近代文明の弊[自分を見つめ]

無知で幸せな私が考える世の中

拉致問題を考える

2017-11-17 11:39:55 | 日記
拉致被害者の救出。ほんとに可能なのか? 

この拉致問題は日本と北朝鮮の問題だ。他の国でも北朝鮮に拉致されたと思われる人たちは大勢いる。この人たちの問題ではなく、日本人に限定した問題として主張してきた。世界にはもっと過酷な状況で過ごしている人々がいる。自国民のことだけを主張して国際世論の賛同を得られるのか。今までのやり方の延長線でどれだけ、各国の支持を得られるのだろうか?

米大統領と拉致被害者家族が対面しようと何も変わらない。対北朝鮮に何も影響を与えない。(米国にとって、世界情勢にとって、大したことではない)拉致問題で何が変わるというのか。
日本国は今まで何をしたのだろうか。脅しにならない脅し。後ろにご主人様がいて、庭先で吠えるイヌ。

どうすれば救出できるか誰も計画がない。解決しようとの決意がない。交渉できない。相手・北朝鮮が見えない。理解できていない。

交渉するなら、北朝鮮への多大なる援助する(身代金)案は? 『人命は地球より重い』。1977年の福田赳夫首相の言葉です。ダッカ発生した日本赤軍による日航機ハイジャック事件で、犯行グループから高額の身代金と服役中の犯罪者を解放するよう要求され、乗客の命と引き換えに身代金を払い、犯罪者を解放した、その時の言い訳です。政府はそこまでできたのです。

交渉できなければ残るは実力行使だ。北朝鮮は不法に拉致したのだから。正義をかざし実力で奪い返すしかない。証人はいる。
救出作戦! 解決にはこれしかない。拉致被害者を救出するため北朝鮮に実力行使する覚悟が「日本国民」にあるのだろうか? 命がけとは、日本国民全員の命を懸けてでも拉致被害者を救出するということ。

独自で、戦争も辞さない覚悟で対処しなくてはいけないのではないでしょうか。
日本国憲法には第十三条に「すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。」
拉致被害者を救出する義務が日本国にはある。そのためには戦争も辞さない交渉をするべきでしょう。
他人事のように拉致被害者問題を考えている人たちよ。自分の家族だったら戦争してでも奪還してほしいと思うでしょう。

だが相手は強力な武器を保持している。
戦争すれば日本は負けるでしょう。甚大な被害が発生するでしょう。

打つ手なしか。