佐渡ロングライド210は風光明媚な景色と島挙げてのホスピタリティーの中を走るイベントでした。宿に帰ると癒しの温泉につかリ気持ちまでリフレッシュ、そしてふっくらとしたご飯と新鮮な海の幸は空腹の胃を満たしてくれます。(H先輩、Oホさん、S水さん、Kさん、陽ちゃん撮影の写真を無断使用していますがお許しを。)
フルネームしかも「お帰りー!」と大きな声でフィニッシュライン手前から呼ばれました。
スタートから40キロ、入崎AS(エイドステイション)。緩やかなカーブが続く海岸線を背景に元気と期待にふくらむ顔
残り30キロ水平に広がる砂浜と海岸線が美しい「素浜AS」。顔はすべてを語ります。まだ余裕ある顔、限界に達している顔、すでに終わっている顔
これがゴール直後の雄姿。解放感、満足感、達成感は自然と最高な笑顔を作ります。
『スタートライン』
ひょうたんを潰したような島の左くびれを起点にぐるりと時計回りに210キロサイクリングします。5時45分、先頭から順に走りだします。クロマニアは後ろに並んでいましたから遅れること30分、6時15分スタートしました。
『左は海 右は田園風景』
スタートから55キロまでは小さなアップダウンはありますが基本フラット区間、それならと予定どりY科さんが35キロ巡航で引いてくれます。
『山岳区間』
Z坂を登ると新緑の山肌、紺碧色の海、夏を思出す爽快な空が待っていました。
『エース区間』
大野亀手前で陽ちゃんとmiuちゃん発見。はじき野ASに着いてからゆっくりと会話しました。残念にもmaiちゃんと奥様は佐渡に来てから体調を崩しDNSでした。この先の30キロは下ってあとはずっと平坦な区間です。なんだか先頭を走って逃げ切ってみたい衝動にかられます。フルスピード(笑)で下りますが、当然のことながらS水さんにすぐに抜かされ、またたくままに視界から消えちゃいました。すぐにO保さんS木さんに抜かれながら必死にくらい付きます。運よく2人の後ろに付くことができ体力の温存をさせてもらいます。残り10キロ地点でO保さんから引いてと手旗信号が・・・。何を勘違いしたのか、滅多にないチャンスとばかりに嬉しくなりアクセルを全開しブッチしてしまいました。あとで怒られることに「俺を風除けに使いあがって」そう言ってもですね。生涯、これが最初で最後だと思います。ですからエース待遇お礼申し上げます。気持ちよかった!
「両津BS 10時45分」
スタートから4時間30分で100キロ地点でランチ。
『午後の部』
ランチ後キャプテン H先輩より注意がでました。「早すぎる!20-25キロペースで走れば十分間に合う筈、後半はゆっくり走ろうよ。佐渡はレースではなくサイクリングですよ」一同うなずく。何故か僕が引くことなり。ゆっくり走るんですが今日は登りが苦にならない不思議な日でした。栄誉ある山岳賞なんて頂いたりして(笑)。しかしゆっくりと言っていたH先輩がダッシュしたりおもしろい展開があったり(あとで聞くと単にオシッコしたかっただけなんて!)
『このあと大ブレーキ発生』
小木ASで休憩しあと残り50キロ、このあとに控えている11%と15%の劇坂に差し係ると急に脚が回らなくなりました。補給は十分だからハンガーノックではない。それにムサシも飲んだから大丈夫と思っていました。さっきまでクロマニアのジャージが見えてたのに顔をあげたら誰もいない。周りは7割くらい参加者が押しているではないか。一度は弱気に、だけど上で誰かが見ていたら除名処分になるだろうなんてビクビクしながら頑張りなんとか切りぬけることができました。そんなんですから最後の素浜ASにはひとり遅れて到着、バナナを食べ考えました。この状態ではビリゴールになってしまう。そこでみんなより早く出発する許可を頂き一人で。素浜坂でS水さんに抜かれ、国道坂でS木さんに、あとはイモズルか。力を出し切ろう、残してもしょうがないや。そうして乳酸で固まった脚をぐるぐる回しゴール前の海岸に出ると先行の二人が待っていました。ほどなく仲間がそろい、トレインで無事にゴールしました。
『ゴール』
長かった時間だがあっという間に終わった一日。走り終えて変わったことは。。『食べたいものが刺身から肉に』 『自転車のリアギヤが25Tから29Tに』
『ここからは番外編』
7台の自転車積むために借りたハイエースはすべて椅子固定。困ったY科さん朝からツッコマレル。ポルシェ組はいいな。
前日会場でいろいろなイベントで盛り上がる中、注目はこのBBです。左右別々に動きます。今だにわけわからない。
大会後ホテルでの夕食、僕は死んでいる、めずらしく食欲がない。そして予定していた宴会は疲労のため中止になりました。
帰りに佐渡スカイラインを車で登り佐渡の地形を再確認。そして真野鶴酒造を訪れました。
関越のSAでわけのなくボーとするクロマニアでした。
充実した二泊三日の旅行でした。210キロという距離に不安がありましたが走ってみればいつものクロマニア。なんとかなるものでした。今回の反省点としてはしゃぎすぎ結果後半に脚が売れ切れる苦労しました。ロングライドを上手にこなすコツはペース配分だこれが大きな収穫でした。それからいままで練習といえば多摩川CRと尾根幹がメインでしたが、風張峠や和田峠など峠と名がつくコースも組み込まれるようになりました。大きな成長です。また夏のイベントに向けた練習と大人の走りを覚えたいです。
まあ、私にとっては、元々どういうチームかわかっていませんが(笑)
昨年に続き今年の佐渡も晴天、風なしの好条件に恵まれ、とても気持ちのいいロングライドでした。
佐渡でも、佐久間さん始め皆さんにお会いすることができてとても嬉しかったです。
ありがとうございました。
変態マニア、坂マニア、過激マニアと枕言葉が増えればそれだけ嬉しさも増えるから今後の展開が楽しみです。
陽ちゃん
お互いに完走できよかったです。Miyuちゃんが涙を浮かべてながら歓喜に浸る姿を共有できた陽ちゃん一家が羨ましく感じました。またね