Private Beach

気まぐれな風。気まぐれな話。

ケイゾク(映画)と当時の連ドラ

2005年07月26日 | ドラマレビュー
海猿。
ロンハーに気をとられてちょっとザッピング視聴だったんですが、信念と現実の葛藤というか…合ってるか?最終的には腕時計捜索してた。

しょい。
代役出てた~!!そこには何も触れずあたかも最初からいたように出てた!だから何だって話なんだけど、女子部とコーチの対立に続き男子部とも…大変だ。でも見応えはあったと思う。暗くなるまでボートってのはそりゃあ問題になるでしょ。なにせ海の上だし。でもとにかく、来週も見たくなるストーリー。しかし来週は飲酒のとばっちりを受けて特別編。

最後にケイゾク(映画)のレビュー。
朝倉ストーリーはいい加減お腹いっぱい。ここまでくるともはやどうでもよくなってしまう。やはり連ドラ版がクライマックスだったかな。ブレイク手前の小雪を見られたのは収穫か。5.5

白球と夏

2005年07月23日 | 息抜き
昨日の話。
午前中で授業も終わり、久々に体動かしたいと思って向かった先はなぜか東京ドーム。近いくせに全然行ったことなかった後楽園を歩く。バッティングセンターを見に行ったけど、室内にあるせいでホントに天井が低くて断念。
そして神宮へ。

打ち終わって外苑前に向かい、帰ろうとした時ふと聞こえたのは、黄色い声とブラバンの演奏。。
そうか…もうそんな季節か、高校野球。
球場近くまで行ってみたらタダで見られるということでついつい観戦。名前も知らなかった東東京地区2校の試合を。
それにしても神宮かなりせまいな~なんて最初は思ってたら、そこは普段TVで見る機会の少ない第二球場だった。ただ、後で考えたら最初にあそこで高校野球を見てよかったと思う。

入場したとき試合は延長戦に突入したばかり。
おいおい来て早々すぐ終わっちゃうんじゃないか??なんて心配しながらも、まぁ長時間見るために来たわけじゃないしなんて思いながら観戦。
ところが…全然終わらない。しかもメチャメチャ試合が締まってる。両投手は打者をきっちり抑え、守備も当然ながら上手。白熱する両校の応援も間近にひしひしと伝わる。
もうスコアボードに収まりきらない回に突入する直前、ついに試合は終わりを告げる。
その回の表、2アウト3塁で決勝点を挙げることが出来なかった関東一高。その後、高輪高校裏の攻撃。またしても2アウト3塁という攻守入れ替わって同じ状況になり、最後は右中間に抜けるサヨナラヒット。

歓喜に沸くナインと応援団。その一方で落胆の色を隠さず、泣き崩れるナインそして失意の応援団。そして両校に拍手を送る観客全員。

第三者目線で見てた自分は、このコントラストに高校野球のカタルシスを得た気がする。結果として負けを経験しない高校なんてたった1校だけだし。負けて悲しいとか悔しいと感じる心は、野球に限らず誰もが通過する思い(昨日のドラゴン桜もそうだった)。普遍的だからこそ、片方で歓喜の声が挙がっている現場を見るとよけい際立つ。
いいもの見たな~と、ノリで見た割には感動して大満足している自分がそこにはいた。その後広い神宮球場で帝京が勝った試合を見て思ったんだけど、やっぱり第二球場の狭さ、応援団との距離感の近さがさらにその興奮を促したんだきっと。

さよなら、破壊王

2005年07月11日 | 息抜き
橋本真也氏、死去。
享年、40歳。
死因、脳内出血。


まだ40なのに…あまりにも早過ぎる死。肩の治療中とは報道で聞いていたけどまさか。。。訃報に対しての茫然自失の思いと同時に浮かんだのは、かつて入れ込んでいたプロレスという娯楽。

小学校の頃から兄の影響で、馬場イズムに溢れていた全日を少しは見てたけど、本格的にプロレスを見るようになったのは中学の頃。今度は新日で、ちょうど猪木引退の頃。藤波対健介のIWGP見て、一気に火がついた。
それからというもの、土曜の夜はリングの魂→ワールドプロレスリングって流れが定着。プロレスが楽しくてしょうがなかった。単純に面白かった。中学の頃は休み時間に必ずプロレス大会。どうしようもないくらいに、入れ込んでた。

何か理由があったわけでもないけど、高校生活も半分過ぎたあたりから自然と見なくなってしまっていた。そして今。気がついたらK-1やPRIDEといった格闘技が大晦日放送されるくらいメジャーとなる一方、プロレスは深夜枠から抜け出せないし、ワールドプロレスリングの放送時間はいつの間にか短縮されてるし。健介と鬼嫁北斗のブレイクや、大好きなレスラーの中西学がからくりTVに出てたり、天山もバラエティ出てたり…個人の露出は増えてる気がするけど本業は大変な業界。


で、橋本(やっぱり橋本さんとか橋本氏とか書くよりは「橋本」の方が断然しっくり来るんでこっちで)。自分の中では闘魂三銃士のイメージはあまりなくて、むしろ三銃士の中では印象が薄かった。ホントに薄かったのは蝶野だったはずだけど、nWoから続く「黒のカリスマ」のイメージが強い。
橋本は「破壊王」という名とそれに見合った実力を欲しいままにしていた頃とは違い、どこか悩める王というか…器用でない印象が強い。「孤高の天才」武藤や蝶野が華やかに見える中、橋本だけは苦しんでいた。それはひとえに小川直也との名勝負数え唄が頭から離れないからだろう。
あの時橋本は小川と戦う毎に面白いようにSTOをくらいまくり、久々のゴールデンでの放送では「橋本真也 負けたら即引退」なんて副題もつけられ、そして引退のかかった試合でもSTOの嵐にあい、散っていった。天井を見上げる橋本。あの時のやるせなさ、悔しさ、喪失感。。

中3のときに友達と行った1.4東京ドーム大会で、タッグ戦ながらも小川に一矢報いたときのスタンド。割れんばかりの橋本コール。メチャクチャに叫んでる自分。試合を見に行った地区大会にいつも参戦していなかった橋本を遠巻きながら初めて肉眼で見ることが出来た自分は、その時ちょっとおかしかったw
強さを誇りながらも、大きな挫折を味わった橋本はその時、5万近くの観衆から確かに愛されていた。誰よりも声援を浴びていた。絶大な強さを持ちながらも泥臭くあいくるしい不器用な男。

そんな橋本がもういないのが、ホントに信じられないし残念だし、悲しい。
合掌

俳優 阿部寛

2005年07月08日 | ドラマレビュー
レビュー Vol.21「アットホームダッド」
ようやくアットホームダッド全て見終わりました。半額クーポンのおかげで安く収まった。ありがたや。。

毎回面白かったんだけど、それはひとえに
「阿部寛が、家事をしている」
この部分に尽きると思う。
そしてそんな阿部寛のパワーに負けずしっかり味を出す脇の面々。サエコ先生きれいすぎです。篠原涼子は相変わらずすごい女優さんです。
随所に見所満載。基本的に1話完結のストーリーを取りながら、専業主夫として着実に成長してゆく姿が面白かったし見応えあった。一度主婦を経験している妻(篠原涼子)に、主婦ってこんなにも大変なんだよ~と言われると途端に反論できなくなるシーンが笑えたし、効果的だった。説得力あるからストーリー展開に箔がつく。6.5

そしてスペシャル版。
かつて杉尾さん(宮迫博之)から教わった主夫のノウハウを、今度は新婚の健二(永井大)に伝授する阿部寛。連ドラ版のシーンを見事に踏襲+細かく発展。そして後半の講演会は今までの集大成。連ドラ版と変わらず楽しめた。今後もスペシャルやる可能性あり??6.5

阿部寛の連ドラで見たことあるヤツは…思い出す限りだとHEROとか逃亡者とか、あと週末婚ぐらいか。。アンティークにも出てたけど全部見てなかったし、TRICKに至ってはほとんど未見。
こうやって見ると、見た目かっこいいのに実はオトボケって感じの三枚目の役が多い。で、そんな役だと思いのほかハマるパターンかな。そのオトボケの最たるのがアットホームダッドだったり。。

そしてもう一つのパターンとして、三枚目とは関連の薄く、意外性を意識させず「徹底したキャラ」で押す役もまたハマってることがある気がする。この前の「空中ブランコ」もそうだったし、今日からスタートした「ドラゴン桜」もそう。強気キャラでとことん押す。似合う。

ドラゴン桜はね~
毎週楽しみになりそうなドラマじゃないすか!これから漫画にも出てきたノウハウが出てくるとなると。。面白くなりそう。ただハセキョーがバカっぽく見せてるのは、設定の上とはいえ、Mの悲劇のイメージがある自分としては複雑です。

ドラマ化で、また電車内でカバーをかけて漫画を読むオバサマたちが増えてゆくのでしょうか??かつて明大前で見かけたときの衝撃ときたら…影響力は計り知れない。

2005年夏ドラマ展望

2005年07月04日 | 息抜き
シーザリオ勝ったか…このままだとスペシャルウィークの代表産駒となりそうだね。。それにしても福永祐一は牝馬にツキまくってるな今期は。

夏ドラマ展望です。もう始まってるのもあるけど。

最後まで見ようと今は思ってるドラマ
●ドラゴン桜
阿部寛のハマり具合がどんなものか見たい。どれだけぶっ飛んだ内容のドラマなのか?TKBも関与してることだし。これは見てみたい。

とりあえず最初は見てみようと思ってるドラマ
●スローダンス
月9ですね。今日スタート。月9は個人的に脱落しやすいドラマが多いのでこの位置で。でもなんだか楽しそうな雰囲気はする。
●海猿
この前の映画が意外と面白かったから見てみようかな。。
●がんばっていきまっしょい
これもとりあえず。海猿見たら流れで見てみたい。
●おとなの夏休み
水曜のこの時間は意外と見てしまうことが多い。内容は知らん。
●電車男
木曜というのが何ともいえない…どうなんでしょ?


最後まで見ようと思ってるドラマが今のところ1つしかないっつーことは、今期はドラマに対するモチベーションは低いということか??忙しくなりそうだし。とか言いながら結局全部見てしまいそうだからよくわからん。。。

たまには単発

2005年07月03日 | ドラマレビュー
休日ドラマレビュー(SP、単発編)

・深夜特急
TSUTAYA半額キャンペーンで借りたやつ全三巻。本に忠実というわけではなくオリジナルも多少入ってる。本では印象の薄かったマレーシアのペナン編が最高に面白かった。旅先の交流を映像で見せると、大沢たかおよりも相手のキャラクターについ目がいってしまう。それだけ魅力的な人物が多かった。5.5

・ケイゾク(テレビスペシャル)
こちらも半額で借りたヤツ。返却日に図書館のmacで見る。推理部分と朝倉部分がいい具合に混ざってて結構面白かった。そして最後の屋上シーンはドラマ最終回の名シーンと双璧を為すくらい圧巻だった。血しぶきをまともに受け壮絶な顔の中谷美紀。そして最後の最後に修復された記憶。映画版も借りないと…6.0

・黒革の手帳スペシャル 白い闇
なんだあれ?せっかく録画までして期待したのに、何だか裏切られた気分。枠が土ワイだからってなぜサスペンス調にする必要があるのか。まぁドラマ時代の出演者がチョイ役での登場にとどまり単にドラマの流れをなぞるだけの総集編ではなかったのは良かったけど…手帳をもとにゆする元子をまた見たかったわけで、殺人事件を稚拙なトリック(そもそもトリック自体あったのかも疑問)で解決するような元子は見たくない。久々に小林稔侍の楢林院長が見られただけよしとしよう。3.5

やはり土ワイは、家政婦は見た!に限りますな