Private Beach

気まぐれな風。気まぐれな話。

奇跡の集積

2009年08月30日 | ドラマレビュー
いよいよ明日から社会復帰です。
インフルエンザ、怖いっす…ほぼ1週間つぶれてしまった。。
そんな中見た連ドラの中で、今までレビューしてこなかった盲点ドラマを。

レビュー vol.64 「王様のレストラン」

言わずと知れた三谷幸喜最高傑作。
ベルエキップというフランス料理店の店内のみを舞台に、
数々の役者がそれぞれ味を出しながらひとつのクライマックスを迎える。

このドラマの凄いところは、
1話毎にその回の「主役」的存在が入れ替わりながらも
回を重ねるごとにキャラ立ちも肉付けされ、
気づいたらある種全員が主役になっている点。
たとえ1話の中で多くの出番が無かったとしても、
ある一瞬のポイントで輝きを見せ、それが強く印象に残る。
そういった見せ方が非常に多い。

一瞬のポイントという点において一番のお気に入りはソムリエの芳賀。
初回のシャンベルタン劇場に始まり、
総支配人の回はひっそりとヤクザになりすまし、
「それはレディではない」…よくわからないアメリカンジョーク、
時にはオーナーと稲毛をたしなめる熱い一面も持ち、
最終回の千石さんに対する「帰って来いよ」にしびれ…

誰もが素晴らしいんだけど、その中でもお気に入りは白井晃ですねw


役者陣の個性を際立たせ、かつ内容も何度見ても面白いと思える脚本。
これを三谷幸喜の最高傑作と言わずして何を言うんだろう
ってくらい、素晴らしい作品だと思います。

ちなみにDVD-BOXだと副音声で出演者のトーク集が入っており、
これがまた絶品、本当に面白いです。8.5

小津先生との再会

2009年08月27日 | ドラマレビュー
今日は「さよなら、小津先生」をさらっと見てました。

過去のレビュー記事もあるんですが、
そのあまりに薄い内容のレビューにただただ驚くばかり…

だから今日濃いものを書くかというとその自信は無く。


今見ると、それこそ「ROOKIES」にも通じるスポ根部活系ドラマなんですが、
なにせそこに至るまでの背景や見せ方が、
通常の不良路線と違ってどこか屈折しているというか現代的な点があって、
王道系のROOKIESと似ても似つかない感じになっており、しかもバスケ。
亜流の道をひた走っていたドラマと言えるのかもしれません。

ただ。
5人が一致団結するまでの過程が結構事細かに描かれているのが興味深い。
しかも、物語終盤ではなく、比較的だれやすい物語中盤に。

こもりのタオル・みゅーの竹刀を焼く場面なんて、
過去の思いを一旦清算し、先に進む決意を持った象徴的シーンで、
何度見ても感動しちゃいます。

そして小津先生の娘である絵里を全員で助けに行く場面。
ここはカトケンの見せ場であるんだけど、完全な団結を築いた局面でここも感動。

その後も、新人戦を巡る小津先生の本音と建前の使い分け。
気づく者、しばらくは気づかぬ者など、徐々に明らかになっていくさまは、
今見てもよくできてるドラマだと思います。

と、最終回まで終わってVHSそのままにしてたら、
なぜか「こんな恋のはなし」最終回の再放送が始まってるしw
松嶋菜々子が若すぎてすごい!

「下りるために、登るんさ」

2009年08月26日 | ドラマレビュー
ご存知の方も多いとは思いますが、
実は今自分の身辺で大変なことが起こってまして笑
まぁその辺の話は追々。
流行の最先端を突き進んでいます。。。



さて今日はDVDで久々に見返したクライマーズハイの話でも。
官僚たちの夏の初回感想でも触れましたが、
ここで採り上げるのは佐藤浩市が悠木を演じていたNHKバージョンです。
映画版も当然見てます。
それぞれ良さはあると思いますが、個人的にNHKのほうが好き。
半端ない存在感の脇役が多いからですかね。

今日気にかかったのは、最初見てた時には何気なく過ぎていったシーン。

「なぜ山に登るんだ?」
と問いかける悠木に対し、安西の回答。
「下りるために、登るんさ」

ここ。

いつもは日航機事故を巡る北関の、数々の思惑や数々のニュースに翻弄される姿、
そしてそれを見事に表現する男くさい役者たちにばかり目がいってたが…

このシーンを改めて目にした時、
ちょっと前に富士登山を経験したからかw
凄く深い意味合いを持つ言葉なんだなぁ~としみじみ思った。

富士登山の何がつらかったかって、まさに「下りる時」だったんで…
登る時に、下りるほどつらさを感じなかったのも、
まさにこんな「クライマーズハイ」状態に自分もなってたからかも。。
テッペン目指してがんばろうぜ~!ってな勢いで、勢いだけで登れたしw

となると、われに返った瞬間は本当にある種「恐怖」状態になる勝負どころで。
実際抜きネタを打つかどうかで迷いに迷った挙句、
クライマーズハイ状態から脱却してしまった悠木は現実的な選択肢をとってます。
その是非はどうでもよく、
まさに「下りるために登る」という安西の言葉は、
勝負どころ・辛抱のしどころでいかに対峙し克服するかという意味で非常に奥深い。
「登るために登る」では半人前。その先を見据えて、ようやく一人前。
いやぁ~安西さん、深いっす。
実際似たような経験をして、そんなふうに改めて感じた次第です。

つくづく、素晴らしいドラマだと思います。
とっかかりが自分の富士登山という、超手前味噌なものですが…



とりとめもない文章で申し訳ないです。
それにしても退屈です…

ベイサイドベースボール

2009年08月23日 | 息抜き
下の静岡ダービーレビュー記事を書いたのが確か15時くらい。
その後、小雨ぱらつく中、そそくさと外へ。

1ヶ月ぶりの草野球。
羽田近くの大井埠頭で、おなじみの公式戦を、おなじみの韓国チームと。

久々の草野球が公式戦
ってケースは最近よくあって、慣れるまでが大変なんだが…
その辺はチームの皆様もご存知で、
今日もセカンドにつかせてもらったわけで。。。

が。
なんか今日はやたらとボールが来た笑


まぁ何とか、最初に来たセカンドゴロ(ボテボテかつ超正面)を、
内心超緊張しながらも、外っ面は落ち着いて捌けたんで、
その後もノーエラーでフィニッシュ!

といっても試合自体は逆転負け。
コリアンパワーをフル稼働させた場外ホームラン連発に沈む…


と、負けたはずなのにわざわざ記事に残しているのは…
やっぱりヒットが出たから笑
右中間に抜けるクリーンヒット!
これが出るんだから、野球やめられないわ!!



のむら見てるか?
そろそろ復帰しても、いいんじゃん??待ってます!

歴史的大勝利! &初勝利

2009年08月23日 | エスパルス
清水エスパルス 5-1 ジュビロ磐田

毎回何か起こる静岡ダービー。蓋を開けてみれば圧勝でした!
この日ほど、ゴール裏にいてよかった!と思えた日はないかも笑

個人的には、
日本平スタジアムからアウトソーシングスタジアム日本平と改名された後、
この聖地で1回も勝ちを見ていないだけに…
この試合とか行ってるのになぁ~)
ものの見事に勝ちに見放されたまま半年経過しようとしている中、
静岡ダービーという特別な試合での初勝利、しかも圧勝劇。

そういえばホームで勝ちロコ(しかも枝テル健太まで!!)やってなかったなぁ~
そういえば王者の旗とか歌ってたなぁ~
そういえば花火も上がるんだったなぁ~

いやぁ~何から何まで久々すぎて段取り忘れてましたw

これで今シーズン、心置きなく観戦できそうです。
あとはシート張りジンクスを打破すべく、6日味スタ参戦しますか。


試合については…誰を差し置いてもイワシ!完璧でした。
イグノ相手に対するちょっかい含め、最終ラインからの縦パスはしびれた。
そしてそれを見事にゴールに結びつけた兵働・オカ。
オカの5点目とか、瞬間、飛び上がってしまった笑

そしてゴールこそ無かったものの、
イチの位置取りを完璧に把握しているヨンセン、素晴らしいです。
もうずっと清水にいてください!

暫定3位に浮上し、次週は2位のフロンターレ戦。
デビュー戦の地、等々力で、勝たせるべくサポートします!!

やっぱり清水といったらねぇ~

2009年08月22日 | 食!!
河岸の市にて、中トロあぶり丼。

コストパフォーマンスは良くなさそうな値段設定だが、
かなりうまい!!

そしてこのあとダービーそしてテンジンヤが控える身としては、
これくらいの量がちょうどいい笑

またしても食べログでした。。

えびP日記 ~負けなかった。が~

2009年08月16日 | エスパルス
清水エスパルス 1-1 アルビレックス新潟

明日が早いので、現地にはいかず、恵比寿フトニクでPV参戦。
(しかし新潟サポが結構多かったのが意外)
PV勝率10割記録は、途絶えてしまいました…
強い気持ちで臨んだつもりではあったが。

ゴールは双方とも素晴らしいものでしたね~
オカのニアヘッド、そこに至るまでの展開と精度。完璧。
そしてマルシオリシャルデスのFKも…敵ながらさすがの精度。



一樹が交代で入れたら…
岡田があんなにさくさくカードを出さなかったら…

と、ないものねだりをすればキリが無い試合でもありましたね笑


ジウトンが退場となった瞬間、
エスパルスにとって非常に難しいゲームになるだろうという予感は感じました。
もともと数的優位に対して本当の優位を築けないチームであり、
かつ退場した選手が、散々穴として突きまくったジウトン。


この状況で後半畳み掛けて追加点を得られるような展開だったなら、
夏場に強いエスパルスもいよいよ本物になったなぁ~と言えるところでしたが。
残念ながらいつも通りのエスパルスで、
(相手を圧倒させる力量に欠けたと言う意味で)成長はありませんでした。


新潟は後半入ってようやくいい形を作ってきて…
それでも崩されない守備は今回も健在で、
結局プレースキックでの失点なら仕方なしすべきか。
守備に関しては今回も集中してましたから。


真希は1枚もらってるタクかエダかどっちかと交替だと思ったが…
まぁ兵働もバテ気味だったからなぁ~


ま、連勝はいつか途切れるもの。
次の京都戦、そしてダービーが、真価を問われる戦いとなりそうです。
ダービーは行くぞ!!

やっばり修善寺といったらねぇ~

2009年08月14日 | 食!!
「今度行くんだけどお勧めの料理屋とかある?」
と、時々言われることがあります。

答えは毎回、ここです。

紅ほうずきのそば!!
(写真はざるそば大盛1050円)



子供の頃から大好きでよく食べてますが、
いまだにここを越えるそばには出会ってません。

帰省したジモティーも、
やっぱりここには顔を出してるようで。
美味いからね。


ただ若干値が張るんで、
お金無いよ~って方には、
2番目に美味しい駅の売店のそば屋をご案内します笑
半額の値段で結構うまいそばが食べられます。


てか帰省したその日に、家に行く前に食べたし…


ごちそうさまでしたっ!!

やっぱり渋谷といったらねぇ~

2009年08月11日 | 食!!
まさかの地震、震度6弱により待機中です。
とりあえず実家は無事みたいで何より。


今日は地震に関係なく行こうと思ってたところへ。


リトルショップ!!


気まぐれを完食できるか心配だったものの、無事フィニッシュ。
サラダとトッピングのチーズが無かったものの、
カレーの美味しさと、700円という破格の値段と、おっちゃんは相変わらずでした笑

また来ますっ!ごちそうさまでした。

バレー漬け

2009年08月10日 | 息抜き
さてさて、3年ぶりの合宿も今日フィニッシュ。

いろいろありましたが、とりあえずバレー漬けでした。
午前午後と動いて、夜は夜でワールドグランプリ見て。
やれ坂下だぁ狩野だぁ…やっぱり大山加奈ですね!

猪苗代は雨ばかりで涼しかったけれど、
体育館で動いてるともうサウナ状態です。


根底を流れていた空気は、今も昔も変わりませんでした。
いつもより真剣にバレーして、いつもより騒ぎながら飲んで…
ただ、感じ方は、やっぱり年月を重ねた分、少し変わっていたのかも。
若さ溢れる後輩の皆様に混じってバレーしてて、懐かしさと同時に…
日常から切り離された空間で無心にバレーできることと、
世代の違う大人相手に普通に接してくれるみんなに感謝していたり。
いいリフレッシュになりました。


まぁ、こんなこと思うのもね…もう歳ですからね笑

朝5時くらいまで飲んでしゃべってなんて、
昔もできなかったんで今も当然出来るはずありません!


そういえば肝心のリーグ戦は何と優勝!
5人しかいないチームだったのに、なぜかサクサク勝ててしまってた。
3年前の夏合宿以来、2回連続2回目の優勝でした。

しかしなぁ~スパイクほっとんど入らなかったし…
初日の夜、寝てる間にしっかり右ふくらはぎ攣ってるし…超痛かった。。
ダメダメな部分もあったけれど、心地よい疲れでよかった。


また行きたいなぁ~って心から思えた合宿でした。

3年ぶり

2009年08月08日 | 息抜き
休みです。



テンション上がりません。。



とりあえず合宿に来てみました。
懐かしの猪苗代で体動かしてきます。

てかちょっと動いただけでかなりの汗が…笑

さいたまでも勝てました!

2009年08月03日 | エスパルス
浦和レッズ 0-1 清水エスパルス


まずはじめに。
おいおい富士山登頂の話じゃねーのかよって突っ込みがありそうですが…
まぁつらかったです。。下りが!ホントに。

筋肉痛も癒えない状態で、翌日は埼スタでした。



カップ戦からの連戦、しかも相手のホームとあってやりづらさはあった。

ただ、前半を見てて、レッズは結局水曜とあんまり変わってないこともわかり…
やはり闘莉王がいないと並のチームですね。
たった一人いないだけで攻撃のアクセントがここまで減退するなんて。
まぁエジミウソンがドフリーを外すあたり、疲労もあったのでしょうが。



清水もチャンスらしいチャンスは少なかったものの、
その中でイチの右サイド突破からエダへのいいクロス、そしてゴール。
正直、一番最初に交替するのはエダかと思っていた矢先の得点で笑
恐れ入りました。さすが埼スタ男。
そしてもう一人ミスター埼スタのじゅんぺーさんは相変わらずでした。
少ない出場時間ながらも1回は決定機がやってくるあたり、
さすがミスター埼スタでしたが。


とにかく。
埼スタで浦和に勝って(しかも無失点)の勝ちロコは気持ちよすぎた。
たとえ筋肉痛で悲鳴をあげた状態の両足に更なる負荷がかかったとしても。

いい形で中断を迎えるので、
とりあえずここまでのMVPヨンセンを休ませてあげたいですね。


あとはアウスタで勝てれば…