おはようございます。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。
しかし、8月になってから、1日たりとも雨の降らない日がないという、異常(?)な天候が続いていますね。
40℃近い暑さが続くよりは、涼しい方がいいのですが、しかし、暑いときには暑くないと、色々と支障が出て来ます。
イベントや海水浴、地域のお祭り、はたまた農作物の発育(hata農園の出来が心配)など本当に困ったものです。
いつもなら歓迎できない「残暑」も、今年は待ち遠しいかも..、知れませんね。
さて、今年のお盆、皆さんはどのように過ごしましたか。
私は、3年振りに「南部の火祭り」に出掛けてきました。
とにもかくにも、雨天が続いていましたので、関係者の皆様は、本当に大変、やきもきしていたことでしょうね。
「無事に」かどうかは別として、何とか開催の運びとなったことは、何より、何より、本当に良かった。
しかし、当日は、朝から雨が降ったり止んだりで、HPでも駐車場の範囲が制限されるなどネガティブな情報ばかり、実は、行くか行かざるべきか逡巡しておりました。
そんな気持ちを後押ししたのが、前回訪れた際にシャトルバスの添乗員となっていた南部町関係者の女性の「また来てくださいね」の一言、そう言えば「また、来ますね」と約束したっけ、決意は固まりました。
睦合の(株)日本シーズ線の駐車場に車を駐車して、シャトルバスで南部中学の下の神社の鳥居まで送ってもらいます。
そこから、シトシトと雨の降る中、富士川の堤防を越えると会場に到着します。
あに図らんや、会場も堤防の上も人人人、中には、浴衣で出掛けた方々もいましたが、生憎の天気にもめげず、多くの皆さんがお祭りに来ていたのですね、何より、何よりでした。
灯籠流し、投げ松明、大松明に点火されると次は百八体、108カ所に積まれた木材に点火されると、お祭りも最高潮になってきます。
この間も雨は降ったり止んだり、松明の明かりに照らされた山の端や川面、橋の欄干が、霧の中に浮かび上がり、まるで水墨画のようです。
また、下流に向かって点々と、遠近法の絵画のように連なる松明が、雨に滲んで揺らめく景色は、本当に幽玄の一言、感動的です。
何だか、煩悩が落ちた気がします。
そしてお祭りのフィナーレは、打ち上げ花火、上空で花開いた火花の一部が曇の影になって見えなかったのですが、これもまた風情、ただ、最近の花火は、キャラクターものもあり、下から見るのと、横から見るのと、見え方が違いますね、なるほど。
帰りも、シャトルバスに乗って駐車場に向かいます。
降り際、シャトルバスの添乗員となっていた南部町関係者の女性の方が、「今年は雨になってしまいましたが、是非また来てくださいね」と一言、迷うことなく「また、来ます」と約束しました。
良い夏休みになりました、また行かさせていただきますよ。
もうすぐ9月ですね、何となく、バケーションモードから抜け切りませんが、何とか今週も頑張っていきましょう。 藤田佳史