:歌劇《ウェルテル》より『手紙の歌』
ベルリオーズ:歌劇《ファウストの劫罰》より『燃える恋の思いに』
チャイコフスキー=アウアー:『レンスキーのアリア』(ヴァイオリン) ほか

二瓶 純子(メゾ・ソプラノ)
日本大学芸術学部音楽学科卒。
日本オペラ振興会オペラ歌手育成部修了。折江忠道、鈴木昭子諸氏に師事。藤原歌劇団団員。これまでに『カルメン』タイトルロールの他、小澤征爾指揮のもと『第九』ソリストを務める。
中下 千夏(ピアノ)@奏屋
桐朋学園大学音楽学部ピアノ科卒。ピアノを橋本多賀子、是安亨、故 中島和彦諸氏に師事。主にアンサンブル・伴奏ピアニストとして器楽、声楽、合唱等のコンサートに多数出演。小田急相模原エンゼルミュージック、湘南音楽院藤沢講師。
森元 志乃(ヴァイオリン)@奏屋
桐朋学園大学音楽学部ヴァイオリン科卒。故齋藤秀雄、篠﨑功子諸氏に師事。弦楽誌ストリングで長きに渡って連載執筆。『ヴァイオリン各駅停車』(レッスンの友社)を出版。2004年“奏屋”を結成。2016年『ヴァイオリン弾きの手帖』出版。弦楽器雑誌『サラサーテ』に連載執筆中。

cafeトレーノ・ノッテ 042-339-8740
京王線・小田急線・多摩モノレール 『多摩センター駅』下車 パルテノン大通り徒歩5分 4F公園前

♪ご予約&お問い合わせ
奏屋事務050-3695-8101  kanadeya.otogatari@gmail.com

4月1日

2017-04-01 22:36:14 | Weblog
新年度 という 区切りの方が

新年 という 区切りより 好きだ。

気持ちの切り替わりが ハッキリする気がする。

年末年始ほど バタバタ感がないからかもしれない。


昨年 久し振りに「落ちた」せいか

ちょっとしたことで 幸せを感じる。


加えて この度

よい お仕事を頂いた。

頑張ろうと思う。

形になったら ご報告します。

終わって 始まる

2017-02-13 22:20:32 | Weblog
母校 桐朋の建て替え その解体作業を目の当たりにし

なかなかのショックを受けた 今月の初め。

来月の初めには 息子の母校の閉校 という

これもまた なかなか衝撃的な現実がやってくる。


そこまでではないけれど 結構ショックだったのは

駅地下がリニューアルで お気に入りのお店がなくなり

三越が撤退ということで これまた よく行っていたお店がなくなってしまうこと。

ええ ええ 周囲も断捨離に付き合って下さったようで はい。

(パル多摩の改修工事は どうなるんだろう?

(図書館本館 個人的には今のままがいいんだけどなぁ


「きっと 転換期なんだよ」と 娘に慰められるが この歳で転換期って……(笑)

でも 確かに 確実に 新しい よい出会いも。

充実した毎日 ありがたい。

空白の一週間

2017-02-03 22:08:37 | Weblog
回線工事だか何だかで(ここからすでに よく分かっていない)

結構な日数 ネットが使えなかった。

何かをどうかすればよかったらしいのだが(これなんて 絶対分からない)

主人待ちの状態で ネットのない日々を過ごした。


「しばらく ネット使えないかも」と 主人に言われたときは

自分としては それほど 依存しているつもりもなく

ふうんって 感じだったのだけど 実際 何日も使えないとなると 

PCでしか開けないメールがあったり 調べたいことが調べられなかったりして

かなり困った。

日を追うごとに 変な焦燥感に襲われ 依存度が非常に高かったことを知る。

全然 子供たちのこと言えないや。


ただ その間 とても ゆったり 時間が流れている感じもして

習慣 というのが ある意味 縛りなんだ ということを 再認識。

今 PCに向かってる時間を 読書や他のことに使えたら なんて

ちょっと 真面目に 考えてしまった。 

まあ そうすれば いいんだけれど なんだろう それができないって

自分でも よく分からない。

寒中お見舞い申し上げます。

2017-01-18 08:17:16 | Weblog
毎年 この時期に思うのは

それが「正月」であっても

何かが 劇的に変わる訳じゃないってことだ。


『新年』という言葉に

いつも なんとなく 何かを期待しまうのだけれど

たとえ その生活パターンが 非日常的要素で満たされていたとしても

時間は淡々と 日常的にやってきて 日常的に過ぎて行くのだということに

この頃になって 改めて 気付くのである。


家族と共に 楽しく迎えられた 年始も

ウィルス性胃腸炎君の乱入によって 慌ただしく終わってしまった。

今年ほど 七草粥を しっかり味わったことはない。(苦笑)

とはいえ こういったことを含めて 総じて「幸せ」といえば

それは そうなのかもしれない。


義母が 「初詣では 感謝だけ述べる お願いなんて とんでもない」という。

謙虚さが足りなかったんだなぁ なんて 差し込む 優しい冬の陽に思う。


与えられた仕事を きっちりこなす ということと

いつも受け身 というのは 違うんだぞ と 自分に言い聞かせる。

いつになく ちょっと弱気な出発だが


みなさま 本年も よろしくお願い申し上げます。


冬を聞く

2016-12-30 21:28:03 | Weblog
年末年始の 買い物に出る。 

疲れるほどの人出・・・行列・・・耳が痛くなるほどの喧騒。 


でも

この時期 我が家の周りは いつになく しんとしている。

いつもと変わらないのかもしれないけれど …しんとしている

どうしてだろう? そんな気がする。


ひんやりとした空気の中 耳を澄ませば

時折 少し離れた公園から 

休みになった子供たちの テンションの高い 元気な声が聞こえもするが

それも 静けさを強調する ファクターの一つでしかない。


“耳” についての 本を読んだりしていると

「目は閉じることができるが 耳はそれができない」

なんて フレーズに出会うことがある。


でも 音楽やってる人間は 知ってるんだ。

耳も閉じることができる って。


聞きたくない音は 聞かない。 
 (え? 自分の音? それを言っちゃおしまいよぉ。 笑)

聞こえなくするだけじゃない。

フィルターだって かけられる。 変換だって できる。
 (自分の音の いらない雑音を消したり… 
 (それどころか グリュミオーの音に変えたりもできるぞ (^^ )


頭の中で 音なんて いくらでも 作り変えることが出来るんだ。

すごいなぁ 人間って。

感心している場合じゃないか。 ははは。 



今年は 嫌な音を 聞き過ぎた。

多分 自分の中で立てていた音は もっと 嫌な音だった。

そんな自分を 来年は正したい。

せっかく 音楽の世界にいることを 許してもらってるんだから。


静かな冬を聞く。 


寒いのは苦手だが 寒いのは悪くない。

新年まで 後わずか。 


いざ!いざ!

2016-12-29 22:24:17 | Weblog
息子が帰京し やっと 年末らしくなってきた。

ということは 完全に 主婦モードに なってしまう訳で

今は 頭の中が 年越しメニューと おせちのことで いっぱい。(笑)

まあ たまには 音楽を思い出さない時間があるのも いいか。

その年末の買い出しに出る 車の中で

主人が やはりこれでしょう とばかりに 第九を流したりする。

第九かぁ と 一瞬 思ったりするのだけれど

それで 年末スイッチが入る自分もいて

いや ちゃんと すり込まれています。 日本人です。


第九が聞こえると いらいらしていた時期のことを考えると

第九を聞いて あぁ 年末だなぁ って 思えるのは いいことなんだろうなぁ。


さぁ 明日からは 包丁片手に 戦争だ!

愛しさと切なさと

2016-12-27 10:24:47 | Weblog
わが母校 桐朋の建て替えが 着々と 進んでいる。

友人が その様子を FBに載せてくれるのだが

昔を思い出すと どうにも 切ない。

帰る場所がなくなる感じもして。 普段 ろくに足を運びもしないのに。



先日 「そっち方面に行くけど」 という連絡をもらい

長くトレーナー活動を共にしていた トロンボーンのT氏と会うことになった。

何年振り? 最近 気付くと5年とか10年とか普通なんだよねぇ。

そんな会話で始まる。 


彼の音楽観や指導法が 面白くて 随分 勉強させてもらったのだが

今も その あくなき探究心は健在。

ザトウクジラの歌はソナタ形式? だとしたら音楽というのは…

なんて 話も飛び出し 

昔に変わらず 楽しく刺激的な時間を過ごした。

もっと 頻繁に会えると いいなぁ。



この歳になると 生活パターンが それぞれ定まってくるから

意外に 時間が合わないし 合わせてもらうことに 心苦しさも感じる。

でも 無理をしてでも 会いたい人には 会っておかないと 心残りが。

まあ どんなに会っても 同じかもしれないけれど。




カレンダーの充実

2016-12-26 09:09:45 | Weblog
今月の初め 久し振りにゆっくり FBを眺めていたら

箔画を描かれる 大好きな作家さん 野口 琢郎さんの作品が

古河電工さんのカレンダーに採用された と。 で 

手持ちの数部を ご希望の方に差し上げます

希望者が多かったら あみだくじします と 書いてある。


くじ運 異常に 悪い。

大抵の人が当たる ティッシュペーパーすら 外すこと儘あり。

それでも 応募せずにはいられず 参加表明したら

当たったんだ これが! かなりの倍率だったのに。

不快なこと続きだった 今年前半 頑張って対応した ご褒美?

もう 嬉しくて 嬉しくて。

ちょうど クリスマスイブに届いて 最高のクリスマスプレゼントとなる。


先に手に入れた イラストレーター浜野史子さんのカレンダー

加えて 野口 琢郎さんのカレンダー

例年は 企業からの頂き物で済ませてしまうカレンダー

なのに 2017年のカレンダーの この充実

来年は 一日一日 大切に生きなさいよ っていう  

神様の 優しい励ましかな


企業と言えば 某生命保険会社から貰った 2017年カレンダー

大好きな 松岡修造さんの「旬な」お言葉 が 書かれていて

これも 「カレンダーの充実」の 一翼を担っている。


  とげとげをつかむ 勇気がなければ 幸せなんて つかめない。
                   (9月の旬 栗に合わせて)


おっしゃる通りで ございまする~。



ところで 浜野さんのイラスト 野口さんの箔画

全然 テイストが違う。 

同じ場所に並べるべきものでは ないんだろうな。


それは う~ん なんというか 例えば


浜野さんの作品は 優しく ちょっと切ない感じもある モーツァルトの作品のような雰囲気

野口さんの作品は 緻密で でも豪胆で華麗な ラヴェルの作品のような雰囲気


音楽で例えちゃったけど 頭の中では

浜野さんの作品を見たときには  

文章を読んだときに反応する部分が 活性化している気がするし

野口さんの作品を見たときには

音楽を聴いたときに反応する部分が 活性化している気がする。


面白いね。 まあ とにかく

浜野さんの作品は 疲れたとき 心がとげとげしたときには 最高だし

野口さんの作品は 刺激が欲しいとき 何かヒントが欲しいときには 最高

修造さんは 励ましが欲しいときには 最高だよね(笑)



あ ご紹介しておこう。

浜野史子さんのHP
http://www7b.biglobe.ne.jp/~fuuya/home.html

野口琢朗さんのHP
http://www.takuro-noguchi.com/bo_hua_ye_kou_zuo_lang/top.html