Private Beach

気まぐれな風。気まぐれな話。

一週間分のドラマ&その他諸々をまとめてキャシャーン!

2005年08月20日 | ドラマレビュー
▽海猿(8/16放送分 録画)
不審船を射撃、そして沈没。仙崎のみならず池澤も、治安を守るという仕事と人を殺したっていう倫理観の葛藤があった。それにしてもこのドラマ、男臭さが色濃くうつる海保の部分と恋愛シーンの多いオフの部分のバランスが絶妙ですごい。今回の結末もこれしかないという具合にその二つが混合されたいいシーンだった。B'zの主題歌バッチリだね!

▽がんばっていきまっしょい(8/16放送分 録画)
相変わらず。貧血でダウンした悦ネェ(鈴木杏)に替わりキャプテンとなったリー(相武沙希)はしっかり仕事してた。でもダイエット中のイモッチ(藤本静)の苦しい表情に気づかず、それに練習見学中気づいた悦ネェが練習を中断させチームを説得したら、なんだかんだで結局悦ネェがキャプテンとして元の鞘に納まってたというストーリー。悦ネェは相変わらずグダグダだし、何かあの一連のシーンでやっぱりキャプテンは悦ネェだね!ってのもね…ちなみにイモッチ役の人、27歳だそうです。高校生の役やってます。

▽電車男(8/18放送分)
最初の頃って、いわゆる「粗」の部分が目立ちすぎててちょっと違和感あったけど、今はもう無い。きっと粗を出すコミカルシーンの主役が山田からネットの住人たちに変化して(ネット住人たちのキャラ設定が明らかになった結果として)面白さが持続してるんだろうな~絵に描いたような三枚目の豊原功輔、そしてこちらも絵に描いたように裏で山田をかわいがる陣釜さん。ベタでいい!

▽女系家族(8/18放送分 録画)
初めて見た。といっても、親が録画してたのを勝手に見てみただけ。今原作読んでるけどまだまだ最初の部分だから、遺産争いが佳境に入ってるかもしてない中盤を一回見たところでわかるはずもなく。

▽ドラゴン桜(8/19放送分)
確かに、人に教えることで(それを前提にこっちが勉強することで)それが自分にも理解の促進につながるケースってよくある。メモリーツリーの話。そして東大模試。予告見ると案の定散々な結果になって逆ギレしてるみたいだけど、どう展開するのか楽しみ。模試とかね…そんなに上手く行くはずないし(実証済みorz)いつだかの模試では試験会場のあった街で夏祭りとバッティングして花火舞う中リスニング問題に取り組むという非常にシュールな状況で受けたことあった。懐かしい。関係ない。。

▽来期ドラマ情報
月9は伊東美咲がキャバ嬢になったり、野ブタ。がドラマ化されたりとちょくちょく情報が出てますが、最大の注目は玉置浩二が久々に連ドラに出るってこと。しかも今回もいい人路線らしい!これは見るしかない。

そして玉置浩二の名ドラマといえば…
レビュー Vol.24 「こんな恋のはなし」
以前紹介した「コーチ」と共に玉置浩二の存在感が光ったドラマがこれ。主演は真田広之。ヒロインはブレイク直前の松嶋菜々子。ビデオ化もDVD化もされていない名作ドラマ。フジの木曜10時にやってました。
大財閥原島グループのトップである原島修一郎(真田広之)は再開発プロジェクトの名のもと下平孝之助(玉置浩二)や藤村香織(松嶋菜々子)の住んでいた団地を買収し、地域住民から血も涙も無い男と揶揄される。しかし実は孝之助は買収前に病院で原島と会っていた。グループの会長とは露知らず。ここでは植木屋と身分を隠していた原島は孝之助や香織との出会いを通じてそれまで全く信じていなかった友情や愛情を受け入れるようになる。しかし、植木屋が原島だとバレ、原島も余命幾ばくも無い重病に侵され…ってのがかいつまんだあらすじ。合ってるかな?
ファンタジー色の濃いおとぎ話ですが、心温まる。キャストもみんな最高です。ラストも後味すっきりです。素晴らしいドラマです。どっかで見る機会があればいいんだけど…8.0

一週間分のドラマをまとめてズドーン!

2005年08月13日 | ドラマレビュー
▽海猿(8/9放送分 録画)
不審船騒動。しかしそれが結末を迎えるのは来週。。今週は前半部分だったわけ。池澤がバディとして仙崎をしっかり指導したり、時任三郎と布施博の関係がわかったり、得るものはあったが…来週を待てということか。それにしても不審船を目の前にして仙崎は…うだうだ言ってられる状況じゃないんだから腹をくくれw

▽がんばっていきまっしょい(8/9放送分 録画)
主役の悦ネェは、またしても子供じみたというか周囲を考えない行動に出てしまって結局共感できないまま1時間終わってしまった。で、自分がまいた種が、他人に救いの手を差し伸べられる形で解決となるのも…主役のキャラがこれじゃあますます逆効果なパターン。OB会で小日向さんがしみじみ語るシーンはよかったのになぁ~まぁいろいろ話題になったから、ここまで見ちゃったからには最後まで見る予定だけど。

▽電車男(8/11放送分)
そういえば先週は完全に忘れていたこれ。久々に見たら、陣釜さんは山田が電車男だということを知ることになったのか…あまりにも上手く行き過ぎていた展開についに変化をもたせるオタク暴露。うん、面白くなってきた。ネット住人たちのコミカルさが段々ボディーブローのように効いてきてこっちも面白い。

▽ドラゴン桜(8/12放送分)
今日は過去の放送の中でも一番漫画らしい展開に溢れた回だったと思う。展開のぶっ飛び具合が。阿部寛も、絶対に楽しんで演技してるよな~って雰囲気が感じ取れる吹っ切れ具合でいい!それにしても井野が社会科教師って??どうなっちゃうんだこれ?


ついでにもうひとつ。
レビュー Vol.23「黒革の手帖」
一応リアルタイムで見てて過去にもこのブログで少々言及してるものの、最初から見てたわけじゃなかったので、前半をDVDで補完した今レビュー。松本清張原作で、昨年冬そこそこ話題になった米倉涼子主演の作品だったけど、弟の放送や日本シリーズなどで放送回数がかなり少なかった、ある意味恵まれなかったドラマ。
釈由美子の関西弁の是非とか、前時代的なBGMとか、そういう部分には目をつぶっても十分面白いドラマ。主演の米倉涼子のみならず、小林稔侍や津川雅彦・仲村トオルなど個々の役者がしっかりと味を出していてどれもハマリ役。原作が救いようの無いくらいに暗い結末だったものの、ドラマでは元子らしく這い上がってきた段階で終わっていたのは高評価。しかしラストのラスト、警察に追われる元子のシーンは蛇足。6.0

吉祥寺漬け。そしてバツ彼

2005年08月03日 | ドラマレビュー
レビュー Vol.22「バツ彼」

今日は吉祥寺をぶらぶらして買い物とかしたわけなんですが、せっかくバツ彼を見てるということで、ロケ地巡りをしてきました。そう、かなり近いんだよね~井の頭公園。もうこれだけでポイント高し!
ちなみに写真撮ってブックマークに加えといたんでヒマな人は見てみて。ついでにかつてのHPで一番力を入れたコンテンツだった高校教師ロケ地巡りの残骸も入れといたw

さてさて、バツ彼ですよ。
今思うと、昨年見なかったのが残念だし、何よりもこんな近場でロケしてたのに現場見られなかったのも…無念。

決してストーリー展開で視聴者をぐいぐい引き付けるような類のドラマではなく、終わった後に特別何か印象が残るようなドラマでもないんだけど、とりあえず60分楽しめたな~と、かなり楽な気持ちで見ることが出来ちゃうんです。それこそ、何かしながらでも。クドカンのドラマじゃ、こういう見方をしてると確実に置いてかれる…
まぁ60分集中させて見させるドラマは、内容が良いと思えばそれだけ印象に残って評価も高いけど、逆のパターン(単に疲れて損するだけ)も多いし。

キャスティングは決して派手じゃないものの、それぞれが登場人物のキャラにきっちりハマっていていい!展開もまたわかりやすい。ただそういったキャラ設定がしっかりしてる分、気にならないし、むしろ予想通りだと笑って楽しめる。

高嶋政伸が視聴者からは受け入れられにくいだろう堅物な陽平役を演じてるわけですが、ホントに堅物っぽく振舞ってるからドラマの肝となって大活躍してます。あと全編通して声がデカすぎですw きっと近所迷惑です。
そんな陽平の近所に引っ越した夏樹役の真矢みき、目を引き付けるいい演技で地味ながらすごいです。
そして高橋克典。ホントにチャラく見えてしまうからやっぱり上手いんだな~
ただ稲森いずみは、役の上で葛藤があったからそれが反映されちゃってキャラがしっかりしてるってわけにはいかなかったかも。

気楽に見られるベタなドラマ。
連ドラって、こうあるべきかな…6.5