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動画・音声・インタラクティブ性などで織り成す新スタイルのマンガ制作日記

アトム育ち、ドラえもん育ち。

2016-02-09 22:18:52 | EPUB3版制作日記

昨年末にやっとモーションコミックをEPUB3形式で作る目処がついて、その後ガンガン描き出すのかと思いきや、またピタッと止まってしまいました。

先日、そろそろ制作に取り掛かろうとストーリーをざっくりと考え、主人公のロボットのデザインをし始めたところです。上の画像がそのロボットのラフスケッチ。

まだ細部がかっちりと決まってませんが、大体こんな感じになる予定です。

以前、ブログに書いていた「ロボティクス アトム研究所」というアイディアはとりあえず置いといて、その前段階から描くことにしました。

今の時代ならではのロボットマンガってやっぱりあると思うんですよ。電子書籍が何回かのブームの後にやっと立ち上がったように、人工知能も冬の時代を経てようやく現実的な状況になってきて期待感が高まってきています。無理やり電子書籍と人工知能を結び付けてしまった(o^皿^o)ゞ。

同時に、人工知能が人間を超越する瞬間(シンギュラリティ)を懸念する科学者達がそのような技術に反対したりする今日この頃。なかなか面白い状況じゃありませんか。

アメリカ人は、人間を超越したロボットが人間を支配するというストーリーが好きですよね。そしてロボットに支配されたディストピアな近未来を舞台に、地下に潜んだ主人公が人間の世界を取り戻すべく果敢に立ち上がるというような。

でもアトム育ちの日本人は、ロボットは友達という感覚なんでしょうか。日本人といっても、アトム育ち、マジンガーZ育ち、ガンダム育ち等、世代によって違うと思いますが。あとドラえもん育ちも...。

果たしてAIロボットは多くの日本人がなんとなく思っているように友好的なのか、それともアメリカ人が恐れるように暴走しうる恐怖の存在なのか。

2045年まで待たなくても、けっこう早く結論がでそうな気がします。